写真:東郷 カオル
地図を見る京都探訪マップは、京都国際漫画ミュージアムや京都総合観光案内所、一部の駅で入手することができます。まずはこのマップを入手しましょう。
「いなり、こんこん、恋いろは。」と「有頂天家族」のマップは、1冊にまとめられているのではなく、贅沢にも別々に印刷されていますので、忘れず2冊もらっておきましょうね!マップは無料配布されています^^
今回は、観光客の方の多くが利用される、京都駅の京都総合観光案内所で入手してみました。こちらの案内所では他にも京都観光に役立つパンフレットや地図が揃っていますし、窓口の方も知識豊富でいろいろと観光の相談に乗ってくださいますので、京都駅を利用される方は是非立ち寄ってみてください。
写真:東郷 カオル
地図を見る「いなり、こんこん、恋いろは。」の聖地とえいば、伏見稲荷大社。
このアニメは、アニメファンではなくても楽しめる内容で、お子さんにも安心して見せることができ、大人も懐かしい気持ちで見ることのできるおすすめアニメです。
大社の楼門前にはアニメの中で登場する「うかさま」という神様のパネルが設置されており、記念撮影をする観光客も多数。
「いなこん」はラブコメディーと言っていいと思われますが、その内容には昔からの日本人と神様の付き合い方が至るところに散りばめられています。
主人公の「いなり」は小さい頃から神社をよく訪れていて、悩み事があったりすると、神社に行って「うかさま」に相談します。
「うかさま」は、その主人公「いなり」をずっと見守ってきました。一方、主人公「いなり」の兄は、神社にあまり寄り付かなく、「うかさま」はちょっと寂しく思っていた、という背景があったり。
まさに日本人が神様を近しく思っていたり、畏怖の念を持っていたり、困った時には相談にいったりと、昔からの神様との付き合い方がわかりやすくアニメ化されていて、今の時代のお子さんにも楽しみながら学習してもいらいたい日本の風習です。
また、小さい頃に神社に遊びに行った記憶が蘇り、懐かしい思いで見る大人も多いかもしれませんね。
伏見稲荷大社は本殿の奥が山になっていて、全部見て回ろうとすると数時間かかる軽いハイキングになってしまいますので、歩きやすい服装と靴をおすすめします。
写真:東郷 カオル
地図を見る伏見稲荷大社の最寄り駅、京阪電車の伏見稲荷駅には、主人公「いなり」のパネルが設置されています。
「いなり、こんこん、恋いろは。」のキャラクターパネルは他にもいくつかあり、丹波橋、墨染、三条、神宮丸太町にもそれぞれの駅名にちなんだキャラクターがいますので、是非探してみてくださいね!ほとんどのパネルは改札より中に設置されていますので、京阪電車に乗りながら、お目当ての駅で降りて、記念撮影をしてまた次の電車に乗るという旅もいいかもしれません。
また、京阪電車では、「京阪電車×いなり、こんこん、恋いろは。」京阪線フリーチケットという、1日乗り放題のチケットも発売されていますので、こちらを利用するのもいいですね。
京都を舞台に、狸の家族愛を描いた「有頂天家族」。人間、狸、天狗が登場する、一見不思議な設定ですが、なぜかそのハチャメチャ設定と京都の街並みが馴染んでいるのが、流石、「古都・京都」と思わせられるアニメです。
このアニメでよく登場するのが世界遺産にも登録されている下鴨神社。ここには「糺の森」という豊かな自然の残る森があり、市街にありながらも夏には蛍を見ることのできる、貴重な原生林です。森に入ってみると、空気が違うことを感じとれます。豊かな自然の癒しのパワーと、神社の神聖なパワーの両方を享受できる、まさにパワースポットですね。
アニメでは、狸の一家「下鴨一家」が暮らしている設定となっています。
「いなこん」の伏見稲荷大社から京阪電車で終点の出町柳で降りて、徒歩10分ほどですので、この二つはセットで行くと効率的です。
写真:東郷 カオル
地図を見る「有頂天家族」の中で、六角堂というお寺が登場します。ここにある変わった形をした石「へそ石」は京都の中心とされていますが、アニメの中では狸が化けているという設定です。そういう前提でこの石を眺めていると、なんだか楽しくなってきます^^
六角堂に入ってすぐのところに一際目を惹く立派な柳があり、よく見ると、柳の枝2本を合わせるようにおみくじが結ばれています。このように願をかけると良縁に恵まれるということで、大勢の参拝客で賑わっています。
六角堂は地下鉄の烏丸御池から徒歩3分ほどのアクセスの良い場所にありますので、以前から賑わっていましたが、「有頂天家族」が放映されてから、以前よりも参拝者が増えたような気がします^^
京都探訪マップは、アニメの聖地巡礼マップですが、アニメを知らずとも、このマップで紹介されている場所は京都を代表する名所や京都らしい場所ですので、今までアニメに興味のなかった人も、違った視線で京都観光できるおもしろいツールだと思われます。
京都駅を利用される方は、京都総合観光案内所に立ち寄って、マップを入手してみてはいかがでしょうか?新しい発見があるかもしれませんよ!
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(2024/4/19更新)
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