「祥玉(玉は金偏に玉)樓」は、三多商圏駅1番出口から85ビルが見える方面に歩いて5分ほどの距離で、85ビルの手前に位置しています。周りはビルが立ち並び、ごちゃごちゃしているので、よく見ていないと通り過ぎてしまいそうなところにあります。前に廟があるのでそれを目印にしてください。入り口を入ると階段があり、レストランは二階です。
レストランは披露宴などにも使えそうな古典的中華風の落ち着いた雰囲気で、円卓がたくさん並んでいます。食事時になると予約をしていた人たちが続々と入ってきます。地元の常連のお客さんが多いお店です。予約は2〜3人などの少人数ではできないので、食事時を少し外すか、人数を伝えて席が空くのを待ちましょう。お店の方によると2〜3人ならしばらく待っていれば席が空くとのことです。少人数でも利用できるレストランです。
上海料理とも言われる「江浙菜」とは中国南方系の料理です。濃い、甘いなどの特徴のある上海料理は、日本人の口に合うと言われる料理。創業25年以上の歴史のあるレストランは蘇州出身のオーナーが伝統的な「江浙菜」の味を守っています。
オーダーは、肉類、海鮮類、野菜、スープなどに分かれたメニューを見てオーダーします。2〜3人なら4〜5品オーダーすればお腹いっぱいになります。メニューは中国語の横に英語が併記されています。何をオーダーしたらいいかわからない時はおススメを聞くと教えてくれます。
豊富なメニューがそろうレストランですが、1ページに10〜20品、7ページもあるので、残念ながらメニューを全部一回で味わうことはできません。その中でこれだけはというのが「東坡肉(320元)」。切る前の形で運ばれてくる角煮は、まるで故宮の肉形石を髣髴させるような美しい形をしています。
角煮はその場で小さく切り分けてもらえます。手馴れたパフォーマンスにもご注目ください!
角煮はご飯と一緒に食べてもいいのですが、こちらでは一緒に出てくるマントウに挟んで中華風バーガーとしていただきます。トロトロに煮込まれた角煮は口の中で溶けてしまうような柔らかさで、濃い目の味付けがマントウにもご飯にもピッタリ。
このほか、マストオーダーはやはり、一日1000枚売れるという「葱油餅(cong you bing)60元」。「葱油餅」とは小麦粉の生地にネギを入れて焼いたもので、一般的には薄い生地ですが、こちらの「葱油餅」は厚みがあって、ホットケーキかパイのようです。さくさくの生地の中からジュワーッとぎっしり詰まったネギと油のうまみが出てくる特別な「葱油餅」をぜひ味わってみてください!
エビとパイナップルのマヨネーズ和え「鳳梨蝦球(280元)」もおススメの一つ。どこでも見かける定番の中華ですが、こちらの「鳳梨蝦球」はカラッと揚がったエビを炒めているので、弾力があって噛み応え抜群。日本と違う甘いマヨネーズに最初はびっくりされるかたも多いですが、この料理とのバランスが良く、慣れるとやみつきになります。
台湾でよく見かける定番メニュー「開陽白菜(180元)」は、干しエビと白菜の蒸し煮ですが、白菜、干ししいたけ、干しエビといったシンプルな材料でも味に深みがあってとてもおいしいです。
鶏とカシューナッツをピリ辛に炒めた「宮保鶏丁(280元)」もご飯がすすみます。鶏肉が柔らかく調理されていて、味付けもしっかりしているのでビールのおつまみにもピッタリ。
食後にはフルーツと「炸元宵」がサービスで出てきます。「炸元宵」とはもち米を揚げたお菓子で、外はパウダーシュガーがまぶされていて、中にゴマ餡が入っています。ボリューム満点の中華菓子です。
高雄で中華料理を食べたい方にイチオシのレストランです。サービス料が10%かかりますが、食後のフルーツと中華菓子のサービスもあって、きっと満足できるはずです!
住所:高雄市苓雅區三多四路85號
電話番号:+886-7-3326788
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜21:00
アクセス:高雄市地下鉄(MRT)レッドライン「三多商圏」駅1番出口から徒歩約5分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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