台湾・九フン観光往復で快適な裏技!穴場の寺院 聖明宮も楽しもう

台湾・九フン観光往復で快適な裏技!穴場の寺院 聖明宮も楽しもう

更新日:2019/04/25 10:35

台北観光で外したくない見どころが「九フン」です。ツアー観光ではほぼ確実に、個人でも乗り物を工夫し行く人が多数いる人気の場所。

しかし個人の場合、往復方法で悩む人が多いのでは。便利さでは直通のバスですが、戻りのバスは大混雑し乗車を待たされることも。しかしほぼ確実に座れる方法があるのです!

観光では買い物やグルメ、賑やかな通りのライトアップに加えて、坂の上にある穴場の寺院、聖明宮も必見です!

MRT忠孝復興駅から1062利用

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新北市瑞芳区にある九フンまで行くバスですが、直行便があります。乗り場はMRTの忠孝復興駅から。バス停は駅の2番出口を出てすぐ右の場所ですので分かりやすいはず。

バスを待っていると乗合バス(タクシー)で行かないかと、声をかけられることが多くあります。複数で乗れば確かに安くなるのですが、行きはよくても問題は帰りとなり、同じように都合よく戻れるとは限りません。戻り方が重要ですので、バスを利用し、感覚をつかんでおくことをお勧めします。

捷運忠孝復興駅(復興)のバスで路線番号は「1062」となります。値段は個人でタクシーを利用するよりも安い上に、乗り換えが無いので快適と言えるのでは。

バスでは行き先を聞かれ先に支払いとなるので「九フン(キュウフン)」と答えましょう。下車はバス停「九フン老街」となります。このバスを利用して九フンまで行く人は多く、下車は多くの人の流れに合わせていれば問題ありません。

MRT忠孝復興駅から1062利用
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支払方法は現金か、悠遊カード。悠遊カードはご覧のようなものですが様々なデザインがあります。機能としては、日本でいうSuica(スイカ)やICOCA(イコカ)に相当し、空港に到着したらすぐに入手しておきたいところです。

これでバス、電車の全ての利用が出来るので覚えておいて下さい。アプリをダウンロードすれば、残額も分かるのです。なお、最後の利用から20年間は有効なので、リピーターにもお勧めです。

バス利用の注意点ですが現金の場合、お釣りが無いということが海外ではよくあります。高額紙幣を出すと乗車を断られることも。面倒なやりとりを無くすためにも、悠遊カードは有効なのです。

MRT忠孝復興駅から1062利用
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乗車時間は乗り換え無しで、約1時間半となります。冷房が強すぎることもありますので、薄い長袖を一枚準備しておきましょう。

裏技!九フンに到着したら戻りのバス停確認を!

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バスで景色を眺めながらゆっくりと。タクシーと違って座席が高い位置にあることから見晴らしがよく、台湾観光を車窓から楽しめるのもバスのメリットです。

多くの観光客と同じく「九フン老街」で下車します。ここで観光に向いたいところですが、暗くなる前にぜひとも戻りのバス停を確認しておきましょう。

実はそのバス停は「九フン老街」から一つ先の場所にあるのです。つまり戻りでは大混雑して何台もバスを待たなくてはならいない「九フン老街」ではなく、先に乗車しておくということ。実に簡単なことなのですが、この裏技を知る人は少ないのです。

裏技!九フンに到着したら戻りのバス停確認を!
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「九フン老街」からゆるい坂道を上り、約5分で到着する「隔頂」バス停。道の左側にこのような石碑とバス停があるので分かりやすい場所です。

詳しい場所は、撮影場所の地図で確認して下さい。

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道路の反対側は高台となっていて、外観はこのようになります。戻りはこのバス停から「1062」に乗り忠孝復興駅まで戻りましょう。

楽しくて美しい、九フン観光

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狭い通りの両側に並ぶ店の数々。

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九フンでは散策が実に楽しい時間となります。

ところで九フンの由来とは?
九フンとは、9人の人を意味し、特にこの地を開拓した9人から地名になっています。別の説ではこの地にはかつて9世帯しかなく、買い物をする時、各家が持ち回りで買い出しに行き、それを9つに分けたこととも。

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買い物から食べ物まで、とにかく全てが楽しいのが九フンなのです。

坂の上にある聖明宮にお参り

坂の上にある聖明宮にお参り
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店がぎっしりと並んでいる細い通りを抜け、坂の上まで行くと見える見事な寺院が「聖明宮」です。

坂の上にある聖明宮にお参り
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九フンの信仰の中心地であり、商売繁盛の神として祀られているのが三国志の関羽です。九フンでは単に買い物やグルメだけではなく、ぜひとも美しい寺院にも参拝をしておきましょう。

ライトアップの美しさと帰りのバスからの眺め

ライトアップの美しさと帰りのバスからの眺め
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そして夕暮れからの九フンの特徴は赤い提灯の美しさ。あちらこちらに見どころがあるので、自分なりの撮影スポットを見つけてみましょう。なお、九フンの店は閉店が早いので、早めに買い物を済ましておくことをお勧めします。

ライトアップの美しさと帰りのバスからの眺め
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日が落ちると、九フンらしさと表現できる提灯の美しい世界が広がります。なお、大人気の観光地ですので、貴重品の管理には注意をしましょう。

ライトアップの美しさと帰りのバスからの眺め
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一通りの観光が終わったら、事前に確認しておいたバス停「隔頂」から混雑を避けて乗車しましょう。戻りのバスでは支払い時に整理券が配られますが、下車の際に運転手に渡せば終わりです。

次のバス停「九フン老街」では多くの観光客が乗ってきますが、この路線バスは高速道路を使うので立ち乗りが出来ません。座席数に合わせた人数を確認するために、事前に整理券を配るのです。バスの中からも九フンの夜景を十分に楽しみながら、忠孝復興駅に戻りましょう。

最後に、その他のグルメや観光地をご紹介します。詳細は下記の関連MEMOをご覧のうえ、旅行の参考として下さい。

バス停がある忠孝復興駅近くには絶品スイーツの黒豆花を扱う「庄頭豆花担」がありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。そして九フンではぜひとも「阿妹茶楼」と「賢崎路」の美しさを撮影してみましょう。

また、九フンからの戻りでは台北最大級の夜市「士林市場」、繁華街の「西門」で買い物や食べ歩きを、そして西門から徒歩で行くことも可能な台北最古の寺院「龍山寺」のライトアップも、時間を調整し観光してみてはいかがでしょうか。

九フンの基本情報

住所:新北市瑞芳区
アクセス:忠孝復興駅から高速バス「1062」利用、約1時間30分

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/01 訪問

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