地球が剥き出し!エチオピア・ダナキル砂漠ツアー見所4選

地球が剥き出し!エチオピア・ダナキル砂漠ツアー見所4選

更新日:2018/11/09 12:18

SAORI GRAPHのプロフィール写真 SAORI GRAPH 現役弾丸バックパッカー、旅ライター、旅ブロガー
エチオピア北部、エリトリアとの国境近くにあるダナキル砂漠。

大地が東西に引っ張られて出来た地球の裂け目「アフリカ大地溝帯」に位置するこの砂漠では、マグマが噴き出す様子を見れる活火山や、地中の鉱物の噴出により出来上がった極彩色の大地、大地の隆起によってできた塩の湖など、多くの奇景を見ることが出来ます。

さあ、あなたもダナキル砂漠ツアーに参加して、剥き出しの地球に会いに行ってみませんか?

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(トラベルjp)

世界一過酷!?ダナキルツアーの概要

世界一過酷!?ダナキルツアーの概要

写真:SAORI GRAPH

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ダナキル砂漠ツアーは、辺境の地であることやそのツアー内容から「世界一過酷なツアー」と称されています。過酷なツアーでありながらも、そこで見られる唯一無二の景色を求めて世界中から参加者が後を絶えません。まずは、そんなダナキルツアーの概要をまとめます。

ダナキル砂漠ツアーの起点となるのは、エチオピアのメケレという町。エチオピアの首都アディスアベバからは、国内線で1時間20分程のフライトで到着します。

メケレからダナキル砂漠へは4WD車で移動。年々舗装された道路が増えてきてはいますが、それでも未舗装の道路もあり、移動時間だけで1日6時間程かかる日もあります。

また、アフリカ大地溝帯は冬でも日中の気温が40度以上になる世界でも暑い地域として知られています。夏場は50度以上にまで気温が上がるため、比較的気温の下がる11月〜2月頃がツアーのベストシーズンとなります。

世界一過酷!?ダナキルツアーの概要

写真:SAORI GRAPH

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ツアー中の宿泊は、写真のような野ざらしの簡易ベッドや、地面に直にマットレスを敷いたワイルドな寝床が基本です。
昼間は40度以上になる砂漠でも、朝晩は少し冷え込むので寝袋があると良いでしょう。屋根も壁もなく大地の上にポンと置かれたベッドに寝転がると、夜には満天の星空が頭上を覆い、意外と素敵な思い出になります。

また、トイレやシャワーといった設備は整っておりません。
トイレは地面に穴が掘られトタン板で囲まれた空間でするか、青空トイレです。シャワーを浴びたい場合は、ペットボトルやタンクで運んできた水で水浴びをします。

トイレテントや水浴び用の簡易テントを用意してくれるツアー会社もあるようなので、ツアー会社を選ぶ際に確認してみてください。

世界一過酷!?ダナキルツアーの概要

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ツアー中は車移動だけでなく、火山山頂へ片道3〜4時間のトレッキングも行います。日中は気温が高いので、基本的にトレッキングは朝晩に行います。

溶岩台地は足場が不安定な場所もあるので、歩きやすい靴で参加しましょう。また、日が暮れた夜や、日の昇らない早朝のトレッキングはヘッドライトなどがあると安全です。

このように過酷な環境下でのツアーなので、「世界一過酷なツアー」と呼ばれています。ですがダナキル砂漠で見られる景色は、そんな過酷さを吹き飛ばしてしまうくらい衝撃的!ダナキル砂漠での見所をご紹介します。

見所1:目の前で噴き出すマグマ!「エルタ・アレ火山」

見所1:目の前で噴き出すマグマ!「エルタ・アレ火山」

写真:SAORI GRAPH

標高613mのエルタ・アレ火山は、現在も活動している活火山。火山山頂へのトレッキングを成し遂げると、目の前の火口でマグマが噴き出している様子を見ることができます。

見所1:目の前で噴き出すマグマ!「エルタ・アレ火山」

写真:SAORI GRAPH

すぐ目の前で絶え間なく噴き出すマグマは、まさに地球の内部が剥き出しになっている状態!

噴き出したマグマがドロドロと流れ、そして冷えて黒く固まり・・・を繰り返すエルタ・アレ火山。マグマの熱を肌で感じられるだけでなく、プシューッ!プシューッ!とマグマが噴き出す音も聞こえ、地球が生きているのを実感できます。

見所1:目の前で噴き出すマグマ!「エルタ・アレ火山」

写真:SAORI GRAPH

エルタ・アレ火山の火口まわりには転落防止の安全柵はなく、驚くほど近い距離で溶岩湖を観察することができます。ここまで接近してマグマを観察できる場所はなかなかありません。とても貴重な体験ができること、間違いなし!

風向きによっては火山性のガスでむせることもあるので、口元を覆う布やマスクがあると良いです。

見所2:ここは地球?極彩色の「ダロール火山」

見所2:ここは地球?極彩色の「ダロール火山」

写真:SAORI GRAPH

「ここは地球?」という声が聞こえてきそうな景色。こちらはダナキル砂漠ツアーで訪れる「ダロール火山」に広がる景色です。

ダロール火山では、地中の鉱物を含んだ塩水がマグマの熱により熱せられ、地表に噴出することによりできあがった極彩色の景色を見ることができます。カラフルな大地はまるで別の惑星のようですね!

見所2:ここは地球?極彩色の「ダロール火山」

写真:SAORI GRAPH

黄緑色のエリアは、いよいよ地球とは遠く離れた惑星のような雰囲気に!このような景色が見られるのは、世界中さがしてもダロール火山くらいでしょう。

ダロール火山は現在でも活動しており、熱せられた塩水がアチコチで噴出しています。非常に暑い場所になるので、お水の携帯を忘れずに!

見所2:ここは地球?極彩色の「ダロール火山」

写真:SAORI GRAPH

ダロール火山の近くには硫黄泉が数十箇所あり、硫黄や鉄化合物を含んだ赤茶色の水が滾々と湧いています。水に触るとヌルヌルしており、現地では薬として肌に塗ることもあるのだそう。

見所3:アフリカの塩湖「アサレ湖」

見所3:アフリカの塩湖「アサレ湖」

写真:SAORI GRAPH

塩湖といえば南米ボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、ここダナキル砂漠にもアサレ湖という塩湖があります。

ウユニ塩湖と同じく、平らな塩湖に薄っすらと水が張ると、水面に景色が綺麗に反射して映り込み幻想的な光景を作り出します。

※自然条件によるので、常に見られるわけではありません。

見所3:アフリカの塩湖「アサレ湖」

写真:SAORI GRAPH

条件が良ければ、美しい夕陽を見ることもできます。
どこまでも続く塩湖に映り込む夕陽。これはカメラを構えずにはいられませんね!

ツアー参加人数がある程度いる場合は、ぜひ人文字(湖面に人文字を反射させて読ませる)にも挑戦してみてください。

見所4:大地から塩を切り出す「塩の採掘場」

見所4:大地から塩を切り出す「塩の採掘場」

写真:SAORI GRAPH

ダロール火山から1時間ほどの距離のところには塩の採掘場があり、実際に塩を切り出す作業を見ることができます。

塩の層で覆われた大地に木の棒を差し込み、てこの原理で塩の層を剥がし、斧で切り出すのです。暑い中でのこの作業はかなりの重労働。塩の大地に日光が反射して眩しいので、見学時にはサングラスがあると良いです。

見所4:大地から塩を切り出す「塩の採掘場」

写真:SAORI GRAPH

切り出した塩の塊を別の採掘者が一定の大きさに揃え、紐で縛りまとめます。
採掘場にはたくさんのラクダやロバが待機しており、綺麗にまとめた塩を背中にのせて約60km離れた町まで運びます。

見所4:大地から塩を切り出す「塩の採掘場」

写真:SAORI GRAPH

ラクダは1頭あたり約200kgの塩をのせて歩きます。
このラクダのキャラバンは塩の採掘場だけでなく、4WD車で砂漠を走っているときやキャンプ地となっている村で遭遇することもあり、近くで観察することができます。

世界一過酷な「ダナキル砂漠ツアー」で地球を肌で感じよう

ダナキル砂漠はエリトリアとの国境に近いことから、安全上必ずソルジャーを伴ったツアーでの訪問となります。

現地のツアー会社でツアーを申し込むか、日本からのパッケージツアーに参加しましょう。現地のツアー会社の場合、目安は3泊4日で350ドル〜600ドルです。(時期や人数によって価格が変わります)

世界一過酷と言われているツアーですが、過酷さと引き換えに3泊4日のツアーでこれだけの絶景が見られます!地球上では他に類を見ない景色が沢山広がっているダナキル砂漠。ぜひあなたも、剥き出しの地球を感じてみてください!

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/02/22−2014/02/25 訪問

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