写真:Saito Junso
地図を見るモルディブの首都マレに到着する飛行機はすべて空港島と呼ばれる飛行場がある島に着陸します。ここから首都マレがある島へはフェリーで15分ほど移動します。
首都マレは「世界一密集した首都」とも言われるぐらいビルや建物が所狭しと立ち並んでいます。その中を車やたくさんのバイクがせわしく走り、のんびりとしたイメージがある楽園とはまったく違った世界が広がっています。
それでも首都だけあり各国料理のレストランやカフェ、お土産屋やお店の品揃えはモルディブ随一。時間がある場合はぶらりと散策してみるのも楽しいですよ。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島へ向かうフェリーは、そのマレの街の南西にある「ビリンギリフェリーターミナル」から出航しています。ビリンギリフェリーターミナルは空港島から着くフェリーとは全く別の場所ですので、タクシーなどを利用して行きましょう。
マーフシ島へは金曜日を除く毎日15時発のフェリーと、日曜、火曜、木曜だけ10時発の便があります。所要時間は約1時間半から2時間程度です。
フェリーには外国人旅行客やローカルの人々をはじめ、たくさんの荷物・物資が詰め込まれます。マーフシ島到着まで束の間の船旅を楽しみましょう。
なお運行スケジュールは日々変わることもございますので最新の情報をご確認ください。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島を訪れる旅行者の楽しみのひとつは、やはり島に広がる美しいビーチでしょう。マーフシ島のビーチはほとんどが公共ビーチで外国人観光客でも自由に利用できます。ですがイスラム教の戒律のため我々外国人と言えど肌の露出の多い服装は控えなければなりません。
そこで外国人ツーリストのために通称「ビキニビーチ」と呼ばれるビーチが用意されています。ここならビキニなどの露出の高い着衣も認められているので思う存分マーフシの海を堪能できます。
マーフシ島のビキニビーチは島の北西部にあります。メイン通りからも近いのでビーチの後には食事やショッピングなども楽しめますよ。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島に来たら是非体験して貰いたいことがあります。それはエクスカーションへの参加です。エクスカーションとは様々なアクティビティのことで、マーフシ島では旅行会社やホテルなどで申し込めます。
その中でもまずお勧めしたいのが、リゾートトリップ。これはマーフシ島周辺にあるリゾートホテルへ日帰りで参加するツアーのことです。通常宿泊すれば数万円もするようなリゾートホテルに、約100ドルぐらいからととてもリーズナブルに滞在できます。ツアー料金にはリゾートまでの往復のボート代、エントラスフィー、昼食代などが含まれます。
リゾートではビジターゲストととして滞在しますので部屋の利用はできませんが、どのリゾートにもマーフシ島よりもずっと透き通った美しいモルディブの海があり、美味しいランチブッフェがあり、中にはマーフシ島では禁止されているアルコール飲み放題のリゾートもあります。
のんびりビーチを眺めて、お酒を飲んで、シュノーケリングをして夕方の帰島まで思う存分リゾートステイを楽しみましょう。
写真:Saito Junso
地図を見るエクスカーションにはまだまだたくさん種類があります。
例えばシュノーケリングツアー。マーフシ島近海の海に行き、サンゴや熱帯魚、そしてマンタやウミガメなどと一緒に泳ぐツアーです。同じくシュノーケリングツアーでジンベエザメと一緒に泳ぐツアーなどあります。
またサンドバンクツアーは誰もいない小さな砂州(サンドバンク)に行き、とても非日常的な世界を体験できるお勧めのツアーです。
他にもアイランドホッピングやフィッシングツアーなど時間があればどんどん参加したいツアーばかりです。マーフシ島でのエクスカーションは参加必須です。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島の観光開発は一番古く、その分たくさんのホテルが建てられています。安いものでは数千円から、高い部類でも2万円程度ととてもリーズナブルに宿泊できます。
おおよそのホテルでは事前予約をしておけば、マーフシ島到着時に船着き場まで迎えに来てくれます。ホテル到着後、ウェルカムドリンクを頂きホテルの説明を受け部屋に入ります。先に紹介したエクスカーションももちろんホテルで申し込めます。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島のホテルでお勧めしたいのが、カーニグランドシービューというビーチフロントのホテルです。文字通りビキニビーチの目の前にあり、部屋からはヤシの木とビーチの美しい景観を楽しめます。ハワイを思わせるような南国の景色、心地良い風、それらを感じながら過ごすことができます。
内装もリゾートホテルに引けを取らないぐらいにお洒落にまとめられています。セーフティボックスや豊富な水量のシャワーなど、快適に過ごせるよう様々な設備が備わっています。
美味しいブッフェ式の朝食や、エクスカーションの申し込みなどマーフシ滞在に必要な希望を叶えてくれるお勧めのホテルです。
写真:Saito Junso
地図を見るマーフシ島は観光客がたくさん訪れる人気の島ですが、もちろんここにはローカルの人々も住んでいます。日差しの弱まる夕刻になると涼を求めて外に出て談笑する人々や、公共ビーチで泳ぐ家族連れなどモルディブ人の生活の一部を垣間見ることもできます。道で会った際には気軽に挨拶をしてみましょう。
そしてマーフシ島にもイスラムの寺院であるモスクがあり、毎日たくさんの人が礼拝に訪れています。観光する場所ではありませんが、ここはモルディブでイスラム教を感じることができる大切な場所です。
写真:Saito Junso
地図を見る旅行者としての滞在もほぼ困ることもありません。ツーリスト向けのレストランがビーチ沿いの通りに並び、マーフシの美しい海を眺めながら食事をすることができます。欧米の料理やモルディブ料理はもちろん、中華料理などもあるのでいろいろな店に行ってみるのもいいですね。
100%の新鮮なフルーツジュースを売る店もありますし、実はマーフシ島沖に浮かぶ船上レストランではアルコールも楽しむこともできます。もちろんお土産屋もたくさんありますし、銀行ATMもありキャッシングも可能です。
小さなマーフシ島ですが、ここではローカルとツーリズムが見事に融合されているのを感じられるでしょう。
近年まで自由旅行が認められていなかったモルディブに、「ローカル島滞在」という新しいモルディブの過ごし方を楽しむ人が増えてきています。一島一リゾートが原則のモルディブのホテルでは、滞在中ホテルの外に出ることはあまりありません。しかしローカル島では、ホテル選びはもちろん食事やリゾート訪問にエクスカーション参加、島の散策や買い物など、非常に自由度の高い滞在が可能です。
滞在費用も安く、美しいモルディブの海が堪能できるローカル島。是非訪れて欲しい場所です。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/19更新)
- 広告 -