写真:miyoshi yuca
地図を見る「ペール・ラシェール墓地」はパリの東に位置し、パリ最大の墓地です。作曲家のショパン、作家のバルザックや、歌手のエディット・ピアフなど数多くの国際的著名人が眠るため、世界中から訪問者が訪れる、世界で最も有名な墓地でもあります。
緑豊かな木々が温かい雰囲気を作り出していて、一見墓地には見えません。まるで公園のよう。広々としていて、鬱蒼とした雰囲気はなく、穏やかな気持ちになります。パリ中心部から少々離れていることと、その広さもあり、観光客が訪れても混雑することはないので、ゆったりと観光することができます。
写真:miyoshi yuca
地図を見るフランスを代表するシャンソン歌手エディット・ピアフのお墓は色とりどりの花に囲まれ、今でも多くのファンが足繁く通っています。
「ペール・ラシェール墓地」は観光地でもありますが、亡くなった人々が眠る墓地で遺族もお参りに来るので、静かにリスペクトを忘れずに。
写真:miyoshi yuca
地図を見る27歳という若さで亡くなった伝説のロック歌手ジム・モリソンのお墓も。ジム・モリソンは亡くなった土地、パリの「ペル・ラシェール墓地」に埋葬されています。こちらもやはりファンが絶え間なく訪れ、常に献花であふれています。27歳というと、かのジミ・ヘンドリックスなど多数の偉大なロック・スターが亡くなった年齢と同じで曰く付き。さらに実は生きている説もあるというのだから実に謎めいたお墓です。
<ペール・ラシェール墓地(Cimetiere du Pere-Lachaise)の基本情報>
住所:16 rue de Repos – 75020 Paris
時間:8:00〜18:00
アクセス:Philippe Auguste駅(地下鉄2番線)または、Pere Lachaise駅(地下鉄2、3番線)下車すぐ
写真:miyoshi yuca
地図を見るパリのやや外れに位置するクリニャンクール市は、サン・トゥアン市とも呼ばれ、2000軒ものスタンドがある世界最大級の広さを誇る巨大蚤の市です。パリにはたくさん蚤の市がありますが、その中のパリ三大蚤の市と呼ばれるうちの一つです。ガラクタから高級品までありとあらゆるものが売られ、見ているだけも飽きません。
写真:miyoshi yuca
地図を見る「クリニャンクール蚤の市」はあまりに大きいのでエリアに分かれています。それぞれのエリアには特徴があるので、探しているものによってピンポイントで行く場所を選んでもいいでしょう。
じっくり美術品を吟味したり、一点もののパリ土産を探したり、地元パリっ子たちにまぎれて古着探しをしたり、楽しみ方は人それぞれ。思いもよらぬ掘り出し物があるかも!
写真:miyoshi yuca
地図を見るパリには他にもっと都心部に近い蚤の市もあるため、やや離れているクリニャンクール蚤の市は大混雑することはあまりなく、ゆったりとショッピングを楽しむことができるのが嬉しいポイントです。それでも人が集まりやすい時間帯(例えばお昼くらい)は混むことも。人混みに紛れてスリなど発生することもあるのでくれぐれも気をつけてください!
<Puce de Porte de Clignancourt(クリニャンクールの蚤の市)の基本情報>
住所:140, rue des Rosiers 93400 Saint-Ouen
アクセス:Porte de Clignancourt駅(地下鉄4号線)から徒歩5分
開催日:7:00〜19:30(土・日・月曜)
写真:miyoshi yuca
地図を見る「プロムナード・プランテ(Promenade Plantee)」はパリの12区にある約5kmに及ぶ細長い公園。公園というよりは散歩道のように直線なのは、高架橋に沿ってつくられたため。これが不思議な形の理由。かつて使われていた郊外鉄道の廃線跡なのです。スタート地点付近のバスティーユ周辺は地表から10メートルの高さでパリ市街地を望むことができ、バスティーユとサン・モールの間「空中散歩」を楽しむことができます。
写真:miyoshi yuca
地図を見る歩行者専用の散歩道になっているので、パリの中心部にもかかわらず自動車を気にせず、のんびりと散歩が楽しめます。周りに高いビルはなく、建物と同じ目線でパリの街並みとぽっかりと頭上に広がる空を眺めることができます。
あまり観光スポットとして取り上げられることのないエリアにあるため、いつ訪れても比較的観光客は少なめで、混雑する様子はありません。よく見かけるのはママ友らしき子供連れのグループや、お年寄りの夫婦など。パリのありのままの日常が垣間見えます。
<プロムナード・プランテ(Promenade Plantee)の基本情報>
住所(入口):Avenue Daumesnil 75012 Paris
アクセス:Bastille駅(地下鉄1、5、8号線)下車徒歩8分
今回ご紹介したスポットはきらびやかなエッフェル塔のような観光スポットではないかもしれませんが、穏やかなパリの日常が垣間見える、まさに普段着のパリを知ることができる穴場スポットです。ガイドブックを閉じてのんびりとパリの街に溶け込んでみれば、いつもとは違った体験ができるはず!
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/17更新)
- 広告 -