奈良・女人高野「室生寺」でもみじ祭りと紅葉ライトアップを満喫!

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奈良・女人高野「室生寺」でもみじ祭りと紅葉ライトアップを満喫!

奈良・女人高野「室生寺」でもみじ祭りと紅葉ライトアップを満喫!

更新日:2018/10/30 10:24

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

奈良県宇陀市室生にある古刹「室生寺」は、高野山と同じ真言宗に属していますが、高野山が明治時代の初期まで女人禁制だったのに対し、古くから女人の入山を許可していたため「女人高野」と呼ばれています。龍が棲むという伝説の山中に建てられた室生寺は、シャクナゲやモミジに代表される花の寺でもあります。秋の室生寺で、もみじ祭りと、幻想的なライトアップを楽しんでみませんか?

仏像ファンもうならせる「金堂」の貞観仏

仏像ファンもうならせる「金堂」の貞観仏

写真:モノホシ ダン

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「女人高野」として知られる室生寺は、681年(天武天皇9年)、役行者によって開かれ、江戸時代には、徳川5代将軍綱吉の生母、桂昌院(けいしょういん)が堂宇を修復、高野山が女人禁制だったため、室生寺を女人高野と呼んで、女性の参拝者が足を運ぶようになりました。

仏像ファンもうならせる「金堂」の貞観仏

写真:モノホシ ダン

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自然石積みの幅の広い石段は「鎧坂」と呼ばれ、室生寺を代表する風景のひとつ。石段の両側には、シャクナゲなどの木々の枝が迫り、春のシャクナゲの風景は、室生寺を紹介するパンフレットなどの口絵としてよく使われます。秋の紅葉も美しく、ここから仰ぎ見る光景はとても絵になります。

仏像ファンもうならせる「金堂」の貞観仏

写真:モノホシ ダン

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鎧坂を上ったところにあるのが「金堂」です。平安時代初期のもので、国宝に指定されています。一木造りの釈迦如来立像(国宝)を本尊とし、左右に薬師如来立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、文殊菩薩立像(重文)、十一面観音立像(国宝)など、平安時代に製作された貞観仏を安置しています。さらに、その手前にある力強い十二神像(重文)も必見です。

「もみじ祭り」の時期には、金堂諸仏の特別拝観もありますので、この機会にぜひ仏像ファンもうならせる錚々たる諸仏を拝観してみてください。

室生寺のシンボル国宝「五重塔」

室生寺のシンボル国宝「五重塔」

写真:モノホシ ダン

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金堂から石段を上がったところにあるのが、鎌倉時代に建てられた国宝の「灌頂堂」です。ここで行われる灌頂(かんじょう)とは、真言密教でもっとも大切な法儀のことで、真言寺院の中心であることから本堂とも呼ばれています。金堂や灌頂堂の落ち着いた佇まいと、艶やかな紅葉のコラボを楽しんでください。

室生寺のシンボル国宝「五重塔」

写真:モノホシ ダン

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室生寺のシンボルといえるのが、平安時代初期の建立といわれ、室生山中で最古の建築物である「五重塔」。灌頂堂の脇の石段を上がった正面にあり、総高16.1メートルと屋外に建つ五重塔では、国内で最小のもので国宝に指定されています。屋根は桧皮葺で、1重目から5重目の屋根の大きさがあまり変わらず、塔身は上に行くにしたがって細くなっているのでスッキリとした印象を与えています。

室生寺のシンボル国宝「五重塔」

写真:モノホシ ダン

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塔の最上部を飾る相輪も、ほかの五重塔には見られない珍しい形式となっています。九輪の上は、通常の水煙ではなく、最上部の九輪の上に宝瓶(ほうびょう)と八角形の宝蓋(ほうがい)が取り付けられています。室生寺の五重塔は、塔と自然が調和していていつまでも見飽きることはありません。

期間限定で開催される「紅葉ライトアップ」も見てみたい

期間限定で開催される「紅葉ライトアップ」も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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日中の紅葉を楽しんだなら、もみじ祭り期間中に、期間限定で行われている紅葉ライトアップを見に行きましょう。紅葉ライトアップは11月に入ってからで、開催日程は基本情報などをご覧ください。朱塗りが美しい「仁王門」は、1965年(昭和40年)に再建されたもので、門の両側で構える仁王像もまた色鮮やかで美しいです。

期間限定で開催される「紅葉ライトアップ」も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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仁王門をくぐって振り返ってみましょう。浮かび上がる門と参道に配置されたカップろうそく、両脇のライトアップされた紅葉の構図が絶妙です。

期間限定で開催される「紅葉ライトアップ」も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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さらに鎧坂に向かう参道に置かれたカップろうそくと紅葉ライトアップは、幻想の世界へと誘ってくれるかのようです。

荘厳な空気に包まれた夜の境内

荘厳な空気に包まれた夜の境内

写真:モノホシ ダン

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鎧坂では、日中の賑わいがウソのように静まり返った幻想的な光景を見ることができます。

荘厳な空気に包まれた夜の境内

写真:モノホシ ダン

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夜の鎧坂から仰ぎ見る金堂の風景は、言葉にできないほどの美しさです。ただし、足元が暗くなっていますので、石段を踏み外したりしないように注意しましょう。

荘厳な空気に包まれた夜の境内

写真:モノホシ ダン

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ライトアップされた金堂も荘厳な雰囲気を漂わせています。1000年以上に亘って風雪に耐え、諸仏を守ってきたオーラのようなものを感じてみてください。

紅葉ライトアップのクライマックス五重塔の「昇龍」

紅葉ライトアップのクライマックス五重塔の「昇龍」

写真:モノホシ ダン

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そしてライトアップのクライマックスといえるのが、五重塔での昇龍のマッピングです。いつもとはまったく違う艶やかな五重塔の様子に、思わず感嘆の声をあげてしまうかも知れません。

紅葉ライトアップのクライマックス五重塔の「昇龍」

写真:モノホシ ダン

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闇に浮かぶ五重塔と昇龍のマッピングは、まさに龍神が天に向かって登っていくかのような姿に見えます。この期間でしか見ることのできない絶景を楽しんでみてください。

このように秋の室生寺では、日中のもみじの美しさはもちろんのこと、夜間のライトアップではまったく別世界の紅葉美を堪能できます。なお、夜間は冷え込みますので暖かい服装でお出かけください。大和路の秋の一日を、室生寺もみじ祭りで満喫してみてはいかがでしょうか。

室生寺もみじ祭りの基本情報

住所:奈良県宇陀市室生78
電話番号:0745-93-2003
拝観時間:8:30〜17:00(入山は閉門30分前)
拝観料:大人600円 子供400円

もみじ祭りの期間:2018年10月6日(土)〜12月2日(日)
夜間拝観期間:11月10日(土)11日(日)16日(金)〜18日(日)22日(木)〜25日(日)
夜間入山時間:17:00〜20:00(入山は19:30まで)
夜間の拝観料:大人500円 子供300円
金堂諸仏特別拝観期間:10月6日(土)〜12月2日(日)
拝観時間:9:00〜15:00
特別拝観料:400円(特製記念品授与)
アクセス:近鉄室生口大野駅からバスで約15分 車利用の場合、名阪国道針ICより約30分 周辺有料駐車場利用

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/24 訪問

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