アテンダントも乗務・福井「えちてつ」三国芦原線の旅が楽しい

| 福井県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

アテンダントも乗務・福井「えちてつ」三国芦原線の旅が楽しい

アテンダントも乗務・福井「えちてつ」三国芦原線の旅が楽しい

更新日:2018/11/09 20:47

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

“えちてつ”の愛称がある福井県の「えちぜん鉄道」は、三国芦原線と勝山永平寺線の2つの路線があります。このうち三国芦原線は福井口駅から福井県坂井市の三国港駅までの約25kmを結ぶ路線で、沿線には芦原温泉や三国、東尋坊などの観光名所があります。さらに日中には、アテンダントが乗務し、乗車券の販売や観光案内などを行っています。えちてつ三国芦原線に乗って温もりを感じるローカル線の旅を楽しんでみませんか?

えちぜん鉄道のお得な「一日フリーきっぷ」

えちぜん鉄道のお得な「一日フリーきっぷ」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちでん鉄道の始発駅である、えちぜん鉄道福井駅は、JR福井駅に隣接しています。「三国芦原線」「勝山永平寺線」の2つの路線が乗り入れている駅です。

えちぜん鉄道のお得な「一日フリーきっぷ」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道の乗車券でお得なのは「一日フリーきっぷ」。大人1000円で、えちぜん鉄道全線が乗り放題です。土・日・祝日・年末年始(12/30〜1/3)のみ使用できます。

福井駅から、終点の三国港駅までは、大人片道770円(2018年11月現在)なので、往復するだけでも十分にお得です。ただし、三国花火大会(8月11日)は使用できません。もし、週末に訪れるならぜひ利用しましょう。

ところで、福井県は「恐竜王国」とも呼ばれ、日本一の恐竜化石の産出地です。福井駅の1階には、フクイサウルスの展示や恐竜博士の座っているベンチもありますので、記念撮影におすすめです。

えちぜん鉄道のお得な「一日フリーきっぷ」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道福井駅の真新しいホームは高架になっています。隣接するJR福井駅では、2022年度に延伸予定の北陸新幹線(金沢-敦賀間)の工事が進んでいます。福井駅を出発した電車は、福井口駅で勝山永平寺線と分岐し、三国芦原線へと入ります。終点の三国港駅までの所要時間は約50分間です。

えちぜん鉄道で大人気のアテンダントとは

えちぜん鉄道で大人気のアテンダントとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道の主力車両、MC6001形とMC6101形の車内は、ドア付近がロングシート、中央はセミクロスシート。モケットは鮮やかな青色で、とても明るい感じがします。ちなみに「MC」とは、運転台付きの制御電動車の略です。

えちぜん鉄道で大人気のアテンダントとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道はワンマン運転ですが、朝夕の通勤時間帯と日中の一部の電車を除いて、アテンダントが乗務しています。車掌とは違い、ドアの開閉や出発確認などは行いませんが、乗車券の販売や、沿線の観光案内などを行っています。

にこやかに乗客に対応する様子は、まるで旅客機のフライトアテンダントのようで、車内の空気をとても和やかなものにしています。混雑していなければ記念撮影にも応じてくれますので、気軽に声をかけてみましょう。

ところで、えちぜん鉄道のアテンダントを描いた『えちてつ物語 〜わたし、故郷に帰ってきました。〜』(配給:GAGA☆)が公開されます。上映スケジュールは、2018年11月3日(土)福井県内先行公開、11月23日(金・祝)全国順次公開です。えちてつに乗車する前でも、乗車後でも近くのシアターに足を運んでみてはいかがでしょうか。えちてつの旅がさらに楽しく感じられること請け合いですよ。

えちぜん鉄道で大人気のアテンダントとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道三国芦原線は単線で、途中駅で上下の電車が行き違う列車交換風景が見られます。三国芦原線で、もっともおすすめの撮影スポットは、新田塚駅と中角駅の間にある「九頭竜川橋梁」です。鉄橋内は緩いカーブになっています。運転台後方から見る、恐竜の骨格標本のような鉄橋を渡る光景も迫力があります。

三国芦原線おすすめの撮影スポットと登録有形文化財の駅舎

三国芦原線おすすめの撮影スポットと登録有形文化財の駅舎

写真:モノホシ ダン

地図を見る

九頭竜川橋梁は、1915年(大正4年)に完成した全長約331mの鉄橋で、えちぜん鉄道で最長の橋です。撮影スポットは、中角駅で降りてすぐの九頭竜川の堤防上です。三国芦原線の日中のダイヤは30分間隔なので、やってくる電車を待つ間、中角駅の可愛らしい待合室を観察したり、近くの白山神社にお参りして過ごしましょう。鉄橋を渡る約10秒間が撮影時間です。

三国芦原線おすすめの撮影スポットと登録有形文化財の駅舎

写真:モノホシ ダン

地図を見る

えちぜん鉄道では6つの駅舎が、国の登録有形文化財となっています。鷲塚針原駅もそのひとつで、1928年(昭和3年)12月30日に開業しました。駅舎は外観が塗り替えられただけで、開業当時の姿をとどめています。駅舎の屋根は、古いレールを再利用した柱で支えられています。昭和初期の駅舎の風情を楽しんでください。

三国芦原線おすすめの撮影スポットと登録有形文化財の駅舎

写真:モノホシ ダン

地図を見る

さらに、えちぜん鉄道では2016年(平成28年)3月27日から、福井県を走るもうひとつの私鉄「福井鉄道」福武線との相互直通運転を開始しています。福井鉄道の折り返し駅となった鷲塚針原駅では、従来からの島式ホームのほかに、福井鉄道直通車両用の低床ホームが新設されました。

福井鉄道のLRV(次世代型低床車両)は、愛称を「フクラム」といい、3連接車です。またえちぜん鉄道でも愛称「キーボ」という2連接車のLRVを導入しています。LRVの専用ホームと従来のホームとの高さの違いにも注目です。

大正ロマン漂う「芦湯」であわら温泉を堪能しよう

大正ロマン漂う「芦湯」であわら温泉を堪能しよう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

あわら湯のまち駅は、福井県屈指の温泉地「あわら温泉」への最寄駅です。JRにも芦原温泉駅がありますが、こちらは約5kmほど離れています。レンガ造風で平屋建ての駅舎の表玄関左側には、あわら温泉情報処「おしえる座ぁ」が併設されています。

大正ロマン漂う「芦湯」であわら温泉を堪能しよう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

駅のすぐ近くにある「あわら温泉湯のまち広場」内には、芦湯(足湯)があります。無料で楽しめる総ひのき造りの大正ロマンをイメージした足湯です。内部には、泉質、温度、趣とスタイルの異なる5つの浴槽があり、あわら温泉を堪能できます。300円でタオルも販売していますので、ぜひ旅の疲れを癒してください。

大正ロマン漂う「芦湯」であわら温泉を堪能しよう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

2018年(平成30年)3月27日 から新駅舎としての供用が開始された近代的な三国駅は、北前船の歴史が残るレトロな空間“三国湊”への最寄り駅です。駅舎内には、観光案内所のほかにカフェなどもあってランチやティータイムを楽しむこともできます。

終着駅らしい雰囲気にあふれる三国港駅

終着駅らしい雰囲気にあふれる三国港駅

写真:モノホシ ダン

地図を見る

三国駅から駅前通りを下って約5分のところにある“三国湊きたまえ通り”では、江戸時代から明治時代にかけて北前船交易で隆盛を極めた港町三国の歴史を知ることができます。江戸時代にタイムスリップしたようなレトロな空間を歩いてみてください。

終着駅らしい雰囲気にあふれる三国港駅

写真:モノホシ ダン

地図を見る

三国芦原線の終着駅である三国港駅は、大正時代の古い駅舎があり、坂井市や福井県の鉄道資料館も併設されています。線路はホームから約100mほど先で途絶えていて、いかにも終着駅らしい雰囲気に溢れています。

終着駅らしい雰囲気にあふれる三国港駅

写真:モノホシ ダン

地図を見る

駅の福井駅側には、レトロな橋があり「眼鏡橋」と呼ばれています。1913年(大正2年)に造られたもので、橋の強度を保つために捻じ曲げたようにレンガを積み上げる煉瓦斜架拱(れんがしゃかきょう)いわゆる“ねじりまんぱ”という珍しい工法が用いられています。眼鏡橋も、国の登録有形文化財となっています。

このようにえちてつ「三国芦原線」の旅は、アテンダントによる温かな接客により、名所、旧跡、温泉などの旅がよりいっそう楽しめるものになっています。ひと味違ったローカル線の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

えちぜん鉄道「三国芦原線」の基本情報

住所:福井県福井市松本上町15-3-1
電話番号:0120-840-508 お客様相談室(8:00〜21:00)
アクセス:JR福井駅より徒歩約3分

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/03 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -