お地蔵様もウットリ!京都・圓光寺はインスタ映え紅葉スポット

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お地蔵様もウットリ!京都・圓光寺はインスタ映え紅葉スポット

お地蔵様もウットリ!京都・圓光寺はインスタ映え紅葉スポット

更新日:2018/10/31 20:08

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家

秋の美しさに、お地蔵さんもうっとり!京都の洛北エリアにある圓光寺(えんこうじ)。散紅葉・敷き紅葉で知られる紅葉の穴場名所です。紅葉の時期・見ごろは例年11月中旬〜12月上旬。しかし、10月下旬ごろから色づき始め、散った後も風情があるので長い期間にわたって紅葉を楽しむことができます。紅葉が美しく、フォトジェニックなスポットが多いのが魅力。圓光寺でおすすめの、インスタ映え紅葉スポットをご紹介します。

“日本の秋”が感じられる紅葉名所!京都・圓光寺はおすすめ

“日本の秋”が感じられる紅葉名所!京都・圓光寺はおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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圓光寺(円光寺)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院。“洛北”と呼ばれる京都の山里エリアに位置し、世界遺産の上賀茂・下鴨神社や、貴船・鞍馬、八瀬・大原三千院もこの地区に含まれています。

圓光寺のインスタ映えスポットは、枯山水の庭園「奔龍庭」(ほんりゅうてい)。山門(正門)を入ってすぐ真正面に見える庭園です。白砂で表現したうねりは雲海をイメージ。まるで飛行機の窓から眼下に望む雲海のように、勇ましくも繊細な白砂の世界に何か壮大なロマンが感じられます。

“日本の秋”が感じられる紅葉名所!京都・圓光寺はおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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石組みで作られた白砂の渦は、天高く昇り、大空を自由に駆け抜ける龍を表しています。石柱は龍のまわりで光る稲妻を表現。雲海をかき分けて空高く昇っていく龍の姿が見えてくるようです。

日本庭園には通常、立ち入り禁止の境界線を示す「留め石」が置かれているのですが、「奔龍庭」には見あたりません。あえて未完成とした庭園は、見る者に想像の余地を与え、いつまでも長く見つめていたくなります。“日本の秋”が感じられ、心を休める空間が随所に見られるのも、圓光寺のたまらない魅力です。

“日本の秋”が感じられる紅葉名所!京都・圓光寺はおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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「奔龍庭」では美しい紅葉も見ることができ、春の枝垂れ桜もおすすめです。ところで、圓光寺の始まりは、徳川家康が開いた学校。僧侶だけでなく、多くの人々に開かれた自由な校風は多くの優れた僧侶や絵師、文人たちを輩出しました。

明治以降は尼寺の修行道場となり、世俗を捨てた女性たちの精神的な支柱となりました。圓光寺では現在、毎週日曜日の早朝に坐禅会(6時〜8時、前日の午後5時までの電話予約)も行われ、男女を問わず、初心者の方にも坐り方や呼吸法などを教えていただけます。

散紅葉・敷き紅葉の名所!京都・圓光寺

散紅葉・敷き紅葉の名所!京都・圓光寺

写真:沢木 慎太郎

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続いてのインスタ映えスポットは、本堂の前にある池泉回遊式庭園「十牛之庭 」(じゅうぎゅうのにわ) 。洛北最古の池といわれる栖龍池(せいりゅうち)に沿って散策を楽しむことができ、秋には散紅葉・敷き紅葉が美しいスポットです。

散紅葉・敷き紅葉の名所!京都・圓光寺

写真:沢木 慎太郎

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「十牛之庭 」で最もおすすめのインスタ映えスポットが可愛いお地蔵さん。とても小さなお地蔵さんなのですが、ほおづえをついたような姿で優しく微笑するお顔は恥ずかしげでもあり、秋の美しさにうっとりしているようにも見えます。

散紅葉・敷き紅葉の名所!京都・圓光寺

提供元:京都フリー画像

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美しく紅葉した葉は、ひたひたと近づく冬の足音とともに散っていきます。しかし、命を落とした後も味わい深く、“散紅葉・敷き紅葉”となって、京都の洛北を訪れる旅人の目を楽しませてもらえます。

フォトジェニック!インスタ映えスポット、圓光寺「十牛之庭」

フォトジェニック!インスタ映えスポット、圓光寺「十牛之庭」

提供元:京都フリー画像

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「十牛之庭」には10個の石が並べられ、その姿は牛のようにも見えます。「十牛之庭」は禅の悟りにいたる10段階を、10枚の絵と詩で表した中国の絵「十牛図」をテーマにしています。

フォトジェニック!インスタ映えスポット、圓光寺「十牛之庭」

写真:沢木 慎太郎

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“本当の自分”を牛に見立て、悟りにいたる禅の修行を、“逃げ出した牛を連れ戻し、飼いならす”という姿に置きかえた絵が「十牛図」です。

フォトジェニック!インスタ映えスポット、圓光寺「十牛之庭」

写真:沢木 慎太郎

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十牛図に描かれた牛は、人が生まれながらに持っている“仏の心”。探し求めていた悟りは、自分の中にあったという、中国の古い絵本です。

京都の紅葉スポット!圓光寺「十牛之庭」の味わい方、楽しみ方

京都の紅葉スポット!圓光寺「十牛之庭」の味わい方、楽しみ方

提供元:京都フリー画像

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本堂から眺める「十牛之庭」も味わい深く、インスタ映えスポット。その美しさは、まるで額縁に入った一枚の絵のよう。真っ赤な紅葉や散紅葉だけでなく、青紅葉も美しい場所です。

本堂には、茶室「待月庵」や襖絵などの見どころがあり、風景や人、自分自身との一期一会、一瞬一瞬の出会いを大切にする禅の精神性に触れることができます。

京都の紅葉スポット!圓光寺「十牛之庭」の味わい方、楽しみ方

写真:沢木 慎太郎

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本堂の玄関脇にある「水琴窟」(すいきんくつ)も見どころのひとつ。縁が広い盃型の手水鉢は珍しく、静寂の中に響く澄んだ音色を楽しむことができます。季節を彩る草花も美しい。

京都の紅葉スポット!圓光寺「十牛之庭」の味わい方、楽しみ方

写真:沢木 慎太郎

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奔龍庭の奥にある「瑞雲閣」(ずいうんかく)もおすすめスポット。本堂と比べて観光客が少なめ。こちらも額縁に見立てた「十牛之庭」を眺めることができます。

瑞雲閣は展示室となっていて、江戸時代に使われていた木活字(もっかつじ)など、圓光寺の貴重な宝物が保管されています。

紅葉時期・見ごろを迎えると混雑!早朝や夕方の拝観もおすすめ

紅葉時期・見ごろを迎えると混雑!早朝や夕方の拝観もおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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十牛之庭から奥まった場所にある「応挙竹林」もおすすめスポット。江戸時代の絵師、円山応挙(まるやま・おうきょ)が作品のモデルとした竹林を見ることができます。雨風に揺れ動く竹は、常に変わり続ける人の姿そのもの。在りし日の竹林の一瞬の姿を、『雨竹風竹図』として描き残しました。

紅葉時期・見ごろを迎えると混雑!早朝や夕方の拝観もおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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裏山の高台にある「東照宮」もおすすめです。圓光寺の開基(創立者)、徳川家康をお祀りしています。こちらも散紅葉・敷き紅葉が美しい穴場のスポット。

紅葉時期・見ごろを迎えると混雑!早朝や夕方の拝観もおすすめ

写真:沢木 慎太郎

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裏山からは京都の街並みを眺めることができます。北山や嵐山の山並みも見ることができ、夕日に染まる秋の風景も美しい。

紅葉シーズンは混みあうこともあるので、開門直後か夕方に拝観するのもおすすめです。紅葉をゆっくり楽しみたい方は「紅葉早朝特別拝観」(2018年は11月18日〜25日、1日70人限定/※2018年は定員数に達したため、受付終了)をご利用されると良いでしょう。

圓光寺のご本尊は「千手観世音菩薩坐像」。優美で穏やかなお顔は、あらゆる手を尽くして生きるものすべてを救済する慈悲の象徴です。自由に生きた文人たちに愛され、尼寺として数多くの女性を優しく包み込んできた圓光寺そのものの姿。桜や新緑、紅葉、散紅葉、雪景色と、一年を通して何度も訪ねたくなります。

※圓光寺では2018年現在、秋の夜間特別拝観(紅葉のライトアップ)は行われていません。

なお、京都でおすすめの紅葉スポットについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。

圓光寺(円光寺)の基本情報

住所:京都市左京区一乗寺小谷町13
電話番号:075-781-8025
拝観料:500円
拝観時間:9:00〜17:00
アクセス:市バス5系統「一乗寺下り松町」から徒歩約10分/叡山電鉄・叡山線「一乗寺」から徒歩15分
駐車場(無料):約30台(紅葉シーズンの11/15〜11/30は駐車不可) 
※紅葉シーズンは混みあうので、バス・電車、レンタサイクル〈京阪電鉄 出町柳など〉の利用をおすすめします

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/03 訪問

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