写真:磯本 歌見
地図を見る「御崎マルシェ」は、山海の幸が豊富な割には農産物販売所などの少ない赤穂に、「おみやげ屋さんにはないマルシェならではの商品を並べたい」という思いで、2012年からスタートした朝市です。
発案したのは、会場の中心にある全国区のイタリアン「さくらぐみ」のオーナーシェフ・西川明男さん。西川シェフが命名した「きらきら坂」は、その名の通り、キラキラ輝く青い空と蒼い海が見渡せる坂で、この絶景を見るだけでもマルシェに来た甲斐があると思わせるのです。
写真:磯本 歌見
地図を見る遊歩道沿いの道から海に下りる階段があり、砂浜から「たたみ岩」に行けます。たたみ岩に連なる道は潮の干満により現れたり消えたりします。何だかちょっと小豆島のエンジェルロードにも似ていますね。
マルシェに来たお客さんのほとんどが、浜辺まで下りてシーグラスを探したり、たたみ岩に上って水辺の生き物を見つけてみたり、子どもたちにも人気です。
写真:磯本 歌見
地図を見る実は、赤穂御崎は「恋人の聖地」に選定された場所の一つ。
先ほどの西川シェフが名付けた「太陽の小径」と呼ばれるこの道は、「きらきら坂」を下りきったところがほぼ起点で、福浦海岸を経て大塚海岸まで続いています。
彼氏と彼女でなくても、心地よい風と海や島影の景色を楽しみながらのんびり歩くのは最高に気持ちいい時間です。
写真:磯本 歌見
地図を見る「御崎マルシェ」は、シーズンや天候にも寄りますが、毎月約15〜20店舗が出店しています。地元で採れた新鮮な果物や、それらを使ったジャムなどを販売する店もあります。時には、朝どれの野菜を販売することも。播磨灘で獲れたカキなどの魚介で作った佃煮類は、地元のお土産として好評です。
取材時には、黒豆の煮物などの瓶詰を売っていたお店もありましたよ。
写真:磯本 歌見
地図を見る手仕事の温かさが伝わるお店も出店していますよ。
chiko-chikoさんによる、赤穂の塩を入れたお守り「しおむすび」は、スタート当初からの定番の人気商品。ほかにも海をモチーフにしたイラストが描かれたポストカードやご祝儀袋もかわいいですよね。
タイカービング「アトリエミサキ」を主宰するMarika Takamiさんは、デモやワークショップをすることも。石けんに施された美しい彫刻は、すばらしい手仕事の作品ですね。
そのほか、布雑貨や木工雑貨、ブリキの小物などのお店も出店しています。
写真:磯本 歌見
地図を見るマルシェの発起人でもある「さくらぐみ」の西川シェフによる、マルシェオリジナル商品も魅力の一つ。ピッツァ生地を使ったハードタイプのパンや揚げピザなどは、マルシェならではの商品。また、店と同じピッツァを、大サービスのマルシェ価格で販売しています。こちらも大人気で、焼きたてのピッツァを待つ行列ができることもあるんですよ。
写真:磯本 歌見
地図を見る御崎マルシェの名物の一つが「きらきら坂音楽会」というライブです。大体は、坂の中腹にある元旅館の建物の玄関ですることが多いのですが、ちょっと油断したら海に落ちてしまいそうな桟橋で演奏したこともあって、こちらもある意味サプライスです!
ゆるやかに流れる時間の中で、のんびり音楽を聴きながら出店者もお客さんも癒される! そんな空気感もこのマルシェの特徴です。
写真:磯本 歌見
地図を見る「きらきら坂」沿いには、さまざまなお店があって、これらのお店もマルシェの盛り上げ役です。
なかほどにある「御崎ガラス舎」は、オカモトヨシコさんが主宰するガラス工房兼ショップです。シーグラスを拾ってきてアクセサリーを作るなど、ここならではの一回完結型の体験講座もあるので、旅の思い出に挑戦するのもいいですね(予約が確実)。
写真:磯本 歌見
地図を見る御崎ガラス舎のすぐ前にあるのが、保護猫カフェ「海猫ビーチハウス」です。御崎で保護された8匹の猫ちゃんたちと戯れることのできるこのカフェ。猫好きには好評です。
海を見て浜で遊んで、買い物や体験を楽しむ。その後、猫ちゃんたちとゆっくりじゃれてまったり過ごす。最高の休みの過ごし方ではないでしょうか。
写真:磯本 歌見
地図を見る忘れてはいけないのが、さくらぐみのファンショップ「Scioscio(ショーショー)です。こちらでは、西川シェフ渾身のジェラートとイタリアの伝統菓子「パネットーネ」を楽しむことができます。
さくらぐみで使っているプレートやパスタなどの食材、歴代ナポリTシャツなども扱っているので、おみやげにもいいですね。
こんな楽しいマルシェが2日間開かれるイベント「晩秋赤穂御崎めぐり」がありますよ。
赤穂御崎温泉街やきらきら坂を中心に、御崎全体で開かれるこのイベントのメインは、田淵氏庭園の一般公開ですが、伊和都比売神社奉納ライブやそのライブを盛り立てるキャンドルナイト、赤穂のいいもんが賞品になっているスタンプラリーなど多彩な内容で開催され、当日は、30分ごとに無料巡回バスが走っています。
開催日:11月17日(土)、18日(日)9:30〜15:30
開催場所:赤穂御崎周辺
問い合わせ:0791-25-4134(御崎ガラス舎)
住所:兵庫県赤穂市御崎2-1
電話番号: 0791-42-2602 ※赤穂観光協会 9:00〜18:00 年末年始は休業
営業時間:第3日曜 9:00〜15:00
アクセス:山陽自動車道赤穂ICから約15分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -