「ホテルメトロポリタン高崎」D51ルームの鉄オタ仕様がガチすぎる

「ホテルメトロポリタン高崎」D51ルームの鉄オタ仕様がガチすぎる

更新日:2018/10/25 11:22

羽田 さえのプロフィール写真 羽田 さえ 熊本在住ライター
SLみなかみなど人気のD51形蒸気機関車(デゴイチ)の発着駅であるJR高崎駅。駅直結の「ホテルメトロポリタン高崎」には鉄道ファン必見のD51 498ルームがあります。トレインビューのツインルームはとにかくD51尽くし!決して雰囲気だけではなく、こだわり抜いて作られたガチの鉄道ルームです。原寸大のD51を模した壁紙に、客室内で楽しめるオリジナルSLコンテンツやお土産グッズ、特別ディナーまで揃います。

扉の外からもうSL!デゴイチルームって?!

扉の外からもうSL!デゴイチルームって?!

写真:羽田 さえ

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JR高崎駅は上越線(高崎駅−水上駅)の「SLぐんま みなかみ」、信越本線(高崎駅−横川駅)の「SLぐんま よこかわ」と、2つの蒸気機関車の始発駅。
蒸気機関車の代名詞とも言える「デゴイチ」を五感で体感するというコンセプトで、ホテルメトロポリタン高崎の「D51 498ルーム」は作られました。通称デゴイチルームと呼ばれ、最上階の1室だけの特別室です。部屋番号は、なんとD51 498!塗装も通常の扉と異なり、SLらしい黒が使われています。

扉の外からもうSL!デゴイチルームって?!

写真:羽田 さえ

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客室の壁紙は、はっとするほどの黒。窓にも黒いロールスクリーンがかけられ、D51の色合いそのものの室内です。壁面に原寸大のD51の車体がプリントされており、SLのリアルな大きさを体感できます。

扉の外からもうSL!デゴイチルームって?!

写真:羽田 さえ

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室内には、鉄道好きにはじわじわ来る仕掛けがたくさん散りばめられています。
じわじわポイントのひとつが、クローゼットや食器棚に貼られた「架線注意」の文字。ほかにも「荷物室」と名乗るクローゼットや、D51の座席シートをモチーフにした椅子など細かいネタが満載です。その他のじわじわポイントは、実際に宿泊して探してみてください!

すみずみまでD51を体感できる室内

すみずみまでD51を体感できる室内

写真:羽田 さえ

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大迫力のD51のプリントに目を奪われがちですが、ベッド周りはくつろぎ仕様。ゆったりとした120センチ幅のベッド2台が並ぶハリウッドツインで、カップルや添い寝の子連れファミリーでも快適に過ごせます。

すみずみまでD51を体感できる室内

写真:羽田 さえ

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水回りもD51ルームだけの特別仕様です。バスタブや洗面台、トイレなどは通常の客室と同じつくりですが、バスタブ脇の壁面には大きなD51のプリント。シャワータイムもSLと一緒に過ごせます。

すみずみまでD51を体感できる室内

写真:羽田 さえ

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トイレ側の壁は小さなギャラリースペースになっています。さまざまなパーツのアップから、なんと整備日誌まで、かなり通好みな写真が並んでいます。

オリジナルコンテンツを迫力の大画面で鑑賞

オリジナルコンテンツを迫力の大画面で鑑賞

写真:羽田 さえ

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D51ルームらしさは、客室のしつらいだけではありません。動画、静止画を合わせたD51ルームのためだけのオリジナルコンテンツが用意されています。

オリジナルコンテンツを迫力の大画面で鑑賞

写真:羽田 さえ

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ベッド正面に置かれているのは60インチの大画面。SLの検修、出庫、連結、出発、走行、転車台という6つのシーンの動画を高音質で鑑賞できます。もちろんテレビとして使うことも可能ですが、SL動画をエンドレスに見続けるゲストも多いのだとか。

オリジナルコンテンツを迫力の大画面で鑑賞

写真:羽田 さえ

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さらにもう1台のモニターでは、タブレットと連動した写真コンテンツを見ることができます。D51の運転台の内部や、車体の下から撮ったアングルの写真など、乗車しても見ることができないレアな画像を360°動かしながら楽しめます。

トレインビューとオリジナルグッズにも注目

トレインビューとオリジナルグッズにも注目

写真:羽田 さえ

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D51ルームは、在来線から新幹線まで次々に列車がやってくるトレインビュー。さらに週末の朝には、出発するSLをお部屋の窓から眺めることも可能!駅に隣接する立地ならではの嬉しいポイントです。

トレインビューとオリジナルグッズにも注目

写真:羽田 さえ

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オリジナルギフト&ディナー付きの宿泊プランで提供されるグッズの数々も人気です。国鉄時代の作業着「ナッパ服」をかたどったナイトウェアに、黒いD51だるま。だるまの産地、高崎らしい遊び心あふれるお土産です。さらに注目は、SLに乗車するともらえる「SL GUNMA トレーディングカード」!SL気分を満喫できます。

旅はまだ終わらない!特別ディナーコースもSL尽くし

旅はまだ終わらない!特別ディナーコースもSL尽くし

写真:羽田 さえ

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6階レストラン「ブラッスリーローリエ」では、D51ルームの宿泊者限定の特別なディナーコース「SL Railroad in GUNMA」も用意されています。SLの黒を連想させるブラックウォッカをベースに、車輪をかたどったオレンジを添えたオリジナルカクテルから食事をスタート。

旅はまだ終わらない!特別ディナーコースもSL尽くし

写真:羽田 さえ

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県産の野菜、魚、肉などをふんだんに使ったコース料理。群馬の大自然の恵みを味わいながら、旅する気分を満喫できます。写真は赤城牛のソテー。枕木に見立てた野菜が敷かれ、シェフの遊び心がのぞきます。

旅はまだ終わらない!特別ディナーコースもSL尽くし

写真:羽田 さえ

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極めつきはSLモチーフのデザート!線路が描かれた皿の中央には、D51をかたどった漆黒のコーヒーゼリーがのっています。特別感いっぱいのコースで、記念日ディナーにもおすすめです。

群馬の鉄旅に欠かせないD51 498ルーム、予約はお早めに!

高崎はSLだけでなく新幹線も発着するほか、世界遺産の富岡製糸場へ向かうローカル鉄道の上信電鉄の始発でもあり、鉄道の楽しみの多い駅。
群馬の鉄道を満喫するなら、旅の起点は「ホテルメトロポリタン高崎」のD51ルームに決定です。1室だけの特別室のため、早めの予約がおすすめですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/13−2018/10/14 訪問

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