写真:小浜 みゆ
地図を見る日本からはるか約8,000km、私たち日本人と全く異なる文化をもつアラブ首長国連邦(UAE)に住む人々、エミラティ。彼らはどんなものを食べ、どんな風に生活しているのでしょうか?
ドバイに住むエミラティの文化・習慣を学べる施設がドバイの旧市街、アル・ファヒディ歴史地区(旧バスタキア)にある「シェイク・モハメッド文化理解センター(SMCCU)」。人気の観光スポットで、ガイド付きモスク見学やウォーキングツアーを開催しています。
写真:小浜 みゆ
地図を見るアクティビティの中でも、伝統的なアラビアン料理を楽しみながら、衣食住を中心にイスラム文化を深く理解できるカルチュラル・ミール(英語)がおすすめ。朝食、ランチ、ディナーなどさまざまな時間で開催されていますが、今回はカルチュラル・ランチをご紹介します。
プログラムはエミラティ定番の飲み物&お茶請け、アラビックコーヒーとデーツのおもてなしからスタート。カップを差し出すとおかわり、カップをふるとおかわり不要の合図です。
写真:小浜 みゆ
地図を見るドバイを歩いていると、ふと目にするのが白い服を着た男性と、黒い服を着た女性。これは伝統的な民族衣装で、男性の服は「ディスターシャ」、女性の服は「アバヤ」といいます。
カルチュラル・ランチでは「なぜこの服を着ているのか」、「どんな風に着るのか」など、気になる疑問を丁寧に説明してくれます。アラビア半島の気候に適した、機能的なディスターシャとアバヤに驚き!
写真:小浜 みゆ
地図を見るプログラムの最後にはアバヤの試着体験もできるので、ぜひ写真撮影を楽しみましょう!黒い服だけでなく、結婚式など特別なときに着るピンクやグリーンの煌びやかな衣装も選べますよ。
写真:小浜 みゆ
地図を見るカルチュラル・ランチは、たっぷりの伝統料理でゲストをおもてなししてくれます。ビュッフェ形式で、おかわり自由!現地ならではの料理を、少しずつ食べられるのは旅行者として嬉しいですよね。
写真:小浜 みゆ
地図を見るメニューはスパイシーな炊き込みご飯の「マッチブース」、野菜や鶏肉入りスープカレーのような「サルーナ」、デーツのソースをかけて食べるドーナツ「ルゲイマート」など、日本でお目にかかれないような美味しい料理ばかり!スパイス料理は、食べやすい優しい辛さです。
写真:小浜 みゆ
地図を見るドバイの夏は40度を超えるほど、暑さが厳しい場所。カルチュラル・ランチでは、気候に対応するために住居にほどこされた、さまざまな知恵を学べます。例えばウインドタワーは、涼しい上空の風を室内に取り込むための天然のクーラー。模型を使って説明してくれるので、より理解が深まります。
写真:小浜 みゆ
地図を見るプログラム終了後は、ぜひシェイク・モハメッド文化理解センターがあるアル・ファヒディ歴史地区を散策しましょう。修復された歴史的建造物が並ぶエリアで、先ほど紹介したウインドタワーや湿気を吸収するためのサンゴの壁などを、間近で見学できますよ。
写真:小浜 みゆ
地図を見る歴史を感じるアル・ファヒディ歴史地区は、とてもフォトジェニックでインスタ映えするエリアでもあります。ちょっとした小道やモスクの周りを歩いているだけで、100年前のドバイへタイムスリップした気分に!レストラン・カフェやギャラリーもあるので、チェックしてみてくださいね。
伝統料理を味わいながらエミラティの文化・習慣を学べる、シェイク・モハメッド文化理解センターのカルチュラル・ランチ。観光をより深く楽しむために、初日のランチに行くのがおすすめです。ぜひドバイ旅行の計画に、入れてみてくださいね!
住所:House 26 Al Fahidi Historical Neighbourhood, Al Musallah Street, Bur Dubai, Dubai(The Sheikh Mohammed Centre for Cultural Understanding)
アクセス:AL FAHIDI駅から徒歩約10分
カルチュラル・ブレークファースト:10:00〜(月・水)AED 120
カルチュラル・ランチ:13:00〜(日〜木)AED 130
カルチュラル・ディナー:19:00〜(日)AED 150
※事前予約制、英語のみ
※AED 1= 30円(2018年11月現在)
取材協力:ドバイ政府観光・商務局、フェアモント ザ パーム、アラビアン・アドベンチャー
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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