写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る飯坂温泉には9つの共同浴場が点在し、地元の方はもちろん、観光客からも愛されています。
共同浴場で特に有名なのが、写真の鯖湖湯。1993年の改修工事でリニューアルされたものの、昔ながらの共同浴場の雰囲気をよく残しています。リニューアル前は日本最古の木造建築共同浴場といわれており、松尾芭蕉も入浴したといわれます。
<鯖湖湯の基本情報>
住所:福島県福島市飯坂町湯沢32
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩5分
電話番号:024-542-5223
営業時間:6:00〜22:00(月曜休み)
入湯料:200円
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る鯖湖湯以外の共同浴場も湯めぐりしてみましょう。写真は切湯という共同浴場です。
建物の地下にまるで駐車場のようにひっそりとたたずんでいますが、1624年に発見されて周囲の住所の由来にもなっている由緒正しい湯です。山伏が切り傷を直しに入ったといわれます。
いずれの湯も60度ほどの源泉をかけ流しており、45度から47度というかなりの熱さをほこります。入れない場合は、何度もかけ湯をして体を慣れさせる、周囲に断った上で水で埋めるなどして対処しましょう。
入るまでが大変ですが、殺菌力と美肌効果が高く湯冷めしにくい優秀な温泉です。
<切湯の基本情報>
住所:福島県福島市飯坂町湯野切湯ノ上5
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩4分
電話番号:024-542-5223
営業時間:6:00〜22:00(月曜休み)
入湯料:200円
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る入れるか不安な方は、加水されたぬる湯もある導専の湯(写真)か仙気の湯へ行くとよいでしょう。
<導専の湯の基本情報>
住所:福島県福島市飯坂町湯野導専16
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩4分
電話番号:024-542-5223
営業時間:6:00〜22:00(金曜休み)
入湯料:200円
飯坂温泉は、日本で初めてラジウムがふくまれていることが確認された温泉としても知られています。
それにあやかって土産屋で売られているのが、ラジウム玉子です。普通の温泉玉子と変わりないはずなのですが、そのネーミングとかわいらしい包み紙から心なしかおいしく感じます。
隠れた餃子激戦区である福島。飯坂温泉でも、餃子をあつかう店が点在しています。
福島の餃子の特徴は、円盤状に焼きあげてそのまま皿に乗せられているところ。そのまま、円盤餃子という名で呼ばれています。
写真は、餃子ラーメンおがたの円盤餃子。皮はほどよくカリカリしていて、にんにくが効いています。
<餃子ラーメンおがたの基本情報>
住所:福島県福島市飯坂町字小滝14
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩8分
電話番号:024-542-5958
営業時間:17:00〜23:30(不定休)
飯坂温泉に広がる一際大きな建物、旧堀切邸。江戸時代には大庄屋として財をたくわえて地域の発展に貢献したほか、衆議院議長・駐イタリア大使を務めた善兵衛、神奈川県知事・東京市長を務めた善次郎などを輩出しました。
無料で見学することができ、様々なイベントを随時開催しています。
<旧堀切邸の基本情報>
住所:福島県福島市飯坂町字東滝ノ町16
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩5分
電話番号:024-542-8188
営業時間:9:00〜21:00(無休)
かなりの高温をほこる飯坂温泉。9か所もある共同浴場をめぐる時は、前述の旧堀切邸や食事などをはさみ、ゆっくりとまわるようにしましょう。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/4更新)
- 広告 -