更新日:2014/03/27 13:24
大阪府の堺・岐阜県の美濃・長野県の南信州・静岡県の富士山、伊豆・東京の各ステージの順番で、全6ヶ所で行われる「ツアー・オブ・ジャパン」。日本で唯一、都道府県にまたがって行われるロードレースで、日本の「ツール・ド・フランス」とも言われています。
日本を代表するレースの第5戦目となる伊豆ステージが、毎年伊豆市のサイクルスポーツセンターで開催されます。
1チーム6人で編成され、昨年は国内外から16チームが参戦。国際自転車競技連合(UCI)のプロチームも出場し、レースクラスがアップした熱い戦いが繰り広げられます。
団体総合時間で、勝ち負けが決まるので、チームワークが望めないと勝てない競技です。
伊豆ステージは、どのステージよりもアップダウンが激しいコース。このサイクルスポーツセンター前のコースは、2キロ以上の下り坂で、時速70km以上の猛スピードがでるところ。迫力あるスリリングなレースが見られ、あまりの早さに、選手を追走するメカニックの車が、コーナーリングで「キュルルルッ」とタイヤを鳴らしながら走行する姿は圧巻で見ものです。
伊豆ステージは、サイクルスポーツセンター内特設コースや、競輪学校内の管理道路、市道などを回る周回レース。1周12.2kmを12周、合計146.4kmを走ります。
スタート・ゴール地点があるメインスタンドは、観戦するなら、やっぱり見ておきたい場所。最も近くで選手を応援でき、レースの実況も行われているので、レース展開を知ることができます。
スタート・ゴール地点に辿り着く前は、過酷な登り坂があるので、選手にとってもここからの応援は、きっと励みになることでしょう。
レース終盤になると、ゴールの瞬間を一目見ようとたくさんの人が集まってくるので、見逃さないためにも、早めに場所を確保した方がいいですよ。
見えにくい場合は、メインスタンドの観戦スタンドをお勧めします。観戦スタンドは、高い場所から見下ろせ、屋根付なので日射しも気になりません。
まるで、UFOのような形をした「伊豆べロドローム」。サイクルスポーツセンターのすぐ目の前に建つこの施設は、日本で初めて250m木製トラックがある屋内型の自転車競技ドーム。国際自転車競技連合公認規格を満たした本格的な自転車競技場です。
「ツアー・オブ・ジャパン」の開催に合わせ、「サイクルフェスティバル」のイベントとして開放され、ここで体験走行ができたり、ドーム内を見学することもできます。
これが、国内初となる伊豆べロドロームの中にある250m木製トラックです。
路面が木で出来ているので、摩擦が少なく音も静かで、スピードも出やすいそうで、このトラックは、北京オリンピック競技大会のトラックを手掛けたトップデザイナーの設計だそうです。屋根の骨組みや、滑らかなトラックの形が美しく綺麗です。
ここで、自転車競技国際大会や世界選手権が行われたり、自転車のプロの選手が合宿をして練習したりして、普段は一般の人がこのトラックで走行することは、あまりありません。
でも、サイクルフェスティバルが行われているこの日だけは、一般の人も走行することができるので、是非チャレンジしてみて下さいね!
料金は無料ですが、トラックの最大傾斜は約45度あるので、少し勇気と自転車のスピードがいるかもしれません。
「ツアー・オブ・ジャパン」が開催される日、サイクルスポーツセンターは、入園料が無料になります。園内は、メリーゴーランドのような「サイクルゴーランド」、自転車でレールの上をこいで進む「サイクル電車」、時速40kmのジェットコースター「サイクルコースター」など、小さなお子様から楽しめる乗り物がたくさん!
乗り物は有料ですが、手頃な料金で楽しめます。お子様連れで、お子様がレース観戦に飽きてしまったとき、遊ばせてあげることができます。
乗り物で迷ったときは「サイクルUFO」がお勧め。ペダルをこぐと「CYCLE UFO」と書かれた円盤も回る不思議な乗り物。景色も楽しめ、1周こげば、30キロカロリー消費できてしまいます。
樹脂製のドームの上をトランポリンのように跳ねて遊べる「ふわふわドーム」や、高さ約5mの国内最大級の「ジャングルジムFUJISAN」など、この春から新設したアトラクションもありますよ。
サイクルスポーツセンターのメインスタンド付近では、スポーツバイク展示・試乗会が行われ、入園ゲート近くでは「ツアー・オブ・ジャパン」のパンフレットなど、レースの関連グッズが販売されています。今年だけの限定商品もあるので、記念にいかがですか。
【17th TOUR OF JAPAN】
開催日:平成26年5月24日 土曜日
会場:サイクルスポーツセンター
※詳しい内容は下記の【MEMO】よりご覧下さい。
「ツアー・オブ・ジャパン」のレース中、コースへの立入や道路の横断は禁止になるので、ご注意下さい。
レース当日は、多くのファンで混雑するので、会場へは公共機関の利用をお勧めします。
伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」より無料のシャトルバスが運行されます。
第5戦目が行われる伊豆ステージは、ツアー終盤の山場。海外のトップレーサーと競い合う、見応えのある熱いレースを、目の前で観戦してみてはいかがでしょうか?
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