写真:おしみ ゆかり
地図を見る「東金砂神社」は平安時代前期に平城天皇の勅願により、宝珠上人が現在の滋賀にある日吉大社(山王権現)の祭神分霊を祀って『国家安泰・五穀豊穣』の祈願所として開基した歴史ある神社です。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。
ご利益は心身浄化、気力回復。
源頼義・義家親子が奥州征討の際に奉納したと伝えられる太刀や長巻が御宝刀として大切に伝えられています。年に一度開催される「集中曝涼」で、御宝刀を見られることも。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る常陸太田駅までは上野駅から特急ひたち・ときわに乗って水戸駅まで60分、水戸駅からは水郡線で40分です。東京駅から高速バスも出ています(2時間半)
そして、東金砂神社までは常陸太田駅から車で35分。車1台通るのがやっとなくらいの険しい山道を乗り越えて辿り着くと、大きな鳥居が迎えてくれます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る大きな木に囲まれた表参道はとても美しく、澄んだ空気で本当に心が浄化されるのを感じます。パワースポットとしては、あの御岩神社を凌ぐとの声にも納得です。急な石段を登ると立派な仁王門が。そして、さらに登ると、田楽堂が見えてきます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る東金砂神社では72年に1度「磯出大祭礼」が執り行われます。日本一開催間隔が長いことでも有名です。天下泰平・万民農楽・五穀豊穣を目的とするお祭りで、相対して建つ「西金砂神社」とともに500人を超える行列が、往復80キロの道のりを6泊7日かけて神輿と共に進むことで知られています。72年に1度なんて、見られたらラッキー!なレベルですよね。前回行われたのは2003年。つまり、次回の磯出大祭礼は2075年となります。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るそして、その大祭で舞われる田楽舞「東金砂神社田楽」は県指定文化財に指定され、氏子と神社関係者で構成される「東金砂神社田楽舞保存会」によって受け継がれています。
この田楽舞は毎年2月11日に行われる「嵐除祭(らんじょうさい)」でも奉納されます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る飾られているかわいいお猿さんの写真は、8歳から14歳までの男の子が扮している「神猿(しんえん)」です。嵐除祭で、四段の田楽舞が舞われている間中、男手だけでつかれた護摩餅の上で護摩火を焚き続けます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る田楽堂からさらに石段を登ると釣鐘堂があり、鐘も自由につくことができます。ちなみに鐘をつくのは参拝前。お参りにきましたよ、の合図です。帰りに鐘をつくのは戻り鐘といって縁起が悪いのでやめましょう。
仁王門や釣鐘堂があるのは神仏習合の名残ですね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るそして、御本殿に到着です。神紋は佐竹氏の「五本骨扇」です。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る生命の強さを感じるような大きな木々に囲まれてひっそりと建っている御本殿。その古色蒼然とした佇まいは、厳かでとても心が落ち着くはず。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るお参りしたら、御朱印を戴きましょう。御朱印は1番下にある社務所でいただけます。東金砂神社では、御朱印の初穂料は無料です。
写真は書き置きですが、もちろん、御朱印帳にも書いて戴けます。その分、お賽銭は多めに入れていきましょう。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る社務所の前には県指定文化財の「モチノキ」があります。樹齢約500年。その昔、和久村に住んでいた人が願い事を掛けて東金砂神社に奉納したといわれ、御神徳によってうるち米の稲穂がもち米の稲穂に変じたという言い伝えがあります。さらには霊験あらたかなこのモチノキにつながれた馬は粗相をしないとも言われているそうです。
心身浄化で運気アップ間違いなし!な、東金砂神社にぜひお参りしてくださいね。
住所:茨城県常陸太田市天下野町9740
電話番号:0294-85-1638
アクセス:常陸太田駅から車で35分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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