見上げれば瀬戸大橋!香川「与島」で島歩きを楽しもう

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見上げれば瀬戸大橋!香川「与島」で島歩きを楽しもう

見上げれば瀬戸大橋!香川「与島」で島歩きを楽しもう

更新日:2018/10/18 17:42

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

本州と四国を結ぶ瀬戸中央自動車道の瀬戸大橋の「与島」には、海上で唯一のパーキングエリアがあります。それが与島パーキングエリア。じつは、パーキングエリアから徒歩で島の集落に行くことができます。真下から見上げる橋、民家の屋根の上に建つかのような橋、さらに瀬戸内の美しい海と島々の風景も印象的。パーキングエリアからちょっと離れて、与島の絶景ウォーキングを楽しんでみませんか。

与島第一駐車場「展望広場」からウォーキングに出発しよう

与島第一駐車場「展望広場」からウォーキングに出発しよう

写真:モノホシ ダン

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与島パーキングエリアから、島の集落へ行くには、与島第一駐車場の南端の展望広場から二箇所、集落へ抜ける道があります。ウォーキングの前に、とりあえず第一駐車場の売店やフードコートのある「与島プラザ」のインフォメーションで、与島散策マップを貰いましょう。

なお、パノラマ広場に行く途中には、テレビ朝日系列の人気バラエティ番組『ナニコレ珍百景』で、香川県の珍百景に登録された「ヘビに見える木」があります。よく見てみると、ホントにヘビが獲物を飲み込もうとしているようです。

与島第一駐車場「展望広場」からウォーキングに出発しよう

写真:モノホシ ダン

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展望広場の南端から、集落につながる道は、案内看板もなにも立っていません。しかし、よく探せば見つけることができます。集落に行く道の途中では、橋の下をくぐったり、細いトンネルを通ったり……なにか未知の世界にいくようなワクワク感を味わえます。

与島第一駐車場「展望広場」からウォーキングに出発しよう

写真:モノホシ ダン

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与島には、穴部・浦城・塩浜の3つの集落があり、展望広場からの道を進むと、最初に、穴部集落に出ます。穴部集落は、強い風を防ぐ石の壁や岡山の倉敷を思わせる「なまこ壁」の蔵があり、橋と橋脚がすぐ近くに見えます。

海岸にいたる道には、水道が通るまで貴重な水源だった共同井戸があります。与島は、かつて採石業が盛んだった島で、その名残として、石切用ノコの歯が井戸のフタとしてそのまま利用されています。

与島のシンボル「鍋島灯台」

与島のシンボル「鍋島灯台」

写真:モノホシ ダン

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海岸に出ると、そこが与島港穴部泊りです。島のどこからでも見ることのできる瀬戸大橋ですが、とくにここからの景色は雄大。右に瀬戸大橋、中央に香川県坂出市の番の州コンビナート(正式名称:番の州臨海工業団地)、左手に鍋島灯台と、付近一帯にフォトスポットが目白押しです。

与島のシンボル「鍋島灯台」

写真:モノホシ ダン

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鍋島灯台は、1872年(明治5年)に、日本灯台の父と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により設置されました。瀬戸内海で最も古い近代灯台で、約150年間にわたって、1日約500隻の船舶が航行する備讃瀬戸航路の安全を守ってきました。鍋島灯台の光り方は、赤と緑が交互に光る、不動互光(ふどうごこう)です。

与島のシンボル「鍋島灯台」

写真:モノホシ ダン

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鍋島灯台は、JR瀬戸大橋線からも見ることができます。本州から四国に渡る際に、与島にかかる時、車窓の左側に見えてきます。なお、鍋島灯台は、普段は安全のため立ち入り禁止ですが、年に一度、灯台の日(11月1日)前後の日に一般公開されています。(一般公開の日程は海上保安庁のウェブページ参照)

浦城バス停留所の待合室がカッコいい

浦城バス停留所の待合室がカッコいい

写真:モノホシ ダン

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穴部から海岸線沿いに進んでゆくと、3つの集落のひとつ、浦城です。民家の屋根の上に建つような北備讃瀬戸大橋(全長1611m)の主塔の構図が面白く感じられます。ちなみに、与島側の主塔の高さは175mです。

浦城バス停留所の待合室がカッコいい

写真:モノホシ ダン

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与島港浦城泊りから、鍋島灯台と瀬戸大橋の風景も絵になります。浦城は、与島で一番人がたくさん住んでいる地区で、坂出市役所の与島出張所や郵便局、さらに与島駐在所もこの地区にあります。

浦城バス停留所の待合室がカッコいい

写真:モノホシ ダン

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浦城バス停留所は、JR坂出駅方面からやってくる、琴参バス瀬戸大橋線の終点となっています。バス停留所の待合室は、船舶のキャビンを利用したもので、とても味わいがあります。中に入って椅子に腰掛けると、まるで船室にいるような気分になります。

まるでグランドキャニオンのような与島の採石場跡

まるでグランドキャニオンのような与島の採石場跡

写真:モノホシ ダン

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浦城地区で瀬戸大橋の景色を楽しんだら、塩浜集落から与島第二駐車場を通って、川沿いを北上し、島の北端にある採石場跡へ向かいましょう。与島第二駐車場は、1988年(昭和63年)の瀬戸大橋開通当初、リゾート施設があったところです。

大型レストランに大規模売店、瀬戸大橋遊覧の観光船やヘリコプターが発着し、駐車場には、えんえんと車列ができるほど賑わった時期もありましたが、ブームは長続きせず、残念なことに施設は閉鎖され、建物も取り壊されてしまいました。

まるでグランドキャニオンのような与島の採石場跡

写真:モノホシ ダン

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与島の採石場は、江戸時代の初期に、江戸幕府の御用丁場のひとつとして、大坂城再築のための採石も行われました。その後、明治から昭和にかけて採石業が興り、最盛期には約30もの採石業者があり、与島の一大産業となっていました。その採石場跡に架かる瀬戸大橋は、まるで山から橋が生えているような不思議な景観を見せています。

まるでグランドキャニオンのような与島の採石場跡

写真:モノホシ ダン

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採石場跡からは、瀬戸大橋を走行する列車を間近に見ることができます。与島第一駐車場にある与島プラザでは、瀬戸大橋の列車通過時刻表を掲示しているので、お気に入りの列車がやってくる時刻をチェックしておきましょう。

採石場跡からの瀬戸大橋は必見

採石場跡からの瀬戸大橋は必見

写真:モノホシ ダン

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採石場跡から、岡山方面への瀬戸大橋の眺めは絶景のひとこと。与島橋から岩黒島橋、櫃石島橋、さらに下津井瀬戸大橋まで見ることができて、思わず感嘆の声を上げずにはいられないでしょう。

採石場跡からの瀬戸大橋は必見

写真:モノホシ ダン

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岩黒島橋(全長792m)と櫃石島橋(全長790m)は、優美な斜張橋。2つの橋が作る姿は、白鳥が羽を広げた姿にたとえられています。

採石場跡からの瀬戸大橋は必見

写真:モノホシ ダン

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さらに、2つの斜張橋の彼方に架かる下津井大橋(全長1447m)は、瀬戸大橋の最北端にある橋です。背後にそびえる岡山県の鷲羽山にはレジャーランドやホテルがあります。採石場跡から、美しい瀬戸大橋の絶景を心ゆくまで満喫してください。

帰路は、川沿いの道を歩いて第二駐車場の西側の道を通り、料金所のゲートに出ましょう。そこに「バスストップ入口」と刻まれた石碑が立っているので、そこを入り、階段を上ってゆくと第一駐車場にある路線バスの「与島パーキングエリア停留所」に出ます。ご紹介したコースの散策時間は、第一駐車場から約2時間30分もあれば充分です。

このように、瀬戸大橋で唯一のパーキングエリアがある与島は、第一駐車場から少し移動するだけで、そのまま島歩きを楽しみながら、普段見ている瀬戸大橋とはまったく違う光景を見ることができます。「与島プラザ」のフードコートでの昼食をはさんで、午前中でも午後からでも歩いてみてはいかがでしょうか。素晴らしい絶景が待っていますよ。

与島パーキングエリアの基本情報

住所:香川県坂出市与島町
電話番号:0877-43-0502
アクセス:
JR坂出駅前から琴参バス(瀬戸大橋線)で約16分
JR児島駅前から下電バス(瀬戸大橋線)で約30分
(バス運賃:JR坂出駅前から与島PAまで大人520円、JR児島駅から与島PAまで 大人400円)
※車利用の場合は、瀬戸大橋与島PA第一駐車場利用

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/14 訪問

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