新宿駅西口の賑やかなオフィス街から徒歩15分ほど。東京都庁と新宿中央公園を抜け、閑静な雰囲気の中に佇むのが「THE KNOT TOKYO Shinjuku(ザ ノット 東京新宿)」です。「新宿ニューシティホテル」時代のレンガや一部の照明を活かしながら、緑あふれるスタイリッシュなデザインホテルに生まれ変わりました。
ホテルのコンセプトは「目の前の広がる公園のように、多様な人々のために」。宿泊客の約9割が外国人のため、新宿にいながら海外のホテルに泊まっているような気分になります。また「ライフスタイルホテル」として、宿泊客から近隣の住民まで自然体で過ごせるようなホテルづくりを目指しているのです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るレセプションは2階までの吹き抜けで開放的な空間。アーティストの絵が飾られていたり、デザインチェアが配置されるなど、スタイリッシュな雰囲気が漂います。中央のテーブルには電源やUSB、無料で超高速Wi-Fiも完備されており、PC作業する人の姿も見られます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る一番奥にフロントと自動チェックイン機を設置。基本的に自動チェックイン機を使用しますが、液晶画面で操作方法を説明してくれるので簡単にチェックインできますよ。困った時にはスタッフが丁寧に対応してくれるので安心です。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る大型ホテルをリノベーションしていることもあり、なんと全408室、15種類のタイプの客室から選べます。おすすめは最上階の13階にある客室「エクストララージデラックスツイン」。大きな窓から正面に東京都庁の裏側や新宿中央公園を望むことができるのです!
その素晴らしい景色を見渡すために配置されたデザインチェアが「カール・ハンセン&サン CH07 SHELL Chair」。羽を広げたような座と脚の曲線が流れるようなフォルムが特長的。こちらに座って新宿の移りゆく景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るデザインチェアに座ると目の前にドーン!と東京都庁が見える様は圧巻です。眼下には新宿中央公園の緑も広がり、都心の真ん中にいるとは思えないほどの自然に癒されることでしょう。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室のアメニティも見逃せません。写真のカラフルな湯呑みは、波佐見焼の陶磁器ブランド「MARUHIRO」のそば猪口。このサイズ感なので、湯呑みにもそば猪口にもいろいろな使い方ができるのだとか。色や柄の種類も豊富で各客室に異なるデザインが用意されています。
また客室で寛ぐときは、ぜひホテルオリジナルの紺色のガウンに袖を通してみてください。心地良い肌触りとゆったりとしたシルエットで、自分の部屋着のように馴染むはずです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る2階の中央にあるギャラリーのようなスペースが「MORETHAN LOUNGE」。こちらでは2018年12月末まで、若手写真家の発掘育成を目的とした団体「EINSTEIN STUDIO」による企画展「NEW JAPAN PHOTO」を開催。ホテルのコンセプトと同じように、様々な価値観やバックグラウンドを持った若手写真家による作品が展示されています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る階段のスペースにも写真作品を展示。東京の風景を切り取った写真が多く、時間を忘れてじっくり見ていたくなります。フレームが鏡のようになっているのもおもしろいですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る階段付近には「DJ BOOTH」を設置しており、毎週日曜日の午後3時〜8時までDJイベント「TKTS -PARK WEST AFTERNOON-」を開催。先程の写真やアート作品を鑑賞しながら、ヴィンテージチェアで寛ぎながらなど、自由なスタイルで音楽を楽しむことができますよ。
またフロアの至る所におしゃれな自転車が展示されていますが、こちらでは「tokyobike(トーキョーバイク)」の自転車をレンタルできるんです!晴れた日には自転車を借りて新宿周辺をサイクリングするのも気持ち良さそうですね。
レストランは吉祥寺の人気店「Boulangerie Bistro EPEE(ブーランジェリー・ビストロ・エペ)」を運営する株式会社MOTHERSが、初のホテル業態レストラン「MORETHAN(モアザン)」を立ち上げ。「More than just a hotel」をコンセプトとしており、ホテルと一体になったダイニング、グリル、ベーカリー、ティースタンドを展開しています。
エントランスに入って左手にあるのが「MORETHAN BAKERY(モアザン ベーカリー)と「MORETHAN TEASTAND(モアザン ティースタンド)」。北海道産の小麦を使ったパンやサンドイッチ、若芽のティップと呼ばれる部分の茶葉を贅沢に使用したティードリンクを提供しています。ダイニングの席に余裕があればイートインすることも可能です。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホットサンドイッチの中でも人気のある「グリルドチーズ(500円)」は、パンを焼き上げた後にザラメをかけているのがポイント!ちょっと懐かしいお菓子を食べているような気分になります。もう一つの「キューバサンド(700円)」はカリカリ香ばしいパンと、ローストポークの肉感、とろーりとしたチーズがクセになるおいしさです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る左のインスタ映えしそうな美しいティーソーダは「アールグレイ ジャスミン サワーサップ(600円)」。アールグレイの華やかな香りが心地良く、中のシロップをかき混ぜると甘さが行き渡って良いバランスに。右のミルクティーは「カカオ(650円)」で、濃厚な茶葉の香りと甘さ控えめなカカオの味わいを満喫できます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る朝7時から10時まで朝食ブッフェが提供されるのは「MORETHAN DINNING(モアザン ダイニング)」。木のぬくもりがあふれる広々とした店内にはソファー席からテーブル席まで多くの席を配置。晴れた日には新宿中央公園の緑を望めるテラス席もおすすめですよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る朝食ブッフェは品数より品質にこだわり、野菜は主に三浦野菜、果物は愛媛産のものを厳選。パンは「MORETHAN BAKERY(モアザン ベーカリー)」の焼きたてを提供。宿泊客の9割が外国人ということでバゲットやカンパーニュを中心としたラインナップになっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るシェフが目の前で作ってくれるふわふわのオムレツ、フードスライサーで切られたばかりの風味豊かな生ハム、濃厚で体の芯から温まるオニオンスープなどなど…あっというまにお皿が埋まります。実際に食べてみると品数も多く、何を食べようか迷ってしまいますよ。
特に海外のホテル気分を満喫できる朝食ブッフェですが、実はランチブッフェもおすすめ。パンに合う前菜や温菜、デザート各種、そして先程ご紹介した「MORETHAN TEA」を好きなだけ味わえるのです。宿泊以外でも気軽にふらっと楽しめるのは嬉しいですね!
西新宿といえば外資系の高級ホテルからビジネスホテルまで多くのホテルがありますが、ライフスタイルホテルと言える「ザ ノット 東京新宿」の存在は貴重!海外気分を味わえるホテルとして利用できますし、ダイニングやベーカリーを普段使いできるのも嬉しいところ。新宿によく行く方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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