ロマンチック街道の始まり「ヴュルツブルク」でワインと歴史散歩

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ロマンチック街道の始まり「ヴュルツブルク」でワインと歴史散歩

ロマンチック街道の始まり「ヴュルツブルク」でワインと歴史散歩

更新日:2018/11/15 13:13

松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター

ドイツ歴史古都の一つに数えられるヴュルツブルクは、ロマンチック街道の起点としても有名な美しい街です。マイン川の両側に広がる街には、カフェやショップに混ざって中世のバロック建築の建物や大聖堂などが点在しています。また、ここはフランケンワインの名産地。川にかかる橋の上では、ワイングラスを片手に語らう人々も見られます。そんなワインと歴史と文化が融合するヴュルツブルクの街を歩いてみませんか?

橋がカウンターバーに!ワインとともに楽しむ旧市街

橋がカウンターバーに!ワインとともに楽しむ旧市街

写真:松田 朝子

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ドイツ最大のゲートシティ、フランクフルトから鉄道で約1時間のところにあるヴュルツブルクは、このフランケン地方にキリスト教を広めた聖キリアンの殉教地。司教領として中世から栄えた街です。旧市街では、長い歴史の中で何度も戦禍をくぐり、破壊、再建を繰り返してきた建造物を数多く見ることができます。様々な建築様式の建物は色も鮮やかでフォトジェニック!それらを歩いて見て回れるコンパクトなヴュルツブルクの街歩きは、旧マイン橋からスタートするといいでしょう。

橋がカウンターバーに!ワインとともに楽しむ旧市街

写真:松田 朝子

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15世紀〜16世紀にかけて建設された橋は、旧市街と歴代司教の居所、マリエンベルク要塞を結ぶ位置にあります。全長180メートルの橋のところどころには、守護聖人の聖キリアンやカール大帝、聖ネポムクなど、ヴュルツブルクにゆかりのある12体の聖人の像が飾られています。橋の上からは、丘の上のマリエンベルク要塞や、旧市街の大聖堂などが眺められて写真撮影には最高のロケーションなのです。

橋がカウンターバーに!ワインとともに楽しむ旧市街

写真:松田 朝子

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聖人たちの足元には、何とワイングラスが。もちろん、ワインは供えものではなく、ここでワインを楽しんでいる人たちのもの。橋の周囲にはカフェやバーがあり、みんな橋の上までグラスを持ってきて、ビューとともにワインを楽しんでいるのです。橋の欄干は長ーいバーカウンター、と言っても過言ではないでしょう。ヴュルツブルクに来たならば、ウェルカムドリンクとしてまずはキリッとドライなフランケンワインで喉を潤して、それから街歩きというのが正しい順序なのかもしれません。

そぞろ歩きが楽しい!フォトジェニックな古都

そぞろ歩きが楽しい!フォトジェニックな古都

写真:松田 朝子

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路面電車が行き交う旧市街は、石畳が敷かれヨーロッパの古都の雰囲気。そんな中、全長105メートル、2つの尖塔を持つ聖キリアン大聖堂は遠くからでもよく見える、ドイツで4番目に大きなロマネスク教会です。ここは、ヴュルツブルクにキリスト教を布教した守護聖人キリアンに捧げられたもの。1040年から100年以上にも渡って建設が行われた教会です。周囲にはクラシックな人力車やアコーディオンを弾く人などもいて、訪れる人を中世の世界にいざないます。

<基本情報>
住所:QWVM+82 ヴュルツブルク
電話番号:+49-931-38662900

そぞろ歩きが楽しい!フォトジェニックな古都

写真:松田 朝子

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冬にはクリスマスマーケットも開かれるマルクト広場には、常設の市場やカフェが並び、買い物客などで賑わっています。そんなマルクト広場で、炎のような赤い尖塔で異彩を放っているのが、「マリエンカペレ」という、1377〜1480年にかけて建てられた後期ゴシック式の教会。ファサードの左右には、アダムとイヴの像があります。

<基本情報>
住所:QWVH+WQ ヴュルツブルク
電話番号:+49-931-38662800

そぞろ歩きが楽しい!フォトジェニックな古都

写真:松田 朝子

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マルクト広場脇にあるノイミュンスター教会は、11世紀に守護聖人キリアンの霊廟の上に建てられた教会。赤砂岩で造られた、バロック様式のファサードには、聖母マリアのレリーフや地球儀を持ったキリストの像などがあり、ゴージャス感が人目を引きます。

<基本情報>
住所:QWVJ+HF ヴュルツブルク
電話番号:+49-931-38662900

世界遺産の宮殿の地下は、ワイナリー!

世界遺産の宮殿の地下は、ワイナリー!

提供元:(c)DZT/ Francesco Carovillano

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広場を抜けて街の中を10分くらい歩くと、視界が開けたところに巨大な3棟からなる歴史的建造物に行き当たります。ここはレジデンツと言って、ヴュルツブルクの領主司教の宮殿です。1780年に建てられた、ヨーロッパ屈指のバロック様式のこの宮殿は、1981年に世界遺産にも登録されています。

世界遺産の宮殿の地下は、ワイナリー!

提供元:(c)DZT/ Francesco Carovillano

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ヴュルツブルクの司教が財力の限りを尽くして建設した宮殿には、世界一と言われている規模のフレスコ画もあります。宮殿内は撮影禁止なので、見学の際は目と心に深く焼き付けておくといいでしょう。

世界遺産の宮殿の地下は、ワイナリー!

提供元:(c)Deutsches Weininstitut

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豪華絢爛なこの宮殿を建設する際、優先されたことは、最高のワインケラーを併せ持つこと。そこで、宮殿の地下にはドイツ屈指の美しさを誇るホーフケラーが造られました。現在はバイエルン州の州立醸造所になっています。

<基本情報>
住所:QWVQ+3J ヴュルツブルク
電話番号:+49-931-355170

ヴュルツブルクを征する!要塞からのビュー

ヴュルツブルクを征する!要塞からのビュー

写真:松田 朝子

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古都ヴュルツブルクを見守るように、小高い丘の上にあるお城は、マリエンベルク要塞です。旧マイン橋周辺からこの要塞までは、なだらかな坂道を約15分くらい登ります。
要塞の歴史は古く、すでに紀元前1000年頃には、この地に住んでいたケルト人の要塞があったと言われています。

706年にその場所に建てられた聖母マリア教会は、ドイツ最古の建物の1つとされています。その後、13世紀から18世紀前半までの450年以上に渡り、この地域の領主だったヴュルツブルク司教の居城となりました。城壁が作られたのは、スウェーデン軍から攻撃を受けた1631年からで、以降は要塞として拡張が続き、今日の姿になりました。

ヴュルツブルクを征する!要塞からのビュー

写真:松田 朝子

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要塞自体は殺風景な雰囲気ですが、この庭園からはパノラミックなヴュルツブルクの街が楽しめます。なのでかつてここに住んでいた司教になったような気分で、眼下に広がるぶどう畑や、ゆったりと流れるマイン川、赤い屋根の家並みの間から覗く大聖堂の尖塔などを眺めることができるでしょう。

<基本情報>
住所:QWQC+V3 ヴュルツブルク
電話番号:+49-931-3551750

ヴュルツブルクはワインの似合う歴史古都!

ヴュルツブルクへは、フランクフルト中央駅からヴュルツブルク中央駅までヨーロッパの高速列車ICEで約1時間。ミュンヘン中央駅からは約2時間というロケーション。都会からちょっと足を延ばして、ドイツの歴史古都の散策を楽しんでみませんか?旅のお供はもちろんフランケンワインで決まりです。

取材協力:ドイツ観光局

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/25−2018/10/01 訪問

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