龍馬もお龍も登った鹿児島・高千穂峰〜天孫降臨の地の絶景も見事

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龍馬もお龍も登った鹿児島・高千穂峰〜天孫降臨の地の絶景も見事

龍馬もお龍も登った鹿児島・高千穂峰〜天孫降臨の地の絶景も見事

更新日:2019/05/29 14:57

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

鹿児島県霧島市は、天孫降臨の伝説と湯気立ち上る温泉で知られる町。多くの歴史的著名人が訪れた温泉郷としても知られており、坂本龍馬とお龍が新婚旅行に訪れたことは有名ですよね。今回は、この二人が登ったと言われている「高千穂峰」を楽しむ旅のご案内。登山をする前にぜひ霧島神宮にも立ち寄って、登山の無事を祈願。時間があれば足湯も楽しんでくださいね。高千穂峰には、あの龍馬ゆかりの「天の逆鉾」もありますよ。
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霧島神宮で登山の無事を祈って、足湯でリフレッシュも!

霧島神宮で登山の無事を祈って、足湯でリフレッシュも!

写真:村井 マヤ

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建国神話の主人公・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が祀られている古社である霧島神宮。創建は6世紀と古いですが、現在の社殿は1715年に当時の薩摩藩主・島津吉貴によって建立・寄進されたもの。

最も古い社殿は、今回の旅でご紹介する高千穂峰(たかちほのみね)にあったのです。度重なる霧島山の火山噴火によって焼失をし、現在の場所に。歴史ある霧島神宮で、旅の安全を祈願しましょう。

<霧島神宮の基本情報>
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話:0995-57-0001
アクセス:霧島神宮駅からバスで約10分。鹿児島空港から車で約40分

霧島神宮で登山の無事を祈って、足湯でリフレッシュも!

写真:村井 マヤ

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霧島は温泉地としても有名なのですが、足湯も多くて観光客の旅の疲れを癒してくれます。写真は、霧島神宮の大鳥居のすぐ脇にある足湯です。霧島市観光案内所もすぐそばで、今回のトレッキング旅の情報などもこちらで得てから出かけると心強いですよね。トレッキング前の足湯もおススメですよ。

<霧島市観光案内所の基本情報>
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2459-6(霧島神宮大鳥居横)
電話:0995-57-1588
アクセス:霧島神宮駅からバスで約10分。鹿児島空港から車で約40分

高千穂河原のビジターセンターからスタート

高千穂河原のビジターセンターからスタート

写真:村井 マヤ

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情報収集の場でもある「高千穂河原ビジターセンター」は、登山前には立ち寄りたい場所。山登りに必要な軍手や携帯トイレなども購入できますし、登山についての情報をここで得ることができます。写真の鳥居が登山道入口になります。

ビジターセンターから天の逆鉾のある高千穂峰までは登りで2時間、下りで1時間半くらいかかります。なお、これは平均なので、天候・気温、体調によって変化しますし、慣れていなければ登りに3時間、下りに2時間かかることもあります。余裕のある旅の行程を立ててくださいね。

高千穂河原のビジターセンターからスタート

写真:村井 マヤ

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高千穂河原は、文暦元(1234)年まで霧島神宮があった場所です。霧島山の大噴火によって社殿を現在の場所に移しました。
社殿は移りましたが、現在でも11月10日の「天孫降臨御神火祭」が行われます。そのため「古宮址天孫降臨神籬(ひもろぎ)斎場」とも呼ばれます。

高千穂河原のビジターセンターからスタート

写真:村井 マヤ

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写真のロープ内が斎場で、立ち入り禁止です。お参りだけして、高千穂峰を目指しましょう。
高千穂峰の標高は、1574mです。自動車でビジターセンターに向かえば標高970mまで行けますので、残りの距離を登山することになります。ビジターセンターの開館時間前の登山も可能です。その場合でもマナーを守って、火山活動にも注意して登山しましょうね。

古宮址を抜けて、御鉢・高千穂峰の登山道へ

古宮址を抜けて、御鉢・高千穂峰の登山道へ

写真:村井 マヤ

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古宮址で右折し、研究路を上がってしばらくは石畳の道が続きます。樹林がある道にはときおり、鹿などの野生動物が横切ったりしますよ。季節によっては瑞々しい緑や紅葉なども見事です。

古宮址を抜けて、御鉢・高千穂峰の登山道へ

写真:村井 マヤ

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樹林を過ぎると急な斜面が現れます。写真のように茶褐色の登山道です。前方には「馬の背」と呼ばれる御鉢の火山縁が見えています。御鉢の火山縁を歩いて行き背門丘(鞍部)に降りてさらに登れば高千穂峰です。

古宮址を抜けて、御鉢・高千穂峰の登山道へ

写真:村井 マヤ

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御鉢へは、黄色のポイントを目印に登り降りしてください。黄色のポイントがあるところはごつごつした岩の間をよじ登っていく感じですので、軍手が必要になりますよ。その脇は、砂地になっていて登りの場合は不向きです。慣れた方は、下りに砂地を踵をうまく使って降りておられましたが、これも経験の度合いによります。

写真は、登り切ったところからの風景です。砂礫(されき)と岩の登山道で、砂礫が意外にサラサラしていて足を取られますのでご注意を。

第一の関門を登り切ると御鉢の絶景が待っている

第一の関門を登り切ると御鉢の絶景が待っている

写真:村井 マヤ

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御鉢と呼ばれる火口は、季節によってその表情を変えます。この御鉢付近に雲が出ているときには、急な雨に見舞われることもあるので、気を付けましょう。ここまでの登りは急で、とても疲れますが御鉢の美しい眺めを目にすると忘れてしまうはず。坂本龍馬の妻・お龍も登ったといわれていますが、なかなか根性のある女性だったのでしょうね。何度も登山をしたことのある方ならともかく、初めて登ると結構ハードですよ。

第一の関門を登り切ると御鉢の絶景が待っている

写真:村井 マヤ

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御鉢の頂上に登って、左方向に火口の縁を進みます。御鉢の斜面を彩る模様がとても美しいですよ。また御鉢からの眺めも素晴らしいです。写真前方の小高い山が高千穂峰です。しばらく美しい眺めを堪能しながら気をつけて歩きましょう。馬の背は幅が狭いので、強風や濃霧の際には注意が必要です。

第一の関門を登り切ると御鉢の絶景が待っている

写真:村井 マヤ

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御鉢の馬の背を歩いていると、写真のような美しい山肌を見ることができます。火山ならではの美しい風景もこの旅の楽しみのひとつです。

霧島神宮の元宮から天の逆鉾がある高千穂峰へ

霧島神宮の元宮から天の逆鉾がある高千穂峰へ

写真:村井 マヤ

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御鉢の火口縁である馬の背から背門丘へと降りていくと霧島神宮の元宮があります。写真がその一番最初のお宮があった場所です。鳥居の先に見えるのが高千穂峰で、頂上には天の逆鉾があります。神々しい景色が広がります。

霧島神宮の元宮から天の逆鉾がある高千穂峰へ

写真:村井 マヤ

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元宮からいよいよ高千穂峰の頂上へ。山頂には、龍馬が抜いたといわれる天の逆鉾が祀られています。諸説ありますが、瓊瓊杵尊が天孫降臨の際に、地上に降り立つ場所を探すために使ったとされる鉾です。

霧島神宮の元宮から天の逆鉾がある高千穂峰へ

写真:村井 マヤ

写真中央の少し白い煙をあげているように見えるのが、新燃岳(標高1421m)で、平成23(2012)年1月26日に約300年ぶりに激しく噴火しました。今なお火山活動は続いています。トレッキングの際には、火山活動状況や風向きを事前にチェックしましょう。

<高千穂河原ビジターセンターの基本情報>
住所:鹿児島県霧島市田口2583-12
電話:0995-57-2505
アクセス:霧島神宮より車で約20分。えびの高原からバスで約20分。霧島連山周遊バスなどの利用も便利です。詳細は霧島市観光協会公式サイトをご覧ください。

神話の息吹と歴史ロマンあふれる高千穂峰

少々体力がいるトレッキング旅ですが、登った後の達成感はやはり素晴らしいものがあります。登山後は、温泉でのんびり疲れを癒し、心も身体もリフレッシュしましょう。知的好奇心も満足できる魅力あるトレッキングコースですので、ぜひ一度お楽しみください。

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/06−2018/08/07 訪問

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