写真:大川原 明
地図を見るラルナカの中心街から外れた場所にある古代遺跡「キティオン」は、紀元前13世紀初頭に、ギリシャのペロポネソス半島から渡ってきたミケーネ人によって築かれた都市です。その後、紀元前13世紀末にアカイア人、紀元前9世紀にフェニキア人が移り住み、町は発展していきました。しかし、紀元前312年にエジプトのプトレマイオス朝プトレマイオス1世がキプロスを攻め、フェニキア人のキティオン王を殺害した結果、町は滅びました。
近年、発掘が進み、遺跡内には5つの神殿と町の外壁の跡が残されています。ラルナカの中心街からは徒歩20分程かかりますが、是非とも訪れていただきたい場所です。
<キティオンの基本情報>
住所:Kition, Leoforos Archiepiskopou Kyprianou
営業時間:
9/16〜4/15 8:30〜16:00
4/16〜9/15 9:30〜17:30
定休日:土曜日、日曜日
電話番号:+357-24-322710
料金:2.5ユーロ
アクセス:ラルナカ中心街から徒歩20分程
写真:大川原 明
地図を見るキプロスは様々な国に支配された歴史がありますが、古代からの歴史がある国ですので、数多くの史跡があります。ラルナカで訪れていただきたい場所の1つが、中心街の海岸沿いにある砦です。ヴェネツィア共和国時代に建てられた砦ですが、途中で破壊されました。今あるものはオスマン帝国時代1625年に再建されたもので、イギリス統治時代には刑務所として使用されていたものです。
写真:大川原 明
地図を見る要塞の中に入る事ができますが、中は博物館を併設しており、古代に造られた土器などが展示されています。砦には大砲が多くあり、その当時の雰囲気をうまく再現しています。
<ラルナカ要塞の基本情報>
住所:Leoforos Athinon, Larnaka
営業時間:
9/16〜4/15 8:00〜17:00
4/16〜9/15 8:00〜19:30
※土曜日、日曜日は9:30〜17:00
定休日:なし
電話番号:+357 24 304576
料金:2.5ユーロ
アクセス:ラルナカ中心街の海岸通り沿い
写真:大川原 明
地図を見るラルナカ市内には多くのビーチがありますが、一番賑やかなのが、ラルナカの中心街にあるビーチです。地中海に浮かび、日本よりも温暖な気候であるキプロスですが、5月〜10月初めまで海水浴が楽しめます。ビーチには有料パラソルが並んでいますが、折角なのでパラソルを借りて、海水浴を楽しむと良いでしょう。
写真:大川原 明
地図を見る遠浅で波がなく、海水浴にはもってこいのビーチ。透明度も高く、感動感が高いです。人があまりいない静かなビーチは、中心街から離れた所にいくつもありますので、静かなビーチが良ければ、遠出してみると良いでしょう。
写真:大川原 明
地図を見るラルナカ中心街の海岸通りは遊歩道が整備されており、昼夜問わず多くの人々が散策しています。また、数多くの飲食店がありますので、食事をしたいのであれば、この通り沿いのレストランを利用するのがおすすめです。
写真:大川原 明
地図を見るラルナカの国際空港から中心街に行く道路沿いにある大きな塩湖。冬になるとフラミンゴ達が多く集う場所になっているのですが、夏は水が干上がってしまい、上記写真のようになります。白く見えるのは塩ですが、まるで雪の上にいるようです。これはこれで冬とはまた違った雰囲気を楽しむ事ができます。
写真:大川原 明
地図を見る湖の南西には、1816年に建てられ、イスラム教では4番目に重要なモスクと呼ばれる「ハラ・スルタン寺院」があります。余裕があれば訪れていただきたい場所です。モスクを訪れる際は、肌を露出する恰好を避けてください。
写真:大川原 明
地図を見るキプロスはマルタと同じように、地中海に面した島国です。漁業も盛んにおこなわれており、多くのレストランでは、地中海で穫れる海の幸を提供しています。キプロスに来たのであれば、それら海産物を堪能すると良いでしょう。様々な料理がありますが、お薦めは海鮮プレート。皿に、魚、イカ、エビ、タコなどがのっており、満足できると思います。
写真:大川原 明
地図を見るキプロスで製造されるビールは、LEONビールとKEOビールの2種類です。双方とも飲みやすく、料理にも合うビールです。LEONビールはキプロス最初のビールとして、1937年から製造開始されたビール。しかし、Carlsbergを現地で生産するライセンスを取得したために、1962年に生産中止。その後、2003年に製造が再開。麦芽、ホップ、酵母で製造されているオールモルトビールです。
KEOビールは、1951年に製造が開始されたビールで、1987年に、醸造界の世界のボトル入りラガー競争金賞を獲得したものです。麦芽大麦、トウモロコシ、ホップで製造されています。
写真:大川原 明
地図を見るマルタも猫が多い国として有名ですが、同じく地中海に浮かぶキプロスも負けず劣らず猫が多い国です。飲食店関係者や客が食べ物を与えているので、懐っこい猫が多く、テラス席で食事していると集まってきます。猫好きには堪らないでしょう。
いかがでしたか?キプロスに観光で来る方の中に、ラルナカ国際空港から首都のレフコシアに直行し、ラルナカに寄らない方は結構いますが、ぜひとも滞在してほしい都市です。ちなみに、ラルナカからレフコシアまでは毎時、路線バスが運行されていますので、往来がし易いです。日帰りでレフコシア訪問もできます。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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