「たこたこあがれin富士山」は富士山の北西部、富士宮市の朝霧アリーナで行われます。市街地から国道139号線を富士山麓に向けて車を走らせると、国道沿いに会場の入口があります。
この催しは、富士山麓の澄み切った青空の中で凧揚げを楽しんで欲しいとのことから、2001年から開催されている毎年恒例の行事となっています。
会場となる朝霧アリーナの総面積は、約10万平方メートル。とても広く、凧揚げの邪魔になる電線などの障害物がなく、しかも風も適度に吹いているので、凧揚げには最適な場所です。
芝生広場の空いている場所を見つけたら早速、凧揚げを楽しんでみましょう。
広場では、富士山をバックに無数の凧が連なる連凧やアニメのキャラクターの凧など、多彩な凧が空中で気持ち良く泳いでいます。会場では「ぐにゃ凧」などの凧を販売しているので、誰でも簡単に凧揚げを楽しむことができますよ。もちろん、自分で持参したお気に入りの凧を揚げても大丈夫。思い思いの凧を揚げてみて下さいね。
会場では、和凧作りの体験コーナーも行っており、自分の好きなイラストを描くことができて、その場でオリジナルのマイ凧が完成。良い記念にもなります。
また、時間によって、空高く上がっている凧や面白くてユニークな凧など、凧揚げコンテストが開催されます。上位に入ると、素敵な商品がもらえる嬉しい特典付き。参加賞もあるので、こぞって是非チャレンジしてみて下さいね。
広場では、地元の富士凧揚げクラブによる、見逃せない!珍しい凧も登場します。空に揚がる赤色の凧は、全長25mもある長〜い「海のタコ」。この凧を揚げるのに、かなりの人数が必要な大物です。
大人も子供も交じって、一生懸命に凧の網を引っ張ると、足をバタバタとくねらせながら風に乗って大空へ。凧が空へ揚がると、まるで青空が海の様に見えて、本当に海を泳いでいるかのような眺めです。観客から、思わずお〜っと歓声が上がるほどで、貫禄があって見応え充分。
滅多に見られない巨大な凧だけあって、写真撮影にも大人気です。シャッターチャンスを逃すまいと、みんな必死になってカメラを向ける人気ぶりなので、是非記念に一枚撮ってみては如何でしょうか。
「海のタコ」の他、大空を舞う巨大な蛇の凧も揚がりますよ。また、静岡県内外から伝統凧保存会の参加が予定されています。
ブーステントの脚元では、膨らんでいる可愛いテントウムシのバルーンなどもあって、会場を楽しく湧かせてくれています。
凧揚げの他に、どんど焼きも同時開催されます。どんど焼きは、1月15日の小正月に、お正月の締め飾りやしめ縄・お守りなどを焚き上げし、その火で焼いた団子を食べる日本古来の風習です。
会場では、厄除け団子の販売をしており、その場で団子を焼いて食べることができますよ。出来立てで熱々の団子を食べると、無病息災に御利益があるそうなので、今年一年の健康を願いながら、是非召し上がってみては如何でしょうか。
どんど焼きに使用するお正月の締め飾りや、旧年のお守りなどを会場で受け付けているので、持参されてみても良いですね。
「たこたこあがれin富士山」は、富士山に抱かれながら日本の伝統行事を体験できる素晴らしい催し。日本に古くから伝わる風習をちびっ子に体験させてあげられる素晴らしい機会なので、凧揚げをしたことのないちびっ子は、朝霧アリーナに集合しましょう!
陣馬の滝太鼓の演奏や、富士花鳥園のフクロウと一緒に記念撮影も行われます。ご当地グルメの富士宮焼きそばのブースなどもあり、地元の味覚を堪能することもできますよ。
開催場所:朝霧アリーナ
住所:静岡県富士宮市麓487-5
開催日:2019年1月13日(日)
開催時間:10時〜14時
※当日が中止の場合は、1月27日(日)に開催。
会場となる朝霧アリーナは、海抜800m〜900mの地点にあり、市街地と比べて気温が低いです。訪れる際は、耳当てやマフラー・手袋などの防寒対策をくれぐれも忘れずに。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は、公式サイトなどでご確認ください。
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