大噴湯が源泉を送り出す木造宿。伊豆河津・峰温泉「花舞 竹の庄」

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大噴湯が源泉を送り出す木造宿。伊豆河津・峰温泉「花舞 竹の庄」

大噴湯が源泉を送り出す木造宿。伊豆河津・峰温泉「花舞 竹の庄」

更新日:2015/02/26 21:00

温泉ソムリエぐっちのプロフィール写真 温泉ソムリエぐっち 源泉かけ流し温泉伝道師、温泉ライター

河津桜で有名な伊豆の河津温泉郷は、今井浜温泉・河津浜温泉・湯ヶ野温泉・谷津温泉・大滝温泉・七滝温泉、峰温泉から成り立っています。

今回ご紹介するのは、その中でも中心となる峰温泉にある「花舞 竹の庄」。
こちら、歴史を感じる木造2階建てにも関わらず、なんと2階にも温泉が!
普通なら考えられないことですが「峰温泉」かつ「花舞 竹の庄」だから可能なんですよね。
その魅力あふれる温泉をたっぷりとご紹介。

「花舞 竹の庄」に隣接する峰温泉名物「大噴湯」

「花舞 竹の庄」に隣接する峰温泉名物「大噴湯」

写真:温泉ソムリエぐっち

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大正15年11月22日正午に大噴出したのがこちらの峰温泉の「大噴湯」

実はそれより以前の奈良時代に、この地は「花田の湯」と言われ、温泉が湧いていたそうなのですが、ある時に枯渇。
その後、大正11年に稲葉時太郎氏が掘削をはじめ、4年の歳月をかけついに湯が湧き出したそうです。
その時の噴出の高さは50mとも言われています。

写真は、まさにこの「大噴湯」。
このように常に湯気はもうもうと上がっています。
現在、周りへの影響を考慮し、噴出量と時間を調整されているとのこと。
お出かけの際には是非とも事前確認の上訪問を。

古き良き日本宿の風格

古き良き日本宿の風格

写真:温泉ソムリエぐっち

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峰温泉の「大噴湯」のすぐ隣にあるのが今回ご紹介させて頂く「花舞 竹の庄」。
お宿です。
ただ、時代の変化のため、現在は素泊まり、もしくは立ち寄り湯のみの営業にされています。
ご覧のように建物は古き良き木造の日本建築。
ただならぬ風格を感じさせられます。

重厚感漂うエントランス

重厚感漂うエントランス

写真:温泉ソムリエぐっち

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エントランスロビー。
決して広くもなく、狭くもなく。
ただ、往時はここで多くの方がくつろぎ、語らっていたのでしょう。

ガラス戸の外には縁側があり、その下は今はちょっと寂しい景色ですが、オーナー曰く、その昔、庭全面が池だったそうで・・・そのようにイメージすると、とても情緒溢れる空間だったことが容易に想像できます。
ただ、現在のこの空間はちょっと寂しい感じは否めませんが、それでもご立派な古き良き温泉宿の風情は十分感じられます。

1階の大浴場はこちら!

1階の大浴場はこちら!

写真:温泉ソムリエぐっち

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浴室に入った瞬間、おもわずにんまり!

「花舞 竹の庄」のメインの温泉は2階の浴室ですが、こちらの1階の浴室も温泉好きならこの内湯の雰囲気とさらに露天風呂、これだけでもきっと十分満足できるかと思われます。

そして、幸いにも今回私が訪れた時のお客さんは私だけ。
そう、ここ貸切利用させて頂きました。
内湯が2つに、奥に露天風呂!
もちろん全て源泉かけ流し!
まさに温泉天国也!

全て同じ源泉のはずですが、写真右側の浴槽の湯が一番気に入りました。
同じ源泉でも使い方により微妙に浴感って異なるんですよね。
2階の浴室がなくてもこちらだけでも十分温泉を満喫できますよ。

あっぱれ&ワンダフル!な2階の浴室

あっぱれ&ワンダフル!な2階の浴室

写真:温泉ソムリエぐっち

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これ、見て下さい!

訪れた私ですら、この写真を見て思い出しただけで、にやけてきてしまいます。
これ、信じられないことに木造建物の2階にあるんですよ。
それも、源泉かけ流し・・・。

建物の年代からして、当時はポンプなんぞなかった時代。
そんな時代に2階に湯を・・・
普通で考えると不可能です
ただ、そう。ここ「花舞 竹の庄」のすぐ隣には既に紹介させて頂いた「大噴湯」があります。
大噴湯は今でも高さ20m程噴き出しています。
そのお湯を利用されています。
そうです!その圧力のおかげで、2階までお湯を上げることが可能なんです!

そして実は・・・大噴湯の湯を使っている温泉施設はこちら「花舞 竹の庄」さんだけらしいです。
もう、なにもかもがプレミアムな温泉です!
ま、騙されたと思って、行ってみて下さい。
私の経験では、色々な意味を含め、伊豆ナンバー1の温泉かと思います。

湯ざわりは、とても柔らかな塩化物泉。
泉質とかを超越する温泉かと。
ホンモノと色々叫ばれる時代。
確かにホンモノの定義と言われると???になってしまいます。
ただ、そんな私が言いきれること・・・
ここ、間違いなくホンモノだらけですっ!
是非体感あれっ!

古き良き温泉地へ是非

色々な温泉へ訪れる私が、訪れれば訪れるほど感じること。
温泉が素晴らしいところ(宿、施設)ほど、経営難に陥られているように見受けられます。
人それぞれ「温泉へ行く」「温泉に浸かる」という意味は異なるかとは思いますが、私個人としては「ええ温泉はええ!」

情報氾濫の時代ゆえ、消費者である我々は「選ぶ力」が必要かと。
そのためにはある一定以上の「知識」と「経験」です。
また、施設側の努力も必要かと。

高いから良い、ステイタスがあるという概念もそろそろと終焉を向かえているのではと感じます。
個々の多様な価値観を磨き「私はこれが好きだ」と言える自分自身を作ることが大事な時代になってきているように思います。
ゆえ、全ての方に今回紹介した「花舞 竹の庄」はお勧めできません。
ただ、私の価値観では「超〜イケてる温泉」でございました。

なんとなく、同じ価値観かなぁ〜と感じて頂いた方、是非訪れてみて下さいませ。
きっと、言葉を超越した感動を味わって頂けると思います。

【施設名】花舞 竹の庄
【住所】〒413-0511 静岡県賀茂郡河津町峰487−2
【電話】0558-32-0261
【立ち寄り湯】15:00〜18:00 1000円

◆温泉について
【泉質】ナトリウム−塩化物泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加温なし・加水なし・消毒無し)
【pH】8.5(アルカリ性)
【泉温】99.3度

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/19 訪問

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