明治末期の蔵をリノベ!愛知豊橋「蔵カフェこまや」で地元食材を味わおう

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明治末期の蔵をリノベ!愛知豊橋「蔵カフェこまや」で地元食材を味わおう

明治末期の蔵をリノベ!愛知豊橋「蔵カフェこまや」で地元食材を味わおう

更新日:2018/11/07 15:27

麻生 のりこのプロフィール写真 麻生 のりこ 元観光バスガイド、ご当地マンホーラー

愛知県豊橋市の二川は、東海道の風情が色濃く残る旧宿場町。「商家駒屋」併設の「蔵カフェこまや」は、うずらの卵に大葉やちくわ、さらに二川レモンなど地元食材を用いたメニューが好評の和カフェです。
土蔵を1棟、まるっと改造した店内は優しい木の温もりにあふれ、落ち着いた雰囲気。リーズナブルな値段も嬉しい注目のカフェです。今回は商家駒屋とあわせてご紹介します。

土蔵がまるっとカフェに変身!

土蔵がまるっとカフェに変身!

写真:麻生 のりこ

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愛知県東部にあり静岡県と隣接している豊橋市は、かつて吉田城を中心とした城下町でした。その豊橋市の東部にある二川(ふたがわ)地区は、江戸時代には本陣・脇本陣・旅籠や商家が並ぶ一大宿場町として繁栄。
この「蔵カフェこまや」は、豪商・田中家の屋敷に残る土蔵を丸ごとリノベーションした和カフェです。

土蔵がまるっとカフェに変身!

写真:麻生 のりこ

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土蔵の東側に設けられた扉を開けると、そこはもうカフェの中。もともと1階部分に床板は張られていませんでしたが、そこを見事に現代風へとアレンジ。
明治末期より大正期にかけて造られた土蔵の面影は残しつつ、快適で落ち着いた木の温もりあふれる和カフェへと変身しました。

土蔵がまるっとカフェに変身!

写真:麻生 のりこ

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蔵カフェこまやは旧東海道沿いに建っている「商家駒屋」に併設されています。目印は旧宿場町の中でもひときわ大きい建物と、紫色の布地に白く染め抜かれた「駒」の文字。出入り口から入って敷地の一番奥、左側にカフェがあります。

地元食材を活かしたメニューが美味しい

地元食材を活かしたメニューが美味しい

写真:麻生 のりこ

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カフェの営業時間は午前10:00から午後4:30まで(LO午後4:00)ですが、ランチタイムはその中でも午前11:30から午後1:30まで。
こちらは日替わりランチの一品「こまやの初恋ちらし」です。一見すると普通のちらし丼ですが、隠し味として地元特産品の無農薬二川レモンを使用。きゅっと味を引き締めています。
天ぷらの大葉とちくわも豊橋産で、その他の食材も出来うる限り地元産なんですよ。ちらし丼に天ぷら、かき玉汁、漬物とデザート、これだけで700円とリーズナブルなのも嬉しい。

そのほかには浜松市の舞阪漁港で水揚げされたしらすを用いた「二川レモンしらす丼」や、「根野菜たっぷりポトフ」などを季節に応じて提供中です。
※日替わりランチは1日限定20食

地元食材を活かしたメニューが美味しい

写真:麻生 のりこ

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食事の後はドリンクをどうぞ。日替わりランチには、コーヒーや紅茶、ジュース類が+100円で注文できます。
グラスに入っているのは、ほど良い酸味で爽やかな後味の梅ジュースです。ジュースの原料となる梅の実は、カフェの前庭に植えられている樹齢100年超の梅のもの。花の開花期にはお花見も楽しめます。

地元産の減農薬米から作られた米ジュースも人気。甘酒とも日本酒とも異なる風味と味わいを持つ、新たな豊橋オリジナルドリンクです。

そもそも駒屋って?

そもそも駒屋って?

写真:麻生 のりこ

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敷地内に蔵カフェこまやを持つ「商家駒屋」は、二川宿の有力者・田村家の邸宅を改修復原したものです。旧東海道に面して主屋が建ち、その内部は入場無料で自由に見学可能。間口はそれほど広くありませんが、敷地は「うなぎの寝床」のように奥へ続いています。

そもそも駒屋って?

写真:麻生 のりこ

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こちらは主屋の内部で、邸宅内を貫いている土間通路には、かまども復原されています。土間通路では壁や天井を支える太い梁もぜひご覧くださいね。江戸時代後期に建てられた主屋は、渡り廊下で離れ座敷とつながっています。

離れ座敷は3部屋続き

離れ座敷は3部屋続き

写真:麻生 のりこ

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商家駒屋は旧東海道沿いの主屋と、渡り廊下でつながれた離れ座敷、茶室、カフェを含む土蔵3棟と北倉、そして広場と庭園および管理棟で構成。敷地内の通路に面した3部屋続きの離れ座敷は、来客用にと明治末期から大正期にわたり建築されたようです。
この向かい側に建つ茶室は3畳の水屋2間つき。各室内間の鴨居は高さが違うので、見比べてみて。

離れ座敷は3部屋続き

提供元:(一社)豊橋観光コンベンション協会

http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/地図を見る

離れ座敷ももちろん見学可能。襖を開け放った3部屋続きの座敷は広々。夏期には通路側の窓から心地よい風が入り込みます。

真ん中の土蔵はショップ。豊橋名産、揃ってます

真ん中の土蔵はショップ。豊橋名産、揃ってます

写真:麻生 のりこ

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離れ座敷のすぐ北にある南土蔵は、展示施設として活用されています。豊橋名産が並ぶショップ「ふたこまや」は、その南土蔵と隣接して建つ中土蔵。カフェと同様、土蔵を1棟まるごと利用していて、壁際の棚などにぎっしりと商品が。

真ん中の土蔵はショップ。豊橋名産、揃ってます

写真:麻生 のりこ

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豊橋市は習字用筆の産地で、全国シェアは7割とも8割とも言われ、種類が豊富なので愛知県外から買いに来る方もいるほど。
将棋界で大躍進を遂げている藤井聡太さんが愛知県の特別表彰を受賞した際には、彼の希望により「あいちの伝統的工芸品」として「豊橋筆」をプレゼントしたんですよ。

真ん中の土蔵はショップ。豊橋名産、揃ってます

写真:麻生 のりこ

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工芸品や民芸品などもあり、南天の枝に猿が9つ乗った「くなんざる」は「九難去る」に通じた縁起品です。豊橋名産・うずらの卵を使った「うずらプリン」は隠れた人気商品で、まとめ買いをする方も。
西駒屋で製造し、通常料理店にしか卸さない味噌や醤油も販売中。買うことができるのは、商家駒屋のショップだけです。
二川レモンを使ったお菓子も好評で、特に秋から翌年春まで、しかも土日祝日限定販売の「レモン柏餅」は午前中で売り切れるほどの人気ぶり!

カフェで食べて、江戸時代から続く商家を見てお土産も買って…。二川宿散策の折には、こちらへも ぜひどうぞ。

蔵カフェこまやの基本情報

住所:愛知県豊橋市二川町字新橋町21
電話番号:0532-41-6065
アクセス:JR東海道線「二川」駅から徒歩約17分 / 東名高速道路「豊川」I.Cから約35分
営業時間:10:00〜16:30(LO 16:00)/ ランチタイム 11:30〜13:30(ランチは1日限定20食)
駐車場:あり・無料(商家駒屋から東へ約80メートル)

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/29 訪問

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