函館市「道の駅縄文ロマン南かやべ」は全国初・国宝がある道の駅!

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函館市「道の駅縄文ロマン南かやべ」は全国初・国宝がある道の駅!

函館市「道の駅縄文ロマン南かやべ」は全国初・国宝がある道の駅!

更新日:2018/11/19 19:10

ヨッシー 宙船のプロフィール写真 ヨッシー 宙船 乗り物好きライター

函館市南茅部地区にある道の駅「縄文ロマン南かやべ」は、縄文文化交流センターが併設されています! 縄文文化交流センターの展示物の中には、北海道で初めて指定された国宝「中空土偶」も。道の駅ショップには地元で採れた昆布や縄文時代の栗をイメージしたソフトクリームが有名。世界遺産登録を目指している近くの古代遺跡と共に、古代のロマンを感じる道の駅「縄文ロマン南かやべ」を紹介します。

道の駅に併設!函館市縄文文化交流センター

道の駅に併設!函館市縄文文化交流センター

写真:ヨッシー 宙船

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道の駅「縄文ロマン南かやべ」がある地区は、2004年に市町村合併によって南茅部町が函館市になった地域。道の駅「縄文ロマン南かやべ」と「函館市縄文文化交流センター(写真)」は国道278号の山側に建設されたバイパス沿いに2011年完成した施設です。黒とグレーを基調としたコンクリート打放しが主体の建物で、すぐ近くに垣ノ島遺跡、鹿部町側に進んだ所に大船(おおふね)遺跡があります。

なお大船遺跡、垣ノ島遺跡をはじめとする北海道、北東北の縄文遺跡群は、北海道、青森県、岩手県、秋田県並びに関係自治体で協力して「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を目指して取り組んでいます。

道の駅に併設!函館市縄文文化交流センター

写真:ヨッシー 宙船

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函館市縄文文化交流センター展示室にある展示物は、展示室1が縄文文化を解説したパネル、展示室2が発掘された土器や石器などの道具(写真)、竪穴住居などの解説、縄文人が交流によって入手し出土した北海道にはない漆、アスファルト、翡翠(ひすい)などの展示。展示室3は足形付土版や土偶など縄文の精神世界を表す遺物などの展示です。

道の駅に併設!函館市縄文文化交流センター

写真:ヨッシー 宙船

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函館市縄文文化交流センターには体験学習室も。メニューにはミニチュア土器づくり、鳥のかたちの土笛、縄文ペンダントなどの製作があります。また写真のように予め職員が作った土器を出土された時の状態にしておき、発掘後に行われる復元して組み立てる体験も。興味がある旅行者は事前に予約し、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

国宝「中空土偶」を展示!

国宝「中空土偶」を展示!

写真:ヨッシー 宙船

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函館市縄文文化交流センターの最大の目玉である国宝「中空土偶(写真)」は1975年8月24日、現在の函館市尾札部町の著保内野(ちょぼないの)遺跡から偶然発見されました。内部が空洞で、頭部から脚先まで全身が薄く精巧に作られた中空土偶としては最大(高さ41.5cm、幅20.1cm)で、保存状態が良好です。1979年に重要文化財に指定され、更に土偶造形の到達点を示すものとして大変重要なため、2007年に北海道唯一の国宝に指定されました。館内には中空土偶の他、文部大臣の国宝指定書が展示されています。
(2018年12月まで東京の国立博物館に実物は貸出中ですので、その間はレプリカの展示です。)

道の駅は土産充実!「じょうもんクルミソフト」も!

道の駅は土産充実!「じょうもんクルミソフト」も!

写真:ヨッシー 宙船

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「道の駅縄文ロマン南かやべ」には縄文遺跡にちなんだ土産や地元でとれた昆布がいっぱいです。一番売れているのは、国宝・中空土偶をイメージした「土偶クッキー(写真左)」。他にはがごめ昆布味のモナスク(写真右)もあります。

道の駅は土産充実!「じょうもんクルミソフト」も!

写真:ヨッシー 宙船

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南茅部地区は昆布の大生産地!上品なうまみを持つ真昆布の生産量は日本一で、様々な加工品(写真)を販売中。真昆布は昆布の中でも最上級とされています。江戸時代は松前藩が朝廷や将軍家に上納していたので、「献上昆布」の別称があります。

また近年注目され始めた「がごめ昆布」製品も勢揃い。がごめ昆布は籠の目のような姿から名付けられた、函館市周辺の海域でしかとれない、独特の粘りがある昆布です。最近は化粧品や健康補助食品の原材料としても活用されています。

南茅部地区周辺の海は、北海道では唯一親潮と黒潮が混じりあう栄養豊富な海です。更に近隣の山々から天然のミネラルが川を伝って流れ込む、昆布にとっては最高の海洋環境。体によいおいしい昆布をお土産にいかがでしょうか。

道の駅は土産充実!「じょうもんクルミソフト」も!

提供元:函館市縄文文化交流センター

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大人気の「じょうもんクルミソフト(写真)」は、通常のソフトクリームに栗を砕いたものがトッピングされたソフトクリーム。通常のバニラソフトクリームと比べて栗の甘さが程よいおいしさです。縄文人が栗を多く食べていたことから、栗が入ったソフトクリームが作られました。

大船遺跡は縄文時代の大規模集落跡!

大船遺跡は縄文時代の大規模集落跡!

写真:ヨッシー 宙船

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道の駅「縄文ロマン南かやべ」から車で約10分、約5km北西に、大船(おおふね)遺跡があります。紀元前3200〜2000年頃の大規模な集落遺跡で、これまでに100棟以上の竪穴建物跡、盛土遺構などが確認されています。1996年南茅部町(当時)営墓地造成のため埋蔵調査が行われ、多くの出土品や遺構が発見。更にはクジラ、オットセイ、栗などの動植物遺存体も出土されています。墓地造成は中止され、遺跡公園として整備されました。

大船遺跡には管理棟(写真)があり、発掘時や縄文の歴史がパネルで展示中です。

大船遺跡は縄文時代の大規模集落跡!

写真:ヨッシー 宙船

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大船遺跡内の「縄文のにわ」には発掘当時をしのばせる盛土遺構、上屋構造を骨組で示した竪穴建物跡、更に屋根をふいた竪穴建物を復元展示(写真)しています。

大船遺跡は縄文時代の大規模集落跡!

写真:ヨッシー 宙船

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大船遺跡の大規模な盛土遺構も復元展示(写真)されています。出土品の一部は縄文文化交流センターに展示。

なお大船遺跡は冬期間(11月中旬〜4月下旬)は休館しますのでご注意を。

<大船遺跡の基本情報>
住所:北海道函館市大船町575-1
入館料:無料

*連絡先は縄文文化交流センターです。

道の駅「縄文ロマン南かやべ」の基本情報

住所:北海道函館市臼尻町551番地1
電話:0138-25-2030
アクセス:
JR函館駅より車で約60分
函館空港から車で約30分
開館時間(縄文文化交流センターと道の駅売店):
9:00〜17:00(4〜10月)
9:00〜16:30(11〜3月)
*なお道の駅エリアのトイレ・スタンプは24時間利用可能。
休館日:
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
館内整理日(毎月最終金曜日)
特別整理期間(年1回、2週間程度)

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/24 訪問

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