愛知豊川稲荷、きつね千体のパワースポット奥の院を歩こう

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愛知豊川稲荷、きつね千体のパワースポット奥の院を歩こう

愛知豊川稲荷、きつね千体のパワースポット奥の院を歩こう

更新日:2018/11/05 12:37

Mizuki Yoshiのプロフィール写真 Mizuki Yoshi 歴史街道トレッカー、伝統の「ワザ」案内人、日本クルーズ&フェリー学会員

日本三大稲荷として有名な愛知の豊川稲荷。毎年東西から初もうで客を集める屈指の人気稲荷ですが、実は曹洞宗のお寺。格式高い本殿から千本のぼりがはためく参詣道を歩き、奥の院、更には千体のきつねが建ち並ぶ通称きつね塚は、壮観!祈願成就のあかしです。

読経や梵鐘が響く開放的な本殿エリアに対し、奥の院への順路は静寂の鎮守の森の中。豊川稲荷の見どころをとっておきのお稲荷さんや甘味と共にご紹介します。

豊川稲荷駅前、きつねがお出迎え

豊川稲荷駅前、きつねがお出迎え

写真:Mizuki Yoshi

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JR豊川駅と名鉄豊川稲荷駅が並ぶ駅西口ロータリーではきつねのモニュメントが建ち、歩道には「豊川いなり表参道」はこちらと首に赤い矢印が方向を示すきつね(写真右)が出迎えます。

豊川稲荷駅前、きつねがお出迎え

写真:Mizuki Yoshi

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駅前ロータリーから徒歩2〜3分で豊川いなり表参道の赤い鳥居型看板が門前町商店街の入口。商店前では大小きつねの陶器人形が鎮座してご挨拶。午前中に参拝の方は、お稲荷さんやうなぎの食事処がほぼ半々くらいあるのでどこで食べるか迷いながら歩けます。駅前から豊川稲荷総門までに数十体のきつねが目に飛び込みますよ。

豊川稲荷駅前、きつねがお出迎え

写真:Mizuki Yoshi

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門前町を200mほど歩くと豊川稲荷総門。どっしりと建つこの門は、1656年の改築に続き、1884年に完成。総欅(けやき)造り、屋根は銅板杮(こけら)葺きです。尚、総門前を左手に50mほど進むと角に豊川市観光案内所があるので、割引券付き稲荷すし情報やスタンプラリーのパンフ、観光案内、参拝順路などを併せて入手すると便利です!

実はお寺の豊川稲荷

実はお寺の豊川稲荷

写真:Mizuki Yoshi

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豊川稲荷の正式名称は、豊川閣妙厳寺(とよかわかくみょうごんじ)。1441年開創の名刹です。実は曹洞宗のお寺ですが、本殿まで鳥居を二つくぐる神仏習合が見られます。ご本尊は千手観世音菩薩で、鎮守(守り神)として通称豊川稲荷で親しまれている豊川だき尼真天(とよかわだきにしんてん)を祀っています。豊川稲荷は、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、大岡忠相、渡辺崋山など名だたる武将や天下人、文人墨客が深く信仰するなど戦国や江戸時代から有名になっています。

実はお寺の豊川稲荷

写真:Mizuki Yoshi

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観世音菩薩の名前の意味を弟子に聞かれたお釈迦様は、「この世の衆生の苦悩を、音声で観じて苦悩から脱する手助けをするためだ」と答えました。千手観世音菩薩は十一面の顔や無限を意味する千本の手に千の目を持ち、あらゆる人の苦悩をあらゆる方向から観じ、救済の手をさしのべる慈悲深い菩薩です。今流に表現すれば、センサーを無数に備えた菩薩です。本殿は一段高くなっており、間口20m、奥行き40m、高さ30mの総欅造りの堂々たるもの。一対のきつねが出迎えます。

実はお寺の豊川稲荷

写真:Mizuki Yoshi

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本殿でのお参りが済んだら右手から下り、千本のぼりときつね塚(霊狐塚)がある奥の院参道を歩きましょう。書院から本殿をつなぐ幅二間(約4m)の回廊の下をくぐると、ここから先は鎮守の森、野鳥のさえずりが頭上高く聞こえてきます。

大書院に向かう玄関横にある立願所で願い事を出すと祈祷を受ける際にこの回廊を通って本堂に向かいます。家内安全、営業繁盛、身心堅固、厄難消除、病気全快、開運満足、心願成就、社中安全、出産安全、良縁具足、学業増進、交通安全、大漁満足、海上安全、災難消除などご利益は数多。一定以上の祈祷料を払うと点心(精進料理)のお接待がついたり、宿泊し翌朝のご祈祷参加もできますよ。

「霊狐塚」、きつね千体のパワースポット!

「霊狐塚」、きつね千体のパワースポット!

写真:Mizuki Yoshi

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無数の幟(のぼり)の間を歩き、三重塔、万燈堂、弘法堂、大黒堂を過ぎると、通称きつね塚と呼ばれる霊狐塚への参詣道が伸びているので是非立ち寄ってみてください。そこに現れるのは千体ものきつね。願いがかなった人や願い事をする人が奉納したものです。

「霊狐塚」、きつね千体のパワースポット!

写真:Mizuki Yoshi

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きつねたちは、円形劇場の観客席に座っているようにこちらを見つめるのです。この場に溢れているのは祈願成就への感謝の気持ちやパワー!木々の間を陽光が移動し、きつねたちの表情を変化させます。不思議なパワーを感じるスポットです。

「霊狐塚」、きつね千体のパワースポット!

写真:Mizuki Yoshi

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一つ一つ見るときつねたちの姿や表情は様々。巻物や玉をくわえたり、嬉しそうだったり少し悲しそうだったりします。左手からきつねの群れに入って行く道があるので、きつねたちの表情を楽しんでみてはいかがでしょう。撮影スポットでもあります。

大黒様がスゴイことになっている!

大黒様がスゴイことになっている!

写真:Mizuki Yoshi

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霊狐塚の手前にあるのが大黒堂。祠の前に一対の大黒様が打ち出の小槌をもって迎えてくれます。ご真言を唱えながらなでるとご利益が頂けるそうです。玄関の屋根の上にも打ち出の小槌の瓦が付いていて縁起の良い場所です。右手の大黒様のおなかやひざがへこんでいるのは、そのご利益にあやかろうとコインなど硬いもので削り取った跡だそうです。なでるだけにしましょう、と案内があります。

大黒様がスゴイことになっている!

写真:Mizuki Yoshi

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奥の院の豊川だき尼真天の祠です。千手観世音菩薩の鎮守(守り神)です。およそ700年前に法祖寒厳禅師が帰朝乗船の際に、海上でだき尼真天の端麗な姿が現れた事に依ります。だき尼真天は、インド仏教の神様で梵語のダーキニーを漢字にしたもの。白狐にまたがり剣と宝珠、稲穂を荷い、鎌などを携えています。「豊川稲荷」と呼ばれるのはこの神の善神を豊川閣妙厳寺の鎮守として祀ったことにより広く信仰を集めるようになったのです。梁に立川流による「上り龍」と「下り龍」の豪快な彫り物があるので、堪能してみてください。

大黒様がスゴイことになっている!

写真:Mizuki Yoshi

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巨大な大書院と立願所の前に建つ赤いポスト。日本最古の現役ポストです。平日・祝日とも午後2回の取集時刻が表示されています。

お稲荷さんと宝珠まんじゅうを堪能!

お稲荷さんと宝珠まんじゅうを堪能!

写真:Mizuki Yoshi

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本殿エリアと奥の院を歩いて少しお腹が減った方におススメは、門前町総門からすぐにある田舎料理「吉野」のいなりすし8個の詰め合わせセット(¥950)。お店で食べることも可能。定番白いなり、わさび、梅しそや、「コロちゃん」と呼ばれるコロッケ味(右下)などが楽しめます。注文を受けてから握るこのセットはボリューム満点!

<基本情報>
住所:愛知県豊川市門前町14-1
電話番号:0533-83-1750
アクセス:豊川稲荷総門から徒歩1分左側

お稲荷さんと宝珠まんじゅうを堪能!

写真:Mizuki Yoshi

豊川だき尼真天が携えている宝珠(除障招福をする)をテーマにした甘味が総門前「喜楽」の宝珠まんじゅう。餡が二種類あり透明包装の通常の餡と白っぽい包装の宝珠まんじゅう旬の餡(季節によって栗、桜、抹茶あん)があるので、試食などして選んでみてはいかがでしょう。通常餡は、毎月の縁日にご祈祷を受けたお米を米麹にして使っています。

<基本情報>
住所:愛知県豊川市門前町61
電話番号:0533-86-9044
アクセス:豊川稲荷総門前

お稲荷さんと宝珠まんじゅうを堪能!

写真:Mizuki Yoshi

食事前にチェックしておきたいのが、「豊川いなり寿司」のパンフ。これを持参すると食事の割引が得られたり、各種サービスが受けられますよ。又、「とよかわ冒険スタンプラリー」もスタンプラリー特典や各種サービスが得られるので、併せて豊川市観光案内所などで入手しておくと便利でお得です。

<基本情報>
住所:愛知県豊川市旭町8
電話番号:0533-89-2411
アクセス:豊川稲荷総門から南西へ50m、豊川稲荷前交差点北東角、JR豊川駅、名鉄豊川稲荷駅から徒歩3分

おわりに、

豊川稲荷の基本情報

住所:愛知県豊川市豊川町1番地
電話番号:0533-85-2030
アクセス:JR、名鉄豊川稲荷駅から徒歩5分

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/30 訪問

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