徳川家康の六男 松平忠輝公の居城として築かれた高田城の跡に造られたのが高田公園です。公園の面積は約50ha!東京ドーム約14個分の広さです!
明治42年に旧陸軍第13師団の入城を祝い、在郷軍人団が城跡に2,200本の桜を植樹したのがこの公園の桜のはじまりだそうで、現在では約4,000本もの桜が植わっていて日本のさくら名所100選に選ばれています。
観桜会会期中は、物産展やたくさんの露店が立ち並び、約3,000個のボンボリが公園を照らしだし、とても幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
青森県の弘前公園、東京都の上野恩賜公園と並び「日本三大夜桜」と言われ、2012年CNNの選ぶ世界5大花の名所として選出されています。日本夜景遺産の「ライトアップ夜景遺産」にも認定されており、夜桜を楽しむにはうってつけのスポットです。
日本のさくら名所100選に選ばれている高田公園。やはり土日はたくさんの方が訪れ、昼間からとても賑わっています。
そんな高田公園の私のおすすめ見学時間帯は、17:00くらいの夕方日暮れの少し前です。昼間お花見を楽しんだ人々が帰りはじめるこの時間帯は比較的混雑が少ないように思います。さらに夕焼けに染まる桜も楽しめ、徐々に暗くなってボンボリがついていく様子も見ることができ、一回で二度楽しめます。
日暮れすぐだと写真も空が濃いブルーに写り、ライトアップされた桜が一層際立ちます!真っ暗ではないので夜景写真がブレてしまいがちな方にもオススメの時間帯です。
公園西堀から高田城三重櫓に向かう右手側に2本並列に並んださくらロードがあります。道の左右の桜並木が見事にライトアップされ、満開の時期はトンネルのように、頭上いっぱいまで桜の花で埋め尽くされます。
桜ロードのライトアップ、最盛期の時期は22:00までライトアップをしています。時間に余裕のある方は21:00以降から行くと人も少なく、ゆっくりと見ることができます。
さくらロードの折り返しになる中間地点には、大きなしだれ桜の木もあります。そちらも併せて楽しんでくださいね。
大通りに戻り、さくらロードの反対側に行ってみると高田城三重櫓が見えてきます。お堀にかかる橋のボンボリやライトアップされた桜と三重櫓が水面に映し出され、とても幻想的な景色を見ることができます。
高田城三重櫓は18:00〜21:00までライトアップされ、会期中は21:00まで入館(有料)することができます。時間に余裕のある方は三重櫓に上って、上からの景色を楽しむのもオススメです。
桜を楽しんだら露天や物産展も見てみましょう。広い公園の中に300ものたくさんの露店が並んでいます!
手ぶらで行ってもお花見宴会ができてしまうぐらい多くの屋台が出ていて歩いているだけで楽しくなってきます。他にも物産展があり、新潟 上越の特産品などを取り扱っているので地元のものも楽しむことができ、お土産を買うのにもオススメです!
ボンボリが照らす高田城の夜桜。一度見たらまた行きたくなってしまうような夢ごごち気分を味わえると思います!
会期中はライトアップの他に花火や、人力車でお花見散策ができるイベントなども行われています。
会期中は周辺に臨時駐車場が設けられ、シャトルバスも出ていますが、土日は公共交通機関でのアクセスがオススメです。駐車場情報は、高田城百万人観桜会HPで随時更新されているので、事前に確認してからお出かけするのが良いかもしれません。
詳しくは下記[MEMO]より高田城百万人観桜会のHPでご確認ください。
夜は寒いため、防寒対策をしっかりして訪れてみてくださいね。
住所:新潟県上越市本城町44-1
開園時間:終日 ライトアップは21:00(最盛期は22:00)まで
入園料:無料
駐車場:平日約1,000台(日時限定の臨時駐車場約5,000台)
アクセス:JR高田駅から徒歩で約20分、北陸道上越ICから車で約10分、上信越道上越高田ICから車で約10分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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