中国遼寧省「レッドビーチ」で野鳥と蟹を楽しむ!

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中国遼寧省「レッドビーチ」で野鳥と蟹を楽しむ!

中国遼寧省「レッドビーチ」で野鳥と蟹を楽しむ!

更新日:2018/11/05 10:58

菊池 模糊のプロフィール写真 菊池 模糊 旅ライター、旅ブロガー、写真家、古墳ナビゲーター

レッドビーチこと中国遼寧省の紅海灘風景区は、秋に広大な湿地帯が真っ赤に染まる奇跡のビュースポットです。最近は有名になりましたが、まだまだ日本人観光客は少ない穴場。その赤い正体たるマツナという植物を見学するだけでなく、湿地に集まる野鳥の観察や、ここならではの盤錦蟹の釣りに挑戦したり食することもできます。絶景の写真撮影をはじめ、ちょっと日本では味わえない貴重な体験を楽しみましょう!

赤い奇跡の湿地帯レッドビーチ

赤い奇跡の湿地帯レッドビーチ

写真:菊池 模糊

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中国遼寧省の遼河デルタの広大な湿地帯に「紅海灘風景区」があります。通称レッドビーチと呼ばれ秋のシーズンにはマツナという植物が赤く染まり、中国全土から多くの観光客が訪れます。その規模は100平方kmを越え、どこまでも続く赤い世界のスケールの大きさに驚かされます。

入場料が必要ですが、園内はバスで道路に沿って五か所ある鑑賞ポイントに行くことができます。園内でも総長18kmの赤色の浅瀬が続き、各ポイントでは写真のように遊歩道が整備されており、沖のほうまで見に行けるようになっています。

赤い奇跡の湿地帯レッドビーチ

写真:菊池 模糊

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レッドビーチの途方もない大きさに写真撮影は困惑しますが、遥か彼方に石油採掘の櫓が見えたりしますので、それをバックに撮影すると印象的な作品をものにできます(写真参照)。このあたりは燃情歳月区とされ、油田と湿地の調和が魅力で、ちょっと日本では見られない景色です。

赤い奇跡の湿地帯レッドビーチ

写真:菊池 模糊

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レッドビーチは真っ直ぐな道路の海側に広がっているわけですが、陸側は淡水化された中国随一の水田地帯で、秋には黄金色の稲穂がたわわに実ります。田園楽土区とされる場所では、観光客を楽しませるため、稲田アートも作られています。いわば、レッドビーチと対照的なゴールデンビーチであるわけで、遊歩道もありますので、これもぜひ楽しんでください。

マツナとカモメ

マツナとカモメ

写真:菊池 模糊

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赤い大地の正体であるマツナは、アカザ科の一年草で、秋9月〜10月に深紅に染まります。近くで見ると葉がぷっくりと膨らんで赤く染まっているのが分かります(写真参照)。日本の北海道に分布するアツケシソウ(サンゴ草)もアカザ科の植物で近い種類ですが、中国のレッドビーチのほうが圧倒的にスケールが大きいです。

マツナとカモメ

写真:菊池 模糊

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レッドビーチは大湿地帯ですので、野鳥たちの楽園でもあります。そこでぜひ野鳥撮影にチャレンジしてみましょう。

まず一番多く見られるのがズグロカモメなどのカモメ科の鳥たちです。赤く点々と生えるマツナの中に、白いカモメが佇む姿は綺麗なものです。

マツナとカモメ

写真:菊池 模糊

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カモメの飛翔写真を撮るのも楽しいもの。背景がレッドビーチなので、他では見られないユニークな写真が撮れます。高速シャッターで飛び回るカモメを止めて、背景の赤い湿地帯や道路の景色も分かるようにすると良いでしょう。

レッドビーチの野鳥シギとチドリ

レッドビーチの野鳥シギとチドリ

写真:菊池 模糊

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紅海灘風景区は、約260種類の野鳥の生息地で、国際湿地条約(ラムサール条約)の「世界重要湿地カタログ」に登録され、「東アジアとオーストラリア間の渡り鳥生息地保護域ネットワーク」と「北東アジア鶴生息地ネットワーク」に加入しています。

本格的な水鳥の類ではシギの仲間が見られます。長くて曲がった嘴が特徴的なダイシャクシギは特に印象的で、干潟の穴に嘴を突っ込んで蟹などを食しており、ここの湿地帯にうまく適応した野鳥であることが分かります。

レッドビーチの野鳥シギとチドリ

写真:菊池 模糊

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シギの写真を撮る場合、やはりここならではの赤いマツナの中に佇む姿が良いものです。

小さいチドリ類も多いのですが、遠くに見つけても超望遠レンズでなければ、思うように撮れず難しいです。まれにタンチョウやソデグロヅルも飛来することがあるそうですから、時間の許す限り頑張って探してみてください。

レッドビーチの蟹釣り

レッドビーチの蟹釣り

写真:菊池 模糊

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湿地帯の中に突き出た遊歩道は赤いマツナの観察に最適であるとともに、足下に湿地の魚や蟹類を見ることができます。写真にたくさんある穴は盤錦蟹の棲息穴で、じっくり観察すると蟹が出入りしているのが見られます。

レッドビーチの蟹釣り

写真:菊池 模糊

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特に海洋牧場区では、海鮮狩りの魅力を体験できます。蟹釣りの道具もレンタルでき、家族連れが楽しんでいます。コツがあり、ちょっと難しいのが実情。とはいえ釣りマニアなら挑戦すべきでしょう。

レッドビーチの蟹釣り

写真:菊池 模糊

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写真をご覧ください。盤錦蟹とハゼのような魚が釣れます。こういう体験も貴重なので興味のある方はチャレンジしてください。

レッドビーチの盤錦蟹を食す

レッドビーチの盤錦蟹を食す

写真:菊池 模糊

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田園楽土区では屋台があり、盤錦蟹の串揚げの実演販売が人気です。生きている蟹を串で突き刺すのは新鮮で良いですが、懸命に動いているのでちょっと可哀そう。気の弱い方は実演を見ないでください。

レッドビーチの盤錦蟹を食す

写真:菊池 模糊

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屋台で売っているのは小さい盤錦蟹の串揚げで、飛ぶように売れています。小さい蟹なので、豪快にそのままかじり付けば良いのです。なかなか美味でリーズナブル。ここならではの野趣ある食べものですので、ぜひ食べてみましょう。

レッドビーチの盤錦蟹を食す

写真:菊池 模糊

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蟹丸ごと食するのは苦手という方は、園内の食堂で盤錦蟹の蒸し料理を注文することができます。こちらは養殖の盤錦蟹で、やや大きめ。そのため丸ごととはいかず甲羅を外して食べますが、黄色い蟹味噌が美味しいものの食べる部分が少ないのが欠点。とはいえ、せっかくのレッドビーチ名物ですから、忘れずに味わってみてください。

レッドビーチ(紅海灘風景区/紅海灘旅遊風景区)の基本情報

住所:遼寧省盤錦市 Liaoning, Panjin, Dawa, B07 County Rd
電話番号:+86-427-282-0638
アクセス:
大連または瀋陽より高速鉄道で約90分の盤錦下車
盤錦駅よりバスまたはタクシーで30〜40分
盤錦市のホテルに宿泊し、駅前から紅海灘風景区(入場チケット込み)へ案内してくれるツアーに申し込むのがおすすめです。

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/20 訪問

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