写真:さとちん
地図を見るブルノの観光でまず出かけたいのが聖ペテロ聖パウロ大聖堂(Katedrala sv. Petra a Pavla)。10コルナコインにも描かれている大聖堂です。街を見下ろせるペトロフの丘に1170年代に建てられました。当初はロマネスク様式の建物でしたが、その後ゴシック様式の教会に改築され、1909年にはネオゴシック様式の2つの塔が加わり完成となりました。塔には上ることもできます。
写真:さとちん
地図を見る大聖堂の内部はバロック様式となっていて正面のステンドグラスは特に圧巻です。通常は8時15分、日曜日は7時から中に入ることができます。
※特別に許可をいただき内部を撮影させていただきました。
<聖ペテロ聖パウロ大聖堂の基本情報>
住所:Petrov 9, 602 00 Brno 2
電話番号:+420-543-235-031
アクセス:ブルノ駅から徒歩8分。
写真:さとちん
地図を見るブルノでもうひとつ見逃せないのが聖ヤコブ教会(St. James’ Church)。こちらは市街地にある13世紀に建てられた教会でブルノのシンボルともなっています。この教会で見るべき場所は実は地下にあります。地下はヨーロッパ2番目の規模を誇る納骨堂となっていて、5万体以上の骸骨が納められています。おびただしい数の頭蓋骨や大腿骨が壁のように並んでいる光景に不思議と怖いとか気持ち悪い感情はなく、荘厳で神秘的な空気を感じます。
<聖ヤコブ教会の基本情報>
住所:Jakubske nam. 101/2, 602 00 Brno-stred-Brno-mesto
電話番号:+420-542-210-586
アクセス:ブルノ駅から徒歩11分
写真:さとちん
地図を見る自由広場にある聖トーマス教会(Klaster sv. Tomase)は元々聖アウグスチノ修道会の教会でした。メンデルの法則を発見したメンデルは、聖アウグスチノ修道会で司祭として働きながらエンドウマメの交配実験を行ったんです。メンデルがいた聖アウグスチノ修道会は郊外にありますが、メンデルの法則を発見後、聖トーマス教会の近くにあった学校で講義を行いました。
教会の前にある足の長い馬に乗る騎士の像は、チェコに伝わる勇気の寓話に基づいて2015年に建てられたもの。冬は教会の前の広場ががスケートリンクになり、多くの人で賑わいます。
<聖トーマス教会の基本情報>
住所:Moravske nam. 1, 602 00 Brno-stred
電話番号:+420-545-572-215
アクセス:ブルノ駅から徒歩13分
写真:さとちん
地図を見るマーヘン劇場(Mahen Theatre)はヨーロッパで最初に電気による照明設備が導入された劇場です。設計者なんとあのトーマス・アルヴァ・エジソン!彼によるオリジナルの配線設備を今もここで見ることができます。
<マーヘン劇場の基本情報>
住所:Malinovskeho nam. 1, 657 70 Brno-stred
電話番号:+420-542-158-120
アクセス:ブルノ駅から徒歩9分
写真:さとちん
地図を見る青果市場にある旧市庁舎は、ブルノの観光案内所も兼ねているので一度は足を運んでおきたいところです。塔の正面の装飾はウィーンのシュテファン寺院を設計した建築家アントン・ピルグラムによるものです。とても見事なのですが真ん中が奇妙にねじれているのがわかりますか?これは正当な報酬が払われなかったことに怒ったアントン・ピルグラムが、わざと曲げて作ったと言われていますが、実は下を歩く人たちに倒れてくるような錯覚をおぼえるよう遊び心で作ったという説もあります。曲げて作るのは高度な技術が必要なので自分の腕を誇示する目的もあったとか。
写真:さとちん
地図を見る塔の中にはブルノドラゴンと呼ばれる、ブルノのマスコットキャラクターのワニがぶら下がっています。
写真:さとちん
地図を見る塔には上ることもできるんです。しかも下のカフェで買ったものを持って上れるので、コーヒーやワインを片手にブルノ街を見下ろすの贅沢な時間が過ごせます。
2017年12月まで改修工事を行っていたので、入れるようになったことを知っている人が少なく、穴場の観光スポットとなっています。ブルノカップルのデートスポットにもなっているので邪魔しないよう注意しましょうね。
<旧市庁舎の基本情報>
住所:Jakubske nam., 658 78 Brno-stred
アクセス:ブルノ駅から徒歩10分
写真:さとちん
地図を見るブルノには大きな広場がふたつ。一番有名なのは自由広場ですがブルノっ子気分を味わうならブルノで一番古い広場の青果市場(Zelny trh)がオススメ。
写真:さとちん
地図を見る青果市場は通称キャベツ広場と呼ばれ、日曜日以外毎日マーケットが開かれます。新鮮な野菜や果物を生産者から直接買うことができるんです。食べ歩きやホテルでのおやつにピッタリ!ワインも安く売られているので、昼飲みしたくなっちゃいます。
平日は6:00〜18:00、土曜日が6:00〜14:00。ただし11月、12月はお休みになります。
<青果市場の基本情報>
住所:Zelny trh, 602 00 Brno-stred-Brno-mesto
アクセス:ブルノ駅から徒歩5分
写真:さとちん
地図を見るコホウト・ナ・ヴィーニェ(Kohout NA VINE)はブルノのクチコミサイトでNo.2に選ばれたレストランです。No.1レストランはお上品な量なので若い人にはこちらが人気だとか。
世界各地から200種類以上のワインを揃え、ワインにあう料理を毎日前菜、メイン、デザート各5種類ずつ用意しています。見た目も華やかな料理に高レベルのサービスを日本の半額以下のお値段ででいただけるのですから、ブルノに来たら是非利用したいですね。
<コホウト・ナ・ヴィーニェの基本情報>
住所:Dum umení mesta Brna, Malinovskeho nam. 652/2, 602 00 Brno-stred
電話番号:+420-777-904-570
アクセス:ブルノ駅から徒歩8分
写真:さとちん
地図を見るロカール・ウ・ツァイプラ(Lokal U Caipla)は平日は0時、週末は翌日1時までOPENしているパブ。店内にはビールタンクがあり、おいしいビールを飲むことができます。お店自慢の自家製ハムと一緒に味わいましょう!チェコの若者で夜遅くまで賑やかな場所です。
<ロカール・ウ・ツァイプラの基本情報>
住所:Kozí 115/3, 602 00 Brno-stred
電話番号:+420-731-594-671
アクセス:ブルノ駅から徒歩8分
バル・クテリー・ネエクズィストゥイェ(Bar, který neexistuje)は存在のしないバーの意味。その人にあわせて作ってくれるカクテルが人気です。ミニハンバーガーもお腹に余裕があったら食べたい逸品。なによりも店内の落ち着いた雰囲気が魅力です。2階より1階の方が大人の雰囲気を楽しめます。平日は2時から3時、週末は4時まで営業している眠らない街ブルノらしいバーです。
<バル・クテリー・ネエクズィストゥイェの基本情報>
住所:Dvorakova 1, 602 00 Brno-stred
電話番号:+420-734-878-602
アクセス:ブルノ駅から徒歩8分
首都プラハから200Km離れた場所にあるプラハ。バスも列車も直行便が出ていて、どちらも2時間半前後です。ドイツ、ウィーンからも1時間なのでドイツ観光と組み合わせるのも良いですね。
古き良き伝統と若い学生による活気溢れる新しいチェコ、両方が体験できる街ブルノを1日思う存分楽しんでください。
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:チェコ政府観光局
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