ドイツ・ナウムブルクで1000年の古都へタイムスリップ!

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ドイツ・ナウムブルクで1000年の古都へタイムスリップ!

ドイツ・ナウムブルクで1000年の古都へタイムスリップ!

更新日:2018/11/21 15:29

松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター

ドイツのザクセン・アンハルト州の街、ナウムブルクはルネッサンスからバロック時代のカラフルな建物が昔のままの姿で残る古都です。街のランドマークは、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録されたばかりのナウムブルク大聖堂。11世紀に建てられ、増改築を繰り返して今日に至る大聖堂は、フォトスポットの宝庫です。中世にタイムスリップしたような気分でナウムブルクの街を訪れてみませんか?

最新の世界遺産は、長い歴史を持つ大聖堂

最新の世界遺産は、長い歴史を持つ大聖堂

写真:松田 朝子

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旧東ドイツの都市、ライプチヒから車で約1時間のところにあるナウムブルクは、赤い屋根の家が連なる可愛い街。そんな中、ナウムブルク大聖堂は4本の尖塔が遠くからでも目立つ建物です。ここは、1028年に建設された長い歴史を持つ教会ですが、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録されたばかりの、最新のスポットなのです。

最新の世界遺産は、長い歴史を持つ大聖堂

写真:松田 朝子

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ナウムブルク大聖堂は、聖ペテロと聖パウロに捧げられた教会であり、11世紀から13世紀にかけて建築、拡張されました。この4つの塔を持つ十字形の大聖堂では、ロマネスク様式から後期ゴシック様式に移り変わる、中世の建築やアートの特徴を随所で見ることができます。

リアルなキリスト像に衝撃

リアルなキリスト像に衝撃

写真:松田 朝子

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教会の内部は、東西両端に一つずつ内陣(祭壇付近の聖職者専用の空間)を設ける二重内陣式。西の内陣障壁には、ほぼ等身大のキリスト磔刑像が設置されています。はりつけの刑に処せられているキリスト像は世界中の教会などで見かけますが、この像は、足に打ち付けられた釘や、キリストの体から流れる血、苦悶する表情などが、とてもリアルに表現されており、訪れる人は衝撃を受けるでしょう。

リアルなキリスト像に衝撃

写真:松田 朝子

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その脇にはキリストの受難伝のレリーフがあり、最後の晩餐など有名な場面がリアルに再現されています。レリーフはナウムブルク・マイスターと呼ばれる無名の彫刻家によるもの。この作者はまた、同じ西内陣にある12人の寄進者たちの像も製作し、これらは中世ドイツ彫刻の傑作とも言われています。

「中世でもっとも美しい女性」に遭遇

「中世でもっとも美しい女性」に遭遇

提供元:(c)LOOK Bildagentur der Fotografen/ G…

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寄進者の像は1250年に造られたもの。中でもこの街の創建者、エッケハルド2世とその妻、ウタの像は必見です。ウタは「中世でもっとも美しい女性」と言われており、彼女の像は、800年近くたった今でも、清楚な美貌を感じることができます。

「中世でもっとも美しい女性」に遭遇

写真:松田 朝子

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聖堂の内部に色とりどりの光をもたらすステンドグラスは、ライプチヒのアーティスト、ネオ・ラウヒによるもの。ステンドグラスは、聖ペテロや聖パウロ、キリストの生涯が描かれたものもあります。

<基本情報>
住所:5R33+WH ナウムブルク
電話番号:+49-3445-2301133

フォトジェニックな石畳の街

フォトジェニックな石畳の街

写真:松田 朝子

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大聖堂に続くオールドタウンは、石畳が敷かれ、道の両側にはカラフルでフォトジェニックな建物が連なります。その中の一つガストホフ・ツーフリーデンハイトは、季節感あふれる郷土料理を提供してくれるレストラン。モダンアートに彩られた店内は、クラシックな石畳の街とは打って変わってスタイリッシュな雰囲気です。

フォトジェニックな石畳の街

写真:松田 朝子

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写真はアペタイザーのテリーヌですが、メニューの一つ一つが1枚の絵のように彩り鮮やか。ここでは、地元のワインメーカーと提携しており、料理とともに、そのメニューにマッチしたワインを楽しむことができます。

<基本情報>
住所:5R34+C9 ナウムブルク
電話番号:+49-3445-7912051

ボートを漕いでワイナリー巡り

ボートを漕いでワイナリー巡り

写真:松田 朝子

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ドイツのぶどう畑の多くは、ライン川やその支流などの川沿いの傾斜地にあります。北緯50度近くといった高緯度にありながらも、ぶどうが育つのは、川面に反射する太陽光が温暖な気候をもたらしているからなのです。ドイツでワイナリー巡りをするならば、その周辺の川でボートを漕ぐという楽しみ方もあります。

ボートを漕いでワイナリー巡り

写真:松田 朝子

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ナウムブルクのある、ザーレ・ウンストルート地方も、ザーレ川とウンストルート川沿いにぶどう畑が広がっており、この地域では1000年前からワインが造られていたと言います。鏡のように煌めく川は水の流れも穏やか。水上という、違った角度から見るぶどう畑や森林などは新鮮な感動があります。また、ぶどう畑を形成する土壌の石灰岩などが、切り立った崖の断面から見られて、陸上とは違った風景に遭遇することもあります。

ブレイク間近の世界遺産の街を楽しもう!

人気が出ると、あっという間に多くの人が押し寄せるようになるのが昨今の観光地。このナウムブルクも例外ではないでしょう。そういう意味では、観光客でごった返す前に訪れておきたいものです。

でも、どんな時代になったとしても、大聖堂や旧市街、ぶどう畑や川面を照らす日の光は1000年前から変わることなく、訪れる人を楽しませてくれるでしょう。

取材協力:ドイツ観光局

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/25−2018/10/01 訪問

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