あえてクリスマスや夜景を無視して、冬の横浜ベイエリア巡り

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あえてクリスマスや夜景を無視して、冬の横浜ベイエリア巡り

あえてクリスマスや夜景を無視して、冬の横浜ベイエリア巡り

更新日:2018/12/06 09:20

鷹野 圭のプロフィール写真 鷹野 圭 首都圏自然ライター

12月の横浜ベイエリアといえば、夜を照らすクリスマスイルミネーションがシンボル。華やかで幻想的な雰囲気が漂う夜景は、雑誌・ネットを問わず様々な媒体で紹介されますし、12月最大の見所であることは間違いありません。そこで今回は少々ひねくれた視点で(汗)そのクリスマスシーズンならではの魅力をあえて無視し、普段あまりスポットを浴びることのない冬の横浜ベイエリアの見所を見つめ、その魅力を探求してみましょう。

運河に隣接した「高島水際線公園」で、水鳥を観察!

運河に隣接した「高島水際線公園」で、水鳥を観察!

写真:鷹野 圭

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横浜駅東口から、歩道橋などを通って歩くこと約10分。高島水際線公園は、そごう横浜店や横浜ベイクォーターなどの人気商業施設にも程近い親水公園です。ご覧の通りすぐ目の前が運河で、周囲には高層ビルもあまりなく、みなとみらいでは稀有ともいえる開放的なスポット。人があまり多くないので、のんびり散歩したい人にはピッタリです。

運河に隣接した「高島水際線公園」で、水鳥を観察!

写真:鷹野 圭

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都会の海だけに時折ゴミが漂着してしまうことは否めませんが、それでも最近では水が大分きれいになったためか、高島水際線公園には毎年サギやカモなどの海鳥がよく飛来します。柵を挟んで、園路のすぐ目の前に鳥が現れるので、スマホのカメラなどでも撮影は簡単! どれも決して珍しい鳥ではないものの、横浜の都会真っ只中にこれほどたくさんの鳥がいたのかと驚かされることでしょう。

運河に隣接した「高島水際線公園」で、水鳥を観察!

写真:鷹野 圭

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公園内の一角に設置されている、存在感抜群の大きなイカリ。港町横浜らしいといえますが、実はこれ、公園の造成中に見つかった本物のイカリをモニュメント化したものだったりします。船にぶら下がっている姿はよく見かけるかもしれませんが、こうして実物を目の前で見ると、その圧倒的な大きさには驚かされます。このほか、鉄道の車輪などのモニュメントもあるので、散策がてら探してみましょう。

<高島水際線公園の基本情報>
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい6丁目4
電話番号:045-671-3648
アクセス:各線「横浜駅」より徒歩約12分

冬のベイエリアのシンボル「ユリカモメ」

冬のベイエリアのシンボル「ユリカモメ」

写真:鷹野 圭

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お台場を通っているモノレールのことじゃありません(汗)。冬になると遠い北国から集団で海の近くにやってくる、やや小型のカモメのことです。

11月から翌年の4月頃にかけて、みなとみらい21から山下公園などの海岸線ではたくさんのユリカモメが冬越しをします。上空を優雅に舞っているかと思えば、公園を普通に散歩していたり、器用にフェンスに乗っかってジッとしていたり……人が近くにいてもほとんど怖がることもなくベイエリアの風景に溶け込んでしまっています。

写真は、臨港パークでのんびりとくつろいでいるユリカモメ。なぜか片足を上げてスケート選手のような格好(笑)。これもまた、安心して羽を伸ばせているという証拠かも?

冬のベイエリアのシンボル「ユリカモメ」

写真:鷹野 圭

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集団でやってくるって、実際どのくらい?と思われるでしょう。

最もよくユリカモメが見られるのは、海に面して細長く伸びる山下公園。ご覧のとおり、氷川丸の周囲を飛び回っていることが多く、その数は到底数え切れるものではありません。船を港に繋ぐ鎖などを足場にしており、時には足の踏み場もなくなってしまうほど。やはり人を怖がることはなく、かなり近い位置を飛んだりするのでちょっと怖いかもしれません(汗)。とは言え、変に餌付けしようとしたり手を出したりしなければ向かってくることはないので、安心しましょう。

足場に止まってジッとしていることも多く、距離も近いので、スマホなどでも撮影は簡単です。集団だと怖いですが顔は可愛いので、ぜひ1枚撮ってみてくださいね。

冬のベイエリアのシンボル「ユリカモメ」

写真:鷹野 圭

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餌付け問題など色々とマイナスな部分も見られるユリカモメですが、上記のとおり顔は可愛く基本おとなしいので、写真撮影にはピッタリです。動かないことが多いだけに、背景にも色々と拘ってみたいところ。例えば写真のようにマリンタワーをバックに据えてもいいですし、大さん橋やランドマークタワー、観覧車なども背景としてよく映えます。

晩秋から春にかけて結構長いこと留まってくれますので、冬にベイエリアを散歩する時には、ぜひ色々な角度からユリカモメを撮影してみましょう。数が多いので、見つけるのはとても簡単なはずです。

他にもいます。冬のベイエリアで見かける鳥たち

他にもいます。冬のベイエリアで見かける鳥たち

写真:鷹野 圭

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高島水際線公園には、魚を捕まえるためによくサギの仲間がやってきます。写真はアオサギ。日本に生息するサギの仲間では最大級で、鳥をよく知らない人には一瞬ツルに見えてしまうかもしれません。十数センチ程度の浅瀬や岩場などから、銛のようにすばやく嘴を突き刺して魚を捕らえますが、その習性ゆえに岸から水面に嘴が届く高島水際線公園以外では、ベイエリアではほとんど見かけません。探してみましょう!

他にもいます。冬のベイエリアで見かける鳥たち

写真:鷹野 圭

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カモといえば、湖や池に浮かんでいるものというイメージは強いのではないでしょうか? 実は一部のカモは海にも飛来し、それは都会真っ只中であるベイエリアも例外ではないのです。写真に写っているのはオナガガモ。頭部が褐色で背中が灰色のツートンカラーのお洒落な個体がオスです。このほか、白黒カラーのスズガモ、茶色い頭に真っ赤な目が特徴のホシハジロなどがよく見られます。海岸線を歩く際には、ぜひ探してみてくださいね。

他にもいます。冬のベイエリアで見かける鳥たち

写真:鷹野 圭

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春が近づいてきてウメやサクラが花を咲かせると、蜜を求めてメジロ(写真)やヒヨドリがやって来ることがあります。花の蜜はチョウやハチだけじゃなく、実は小さな鳥にとっても貴重な食事なのです。美しい花と小鳥の組み合わせは必見! まだまだ寒くて食糧(木の実や昆虫)が少ないシーズンならではの光景です。

山下公園のフラワーガーデンは、真冬でも色鮮やか!

山下公園のフラワーガーデンは、真冬でも色鮮やか!

写真:鷹野 圭

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山下公園には大きな整形式のサンクンガーデンがありますが、ここはある時を境にガラリと雰囲気が変わりました。かつては大株のバラだけしか植栽されておらず、春や秋には華やかですがそれ以外のシーズンにはまったく花(華)がなく殺風景でした。ところが2017年に開催された「全国都市緑化よこはまフェア」を機に、バラだけじゃなく宿根草やハーブなどを多く植栽し、四季を通じて何かしらの花が咲いているガーデンへと転換されたのです。高低差があり、花の株数自体もグンと増えたサンクンガーデン。真冬でも彩り豊かなので、花好きの方は必見です。

山下公園のフラワーガーデンは、真冬でも色鮮やか!

写真:鷹野 圭

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混植型のナチュラルなガーデンに生まれ変わった山下公園のサンクンガーデンですが、横浜市の花がバラということもあり、依然としてバラも多く残されています。近年は品種改良が進んで四季咲き性のバラも多く作られているため、12月に入ってもまだバラの花が見られることがあります。もちろん多くはありませんが、見つけるとちょっと幸せな気持ちになるかも?

山下公園のフラワーガーデンは、真冬でも色鮮やか!

写真:鷹野 圭

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サンクンガーデンや氷川丸と並び、山下公園のシンボルともいえる噴水「水の守護神像」。この噴水の周囲にも球根類や宿根草が多く植えられ、冬場でも花が尽きることはありません。噴水には稀にユリカモメが飛来し、水面に浮かんでいることも。水・花・鳥の組み合わせは、ぜひ写真に収めていただきたいワンシーンです。

<山下公園の基本情報>
住所:神奈川県横浜市中区山下町279
電話番号:045-671-3648
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩約3分

ベイエリアの色々な風景を切り取ってみよう

ベイエリアの色々な風景を切り取ってみよう

写真:鷹野 圭

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スイカを切ったような形が特徴のインターコンチネンタルホテル。ランドマークタワーに近いために遠目だとやや目立ちませんが、なかなか大きなビルです。写真はホテルに隣接する臨港パーク。海に面した芝生のある広場で、冬場はやや寒いですがピクニックには最適です。海にはよくかもやユリカモメが浮かんでおり、ユリカモメは広場をのんびり歩いていることも。視界の開けた開放的なエリアでなおかつ喧騒からもかけ離れているので、静かな場所に行きたいならおススメです。

<臨港パークの基本情報>
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1
電話番号:045-221-2155
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約9分

ベイエリアの色々な風景を切り取ってみよう

写真:鷹野 圭

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ウッドデッキが特徴の大さん橋には、時折世界の海を旅する大型客船が停泊することも! 写真のように対岸から全体を眺めるのもいいですが、やはり直接大さん橋から眺めると、そのスケールの大きさは圧巻です。

<横浜港大さん橋の基本情報>
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号
電話番号:045-211-2304
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩約9分

横浜ベイエリアの基本情報

まさに恋人達の聖地ともいうべき冬の横浜ベイエリアですが、こうして振り返ると一人でも十分に楽しめるスポットがたくさんありますね。鳥を探すもよし、花を愛でるもよし。夜を待たずとも十分に満喫できることでしょう。

※2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/24 訪問

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