世界遺産・京都「天龍寺」の名庭園!紅葉の見どころ&見ごろは?

世界遺産・京都「天龍寺」の名庭園!紅葉の見どころ&見ごろは?

更新日:2021/11/16 11:25

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家
京都・嵐山の「天龍寺」。世界遺産に登録されている、京都を代表する寺院の一つです。なかでも「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本初の国の史跡・特別名勝に指定された名庭園。桜やツツジ、新緑、雪景色など一年を通して風情がありますが、紅葉の美しさも格別です。天龍寺は、渡月橋から「竹林の小径」へと向かう途中にあり、嵐電・阪急「嵐山駅」などからのアクセスも抜群。天龍寺の見どころや紅葉時期をご紹介します。

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

アクセスが便利!天龍寺の見どころ

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世界遺産の「天龍寺」。渡月橋や保津峡(嵯峨野トロッコ列車・保津川下り)といった観光名所に近く、駅チカの世界遺産は京都・嵐山観光で絶対に外せないスポットです。桜や紅葉、新緑、雪景色など、四季折々の美しさがあり、映画のロケ地としても数多く撮影。日本人が大好きな「忠臣蔵」の雪中討入りのシーンが撮影されたこともあります。

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天龍寺は、嵐電「嵐山駅」のすぐ目の前にあります。JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅から徒歩約13分、阪急電車「嵐山駅」から徒歩約15分と、電車でのアクセスがたいへん便利。敷地内には駐車場(約100台、1回1000円)がありますが、臨時交通規制で使用が不可なこともあり、桜や紅葉シーズンの京都は混雑するため、電車でのアクセスがおすすめです。

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天龍寺の見どころは「曹源池庭園」。優美な王朝文化と禅文化が溶けあい、世界文化遺産に登録されている庭園です。この名園を作ったのは、南北朝時代の臨済宗の僧侶、夢窓疎石(むそうそせき)。天龍寺の初代住職です。

天龍寺は不運なことに八度の大火に遭い、大方丈(おおほうじょう)や法堂、庫裏(くり)、小方丈(書院)、多宝殿といった建物は明治時代以降に再建されました。しかし、「曹源池庭園」は約700年前の作庭当時の面影をとどめています。

天龍寺「曹源池庭園」の美しさ

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「曹源池」という名前は、夢窓疎石が庭を作っている時に泥の中から、『曹源一滴(そうげんのいってきすい)』と記された石碑が現れたことによるもの。これは、禅の言葉で、“一滴の水だって、おろそかにしてはいけない”という意味があります。一滴の水が集まって大河となり、海へと繋がる。命の水となり、小さなものにも大きな可能性が秘められています。

天龍寺「曹源池庭園」の美しさ

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「曹源池庭園」は、左に嵐山、正面に亀山・小倉山を借景とした池泉回遊式庭園です。水の流れのような白砂と、芝生の青とのコントラスト。曹源池に映し出される樹々の風景。紅葉だけでなく、青紅葉や四季折々の花々も美しい。

天龍寺「曹源池庭園」の美しさ

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紅葉や新緑の美しさ。雨のそぼ降る日も風情があります。天龍寺で一番大きな建物「大方丈」の縁側に座って眺める「曹源池庭園」は格別です。

庭園(曹源池・百花苑)の拝観料金は500円(高校生以上)。大方丈の縁側に座って庭園を眺めるには「諸堂(大方丈・書院・多宝殿)」への拝観料金として別途300円が必要です(※行事などで諸堂参拝休止日もあり)。庭園と大方丈への入り口は別々となっており、大方丈から曹源池庭園に直接降りることはできません。

京都「天龍寺」の紅葉時期・見ごろは?早朝参拝もおすすめ

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天龍寺の紅葉は10月から徐々に色づき始め、青葉から赤へと移り変わるグラデーションが美しい。カエデやイロハモミジなどが色鮮やかに赤く染まり、淡いオレンジ色や黄色、青紅葉とのコラボも風情があります。

京都「天龍寺」の紅葉時期・見ごろは?早朝参拝もおすすめ

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天龍寺の紅葉が美しい時期・見ごろは例年11月中旬ごろ〜11月下旬ごろ。紅葉名所の嵐山や亀山を借景にした曹源池庭園などの紅葉が色鮮やかに赤く染まり、12月上旬ごろまで散紅葉も楽しむこともできます。

天龍寺の参拝時間は、通常は8時30分からですが、紅葉シーズンでは早朝参拝が可能なこともあり、朝7時30分から参拝できます。混雑を避けて紅葉を楽しみたい方は朝一番に拝観されると良いでしょう。

京都「天龍寺」の紅葉時期・見ごろは?早朝参拝もおすすめ

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紅葉シーズンの曹源池庭園も風情があり、縁側に座って眺めていると心が休まります。池の正面には2枚の巨岩があり、“竜門の滝”をイメージ。鯉が滝をのぼって龍となるという中国の故事、「登龍門」(とうりゅうもん)を表現しています。通常では、滝の下に鯉をかたどった石が置かれていますが、天龍寺の曹源池庭園では滝のまん中に位置し、鯉から龍へと変わる途中の姿を表しています。

紅葉の庭園を巡る!「天龍寺」の散策コース&精進料理もおすすめ

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天龍寺の庭園は広く、「曹源池」から多宝殿、望京の丘、百花苑と散策コースが設けられているのでぜひ巡ってみましょう。

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天龍寺の紅葉は味わい深く、上品な美しさがあります。心地よいせせらぎの音を楽しみながら秋の散策を楽しみましょう。

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曹源池の近くには、天龍寺直営の精進料理店の「篩月(しげつ)」(営業時間11時〜14時、年中無休/電話075-882-9725、予約可)があります。色鮮やかな美しい紅葉のもと、ミシュランガイドでビブグルマン認定された名料理を味わうことができます。

雲龍図、竹林、望京の丘も!京都「天龍寺」は見どころがいっぱい

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天龍寺は、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。開基(創建者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石。吉野山(奈良県)で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために1339年に創建されました。禅寺として京都五山(天龍寺、南禅寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)のうち、第1位の寺格となっています。

天龍寺は見どころが多く、法堂では天井一面に描かれた「雲龍図」が有名(特別公開のみ参拝が可能)。ご本尊は、大方丈に安置されている釈迦如来坐像(重要文化財)。大方丈から書院、長い渡り廊下(写真)を伝って多宝殿へ。新緑の庭園も素晴らしい。ご朱印は、法堂の隣にある朱印所で授与していただけます。

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天龍寺の北門付近には、美しい竹林が広がります。北門を出ると、竹林の小径や野宮神社、常寂光寺、二尊院、祇王寺へ向かうことができます。

雲龍図、竹林、望京の丘も!京都「天龍寺」は見どころがいっぱい

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最後のご紹介は「望京の丘」。天龍寺だけでなく、京都市内を一望できます。紅葉だけでなく、新緑やツツジ、雪景色、桜も美しい。心が落ち着く場所なので、一年を通して拝観したくなります。

なお、天龍寺では紅葉のライトアップは行われていませんが、塔頭の「宝厳院」では「秋の夜間特別拝観」(ライトアップ)が開催されています。「宝厳院」の紅葉については、ほかの京都の紅葉名所や見ごろとともに記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。

天龍寺の基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
アクセス:嵐電「嵐山駅」前、JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩約13分、阪急電車「嵐山駅」から徒歩約15分

拝観時間(通常):8:30〜17:00(諸堂は〜16:45 ※拝観休止日あり)
拝観料金
庭園(曹源池・百花苑)が高校生以上500円、小中学生300円
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)が庭園参拝料に300円追加
法堂「雲龍図」特別公開が一人500円(上記通常参拝料とは別)
   ※土日祝日のみ(春夏秋は毎日公開期間あり)
   拝観時間:9:00〜16:30

【法堂「雲龍図」秋の特別公開】
期間:2021年8月23日(月)〜12月19日(日)
時間:9:00〜16:30
場所:天龍寺 法堂

【曹源池庭園の早朝参拝】
期間:2021年11月13日(土)〜11月30日(火)
時間:7:30分〜

駐車場(約100台)
営業時間:8:30〜17:00(予約不可、先着順)
料金:普通車が1回1000円
   ※臨時交通規制のため利用不可あり)

2021年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/05−2018/05/10 訪問

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