写真:羽田 さえ
地図を見る「群馬県立土屋文明記念文学館」は、群馬にゆかりのある文学を紹介する県立の文学館。常設展ではその名のとおり土屋文明に関する所蔵品が充実していますが、企画展も含め群馬の文学に関するさまざまな展示を行っています。
写真:羽田 さえ
地図を見るそもそも土屋文明って誰?と思う人でも大丈夫。土屋文明は明治23年生まれ、群馬県出身の歌人です。雑誌アララギや万葉集の注釈書などの功績がありながら、それほど知られていないのも事実。常設展にはそんな土屋文明の作品やゆかりの品が展示されています。長編小説などと違い、予備知識がなくてもその場で三十一文字を読むだけで楽しめるのが短歌の良いところです。気軽に作品にふれてみましょう。
写真:羽田 さえ
地図を見るタッチパネルで群馬のゆるキャラ・ぐんまちゃんと遊びながら文学に親しめる、すごろくクイズコーナーもあります。子供向けかなと油断してはいけません。初級コースと上級コースがあり、上級コースの問題は意外なほどの難しさです。
写真:羽田 さえ
地図を見るクイズの難易度に手こずりつつもゲームを終えると、ぐんまちゃんがプリントされた表彰状がもらえます。遊びながら自然に群馬の文学や歴史について学べる、楽しいアクティビティです。
写真:羽田 さえ
地図を見る群馬県は東日本随一の古墳大国と呼ばれるほど、古墳の多い土地。文学館のすぐ裏にも「保渡田古墳群」があります。
墳丘長100メートルを超える前方後円墳である八幡塚古墳が復元されており、内部の石室まで無料で見学可能です。群馬の歴史に触れるスポットとして、文学館と併せて訪ねるのもおすすめです。
写真:羽田 さえ
地図を見る文学館2階にはランチメニューが女性に人気のレストラン「BENTO261」があります。窓の大きな開放感あふれる空間で、文学館の見学後に立ち寄るのにぴったり。肉や野菜、米などはもちろん、調味料までできるだけ地元産を使うこだわりぶりで、群馬の大自然の恵みを味わうことができます。
写真:羽田 さえ
地図を見るレストラン内でランチをいただくほか、予約制のお弁当をテイクアウトして古墳公園のベンチで食べるのもおすすめ。7品のおかずが入った彩り豊かなお弁当は、なんともフォトジェニック!峠の釜めしやだるま弁当など、ユニークでおいしいお弁当が豊富な群馬。そんな群馬のお弁当文化を、文学館で味わってみてくださいね。
写真:羽田 さえ
地図を見るたっぷり楽しんだ後は、文学館のオリジナルグッズをおみやげに買って帰りましょう。繊細で美しい干菓子「ふみ」は、雅な雰囲気。文学館のロゴと季節の花をかたどった和三盆の、上品な甘みが心地よいお菓子です。
写真:羽田 さえ
地図を見るさらに文学的なおみやげが良いという人は、絵ハガキを買って大切な人に手紙を書くこともできます。たくさんの絵ハガキがありますが、中でも注目は文学館が独自に選定した三十六歌人のシリーズ。
それぞれの歌人の短歌とともに、雰囲気たっぷりのフィギュアがプリントされています。三十六枚の中から好きな歌、共感できる歌が書かれた絵ハガキを手にとって、思いを託してみてはいかがでしょうか。
住 所:群馬県高崎市保渡田町2000
電話番号:027-373-7721
開館時間:9時30分〜17時(観覧受付は16時30分まで)
定 休 日:火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始や企画展の前後に休館日あり
アクセス:関越自動車道・前橋ICから車で約15分
群馬バス・「保渡田」バス停から徒歩3分
*2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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