“女王の城”の意味を持つチェコの優雅な街「フラデツ・クラーロヴェー」

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“女王の城”の意味を持つチェコの優雅な街「フラデツ・クラーロヴェー」

“女王の城”の意味を持つチェコの優雅な街「フラデツ・クラーロヴェー」

更新日:2019/03/11 20:54

さとちんのプロフィール写真 さとちん ご当地グルメライター、海鮮丼マニア、チェコ親善アンバサダー2019

首都プラハから100q離れた東ボヘミア地方の中心都市フラデツ・クラーロヴェー。計算された新都市設計により街にはゴシック、ルネッサンス、バロック、現代建築と様々な様式の建物が共存し、見応えのある街となっています。それでいて、夜は若者で賑わうオシャレなパブが多くあり、おいしいチェコ料理とビールが味わえます。今回は観光、グルメと、フラデツ・クラーロヴェーを楽しむためのオススメスポットを紹介しましょう。

「共和国のサロン」と称されている街並み

「共和国のサロン」と称されている街並み

写真:さとちん

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「女王の城」という意味を持つフラデツ・クラーロヴェー(Hradec Kralove)。ラベ川とオルリツェ川が合流する肥沃な土地にあり、先史時代の集落のあとが発見されていることからチェコ最古の都市のひとつと言われています。もともとはフラデツ(城)という名前の都市でしたが、14世紀前半この地を治めるためにやってきたリクサ・エルジュビェタ(Ryksa Elzbieta)妃にちなんで後からクラーロヴェー(女王の)がつけられました。

ラぺ川沿いにあるアール・ヌーヴォー風の建物は水力発電所。たびたび起きていたラベ川とオルリツェ川による洪水を防ぐため1909年に建てらたものです。

「共和国のサロン」と称されている街並み

写真:さとちん

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東ボヘミア地区の中心地でもあるフラデツ・クラーロヴェー。街は旧市街地を中心に新市街地が放射線状に広がっています。ゴシック、ルネッサンス、バロック、現代建築が共存してるフラデツ・クラーロヴェーの街は「共和国のサロン」と称賛されていて、建築に興味がない人でも楽しく散策できることでしょう。

写真はあとで紹介する「現代アートギャラリー」の屋上から撮ったもので、2つの塔のある建物は聖母マリア教会(Kostel Nanebevzeti Panny Marie)です。

「共和国のサロン」と称されている街並み

写真:さとちん

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旧市街地に建ち、街の中心となっているのが高さ72メートルのルネッサンス様式のホワイトタワー(Bila vez)。横にあるのは聖なる御心教会(Katedrala svateho Ducha)です。ホワイトタワーはフラデツ・クラーロヴェーのランドマークとなっていて、もし道に迷ってもホワイトタワーを目指して歩くと旧市街地の中心に戻ってくることができます。

モダンアートを鑑賞できる「現代アートギャラリー」

モダンアートを鑑賞できる「現代アートギャラリー」

写真:さとちん

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旧市街地にある現代アートギャラリー(Gallery of Modern Art)は、19世紀から現代に渡る様々なアートが展示されています。

建物は1912年チェコの有名建築家オスヴァルドポリーフカ(OsvaldPolivka)によって建てられた銀行で、1999年にギャラリーとして開設。2015年から2016年にかけて行われた大規模な改装工事で、建設当初の美しさを取り戻すように改修されました。

モダンアートを鑑賞できる「現代アートギャラリー」

写真:さとちん

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1〜2階はオフィスとして活用。ステンドグラスや天井、床の装飾を1912年当時のものへと復元しました。

銀行時代の受付の窓枠や、各部屋ごとに違うオーナメント、レザーのように見えて実は紙製の壁紙など、オフィスとは思えないくらい見どころ満載です。

モダンアートを鑑賞できる「現代アートギャラリー」

写真:さとちん

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3階から上は現代アートのギャラリーとなっています。中でも目を引くのが吹き抜けにある空調ダストを利用したオブジェ。このオブジェ自体は常設されていて、様々なアーティストがこのオブジェに組み合わせた作品を期間限定で発表していきます。写真はチェコの国旗と同じ赤、白、青のビニール袋がデコレーションされたコラボ作品。

オブジェ以外にも彫刻や絵画などモダンアートが展示されています。屋上からはフラデツ・クラーロヴェーの街を見渡すことができるので、是非外に出て優雅な街並みを眺めてください。

<現代アートギャラリーの基本情報>
住所:Velke nam. 139, 500 03 Hradec Kralove
電話番号:+420-495-512-538
アクセス:フラデツ・クラーロヴェー中央駅から車で9分。歩いて25分

フラデツ・クラーロヴェーのシンボル「ホワイトタワー」

フラデツ・クラーロヴェーのシンボル「ホワイトタワー」

写真:さとちん

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街のシンボルでもあるホワイトタワー(Bila vez)について、もう少し詳しく紹介しましょう。

夜間はライトアップされて、夜でも遠くから目立つようになっています。市民の寄付により1574年から建設がはじまり、1581年アウグスチンの鐘が塔の4階部分に吊るされ、完成となりました。

ホワイトタワーと呼ぶにはあまり白いとは感じられないのですが、塔を作るために使われたホジツェ産砂岩が白い色をしていることから、この名前がつきました。中の階段を利用して塔の内部を見学できます。

フラデツ・クラーロヴェーのシンボル「ホワイトタワー」

写真:さとちん

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アウグスティンの鐘は直径2.06m、重さ120Kgあり、チェコで3番目に大きな鐘となっています。実は隣の聖なる御心教会のために作られた鐘でしたが大きすぎて入らず、20年間倉庫にしまわれていました。ホワイトタワーでき、男性4人がかりで運び3時間かけて吊るしましたが、あまりの重さに今まで3回落下したことがあるとか。

フラデツ・クラーロヴェーのシンボル「ホワイトタワー」

写真:さとちん

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257段の階段を上り一番上の展望台からは旧市街地を見下ろすことができ、日中晴れた日はクルコノシェ山地やオルリツェ山地も見ることができます。

通常、塔の見学は9時から17時の間だけですが、希望するとナイトツアーや日の出ツアーも行われ、塔のてっぺんで朝ごはんを食べることもできます。贅沢な朝ごはん!食べてみたいですね!

<ホワイトタワーの基本情報>
住所:Franusova 168/1, 500 03 Hradec Kralove
電話番号:+420-495-511-455
アクセス:フラデツ・クラーロヴェー中央駅から車で7分。徒歩21分

ピルスナーウルケル直営「ヤフタ」でミルコを飲もう!

ピルスナーウルケル直営「ヤフタ」でミルコを飲もう!

写真:さとちん

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おいしいチェコ料理とビールを飲むなら新市街地にあるヤフタへ!ここはチェコで最大のシェアを誇るビール、ピルスナーウルケル直営のレストラン。直営店ならではのおいしいピルスナーウルケルを飲むことができます。

ピルスナーウルケル直営「ヤフタ」でミルコを飲もう!

写真:さとちん

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ピルスナーウルケルには専用タップで注ぐ泡たっぷりのミルコという独特の注ぎ方があります。泡が消えないうちに飲み干すのですが慣れない日本人にはちょっと物足りなう感じてしまうかも。クリーミーでまるでシルクのような泡。これがおいしいと感じられるようになったら真のビール通といえるのでしょう。

ピルスナーウルケル直営「ヤフタ」でミルコを飲もう!

写真:さとちん

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こちらのお店は8時からモーニングもいただける人気店。ハンバーガーやサンドイッチもありますが、チェコ料理も充実しています。

写真は代表的なチェコ料理「豚膝肉のロースト」。ホースラディッシュやマスタードをつけながら、ピクルスと一緒にパンに乗せていただきます。コラーゲンたっぷりでプリプリの部分とホロホロの赤身部分、2種類の味が楽しめます。

<ヤフタの基本情報>
住所:CSA 300/22, 500 03 Hradec Kralove
電話番号:+420-734-230-415
アクセス:フラデツ・クラーロヴェー中央駅から車で7分。徒歩の場合21分

ちょっぴりユニークなホテルステイがしたいなら「EAテレジアンコートホテル」

ちょっぴりユニークなホテルステイがしたいなら「EAテレジアンコートホテル」

写真:さとちん

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旧市街地から歩いて5分のEAテレジアンコートホテル(EA Theresian Court Hotel)。一見普通の優雅なホテルに見えますが、実は以前弾薬庫だった建物を改築したホテルなんです。そのため窓は片側だけしかない作りになっています。

ちょっぴりユニークなホテルステイがしたいなら「EAテレジアンコートホテル」

写真:さとちん

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ホテルの最上階はなんと屋根裏部屋をリノベーション!傾斜のついた屋根と半円の窓がなんともユニークです。

ちょっぴりユニークなホテルステイがしたいなら「EAテレジアンコートホテル」

写真:さとちん

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朝食ブッフェではハムやチーズの他に野菜と果物がたくさん!チェコは日本のホテルと比べると野菜が少ないので、この朝食は女性が喜びそうなメニューです。

<EAテレジアンコートホテルの基本情報>
住所:J. Koziny 336, 500 00 Hradec Kralove
電話番号:+420-495-505-111
アクセス:フラデツ・クラーロヴェー中央駅から徒歩30分

フラデツ・クラーロヴェーから東ボヘミア観光へ

首都プラハからフラデツ・クラーロヴェーまではバスで1時間10分、列車では1時間半ほど。フラデツ・クラーロヴェー中央駅から旧市街地までは徒歩20分と少し離れていますが、鉄道の駅とバスステーションが隣接していて、市内はトラム(トロリーバス)もあるので、比較的楽に移動できます。市内の名所はコンパクトにまとまっているので半日あれば十分見て回ることができるしょう。プラハから日帰り観光もできますが、フラデツ・クラーロヴェーに宿泊し東ボヘミア地方のリトミシュル、パルドゥビツェ、フルディムなどをまわるのもオススメですよ。

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:チェコ政府観光局

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/20−2018/10/29 訪問

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