京都鷹峯「源光庵」の四季風景で、禅の悟りを感じてみよう!

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京都鷹峯「源光庵」の四季風景で、禅の悟りを感じてみよう!

京都鷹峯「源光庵」の四季風景で、禅の悟りを感じてみよう!

更新日:2018/11/05 14:56

島野 佳幸のプロフィール写真 島野 佳幸 京都写真家、フリーライター

京都鷹峯の「源光庵」は、人間の生涯を象徴する「迷いの窓」、大宇宙を表現している「悟りの窓」の風景で知られていて、紅葉の季節には観光客が押し寄せるお寺です。
その素晴らしい紅葉景色はもちろんですが、実は冬の雪景色、春から夏の緑に包まれる景色、初秋のススキ景色などの四季折々の風景も、訪れる人の心に残ること間違いなしの必見のお寺です。

今回はそんな素晴らしい「源光庵の四季の風景」を紹介します。

源光庵 迷いの窓、悟りの窓

源光庵 迷いの窓、悟りの窓

写真:島野 佳幸

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「京都鷹峯」は、かつては丹波と京都を結ぶ重要な街道として栄えていた鷹峯街道(京都府道31号西陣杉坂線)を中心とした、京都市街北部の地域で、「源光庵」のほか、琳派の祖本阿弥光悦ゆかりの光悦寺、吉野太夫が寄進した朱色の山門(赤門)を持つ「常照寺」、豊臣秀吉の史跡「御土居」が残るなど、歴史、文化があふれる街です。

源光庵 迷いの窓、悟りの窓

写真:島野 佳幸

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「源光庵」は貞和2年(1346年)臨済宗大本山大徳寺の徹翁国師の開設によるものですが、元禄7年(1694年)加賀大乗寺の卍山禅師(まんざんどうはく)が住持され、曹洞宗となりました。本堂は元禄7年(1694年)の創建で、「復古禅林」の額が掛けられている山門は、江戸中期に建立されています。

源光庵 迷いの窓、悟りの窓

写真:島野 佳幸

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本堂に、仏教の概念、禅の境地の意味が込められている、悟りを表す「丸い窓」と、迷いを表す「四角い窓」があります。「迷いの窓」は角型に、人間の生涯を象徴し、生老病死の四苦八苦を表していて、「悟りの窓」は丸型に「禅と円通」の心を表わし、円は大宇宙を表現しています。

冬:雪景色で心が安らぐ源光庵

冬:雪景色で心が安らぐ源光庵

写真:島野 佳幸

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京都市内は、真冬に何度か雪が降りますが、夜中に降っても朝日とともに融けて消えてしまうことが多く、雪景色を日中に楽しむことがなかなかできません。でも、朝を迎えても雪が降り続いて、雪景色を楽しめる日が時々あります。

上の写真は、そんな日の「源光庵」の山門風景です。

冬:雪景色で心が安らぐ源光庵

写真:島野 佳幸

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上の写真は、雪の日の静かな雰囲気に包まれている境内風景です。

冬:雪景色で心が安らぐ源光庵

写真:島野 佳幸

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源光庵の悟りの窓と迷いの窓に見る雪景色は、時が経つのを忘れてじっとたたずみたくなるほど感動必至です。運よく雪の京都に巡り合える時があったら、是非訪れてみてください。

春から夏:緑に覆われる源光庵

春から夏:緑に覆われる源光庵

写真:島野 佳幸

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新緑の5月から紅葉が始まりだす10月頃まで境内は緑に覆われています。鷹峯は市街地の北端に位置することから、大きな道路からも離れています。そのため空気が澄んでいて、快晴の日の青空、新緑の緑は鮮やかです。

春から夏:緑に覆われる源光庵

写真:島野 佳幸

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迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴しています。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表しているといわれています。

春から夏:緑に覆われる源光庵

写真:島野 佳幸

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悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心が表されています。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現しています。

初秋:すすきが彩を沿える源光庵

初秋:すすきが彩を沿える源光庵

写真:島野 佳幸

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源光庵は、すすきの名所です。9月下旬から11月頃にかけて、参道から、境内にかけて大きなすすきが穂を作ります。

初秋:すすきが彩を沿える源光庵

写真:島野 佳幸

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江戸中期に建立された山門前のすすきは、秋の訪れを告げる雰囲気を醸し出しています。

初秋:すすきが彩を沿える源光庵

写真:島野 佳幸

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すすきの時期には、境内の参道横に咲く紫苑の開花と、紅葉が始まりだしたもみじを見ることもできます。

秋:何と言っても紅葉が素晴らしい源光庵

秋:何と言っても紅葉が素晴らしい源光庵

写真:島野 佳幸

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普段は静かな源光庵が、紅葉の時期だけ観光客で溢れます。年によっては、本堂内の写真撮影が禁止になるほどです。

秋:何と言っても紅葉が素晴らしい源光庵

写真:島野 佳幸

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源光庵の境内は、朱色に染まっています。

秋:何と言っても紅葉が素晴らしい源光庵

写真:島野 佳幸

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四角の「迷いの窓」に対して、丸い「悟りの窓」は、迷いがなくなる(悟りを開く)と角が取れるそうです。古都の紅葉狩りをしながら、禅の悟りを感じることのできる場所です。

鷹峯は、琳派の祖「本阿弥光悦」が芸術村を開いたことでもよく知られている場所で、「源光庵」同様、紅葉や新緑が見事な光悦寺、常照寺などがすぐ近くにあります。

四季折々の「源光庵」の素晴らしい風景を堪能した後で、鷹峯の四季散策もしてみませんか?

源光庵の基本情報

住所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
電話番号:075-492-1858
アクセス:市バス北1系統・6系統 鷹峰源光庵前下車徒歩約1分

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/01−2018/10/09 訪問

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