写真:東郷 カオル
地図を見るあなたの奄美大島の滞在は2日?それとも3日?ホノホシ海岸があるのは空港から車で2時間ほどの、島の最南端付近。2日だとちょっと厳しい旅程になりそう。3日間あるなら迷わずホノホシ海岸訪問をおすすめします。
道順は簡単。空港から国道58号でひたすら南下して奄美大島で2番目に大きな町・古仁屋を目指します。古仁屋まで来たら、そこから車で20分ほどで到着です。余談ですがこの国道58号は鹿児島から海上を渡り種子島、奄美大島を経由して沖縄へと繋がっています(実際には海の上には道はありません)。
写真は国道58号から少し上った高知山展望台からの古仁屋と加計呂麻島の眺め。ブラタモリでタモリさんも訪れた場所です。加計呂麻島は神々の住む島といわれていて、時間があればこちらもおすすめ。
写真:東郷 カオル
地図を見るもし2日間の滞在でも、もともとマングローブ原生林に行く予定の方なら時間調整次第では効率良くホノホシ海岸の訪問が可能。ホノホシ海岸はマングローブ原生林から車で40分ほどの距離ですので、ちょっと時間を調整すれば無理なく訪れることができるかもしれません。
つまり、空港からマングローブ原生林までが1時間少々、マングローブ原生林から古仁屋までが20分少々、古仁屋からホノホシ海岸までが約20分、といった距離関係にあります。
写真:東郷 カオル
地図を見るホノホシ海岸にはトイレも完備した駐車場が整備されています。ただ、駐車場からは海岸は見えず、少し原っぱのような広場を歩かなくてはいけません。舗装された小道がありますので、そこを奥へ歩いて行きましょう。
そのまま海岸へ出ることもできますが、小高くなった場所がありますので上がってみてください。ホノホシ海岸の丸い石のモニュメントがあり、ここからは海岸全体を見渡すことができます。
奄美大島は穏やかな海岸が多いのですが、このホノホシ海岸は太平洋に面していて、波もあって荒々しい印象。とにかく土地の持つパワーがすごく、静かなパワースポットとは全く違う種類の気が押し寄せてきます。海の向こうに別の世界の入り口があるようにも思える場所です。
海岸は砂浜ではなく丸い石が敷き詰められていますが、これは人工のものではなく天然の丸石。荒波に洗われて角がとれて丸くなった石が自然と敷き詰められたものなのです。波にさらわれてガラガラという不思議な音をたてます。
写真:東郷 カオル
地図を見る地元の人に「ホノホシ海岸に行く」と言うと必ず注意されることがあります。「あそこの石は持って帰ってはいけないよ」。環境破壊を心配して言っているのではありません。あなたの身を案じて注意してくれているのです。
ホノホシ海岸の石を持って帰ると、夜になると動き出すといわれています。そして石を持ち帰った人には災いが降りかかるとも。
キレイな石なので持ち帰りたくなる人がいるかもしれませんが。くれぐれも石を持ち帰らないようにご注意ください。
写真:東郷 カオル
地図を見る旅程に余裕がある人向きに、ホノホシ海岸を訪れるおすすめの時間帯をお教えしましょう。それは早朝です。先ほども説明したように、ホノホシ海岸は太平洋を向いています。つまりは日の出の方向。朝はとにかく神秘的で、受けるパワーも強烈。とてもスピリチュアルなスポットですが、一人だと圧倒されて心細くなるかもしれません。
写真:東郷 カオル
地図を見る荒々しいホノホシ海岸ですが、車で2〜3分ほどの場所には対照的に穏やかなヤドリ浜があります。こちらは加計呂麻島と奄美大島に挟まれた海峡に面しているのでとても穏やかなビーチです。
ホノホシ海岸を朝訪れるなら、すぐ近くのリゾートホテル「THE SCENE」に宿泊するのがオススメ。ここは先ほどご紹介した穏やかなヤドリ浜に面していて、SUPやシュノーケリング、クリアカヤックなどのアクティビティが楽しめます。
写真:東郷 カオル
地図を見る「THE SCENE」はヨガのプログラムが充実していて、宿泊プランによってはホノホシ海岸の早朝メディテーションが行われる場合があります。常に開催されているプログラムではありませんので、詳しくはホームページでチェックしてみてくださいね。
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈
アクセス:奄美空港から国道58号で古仁屋経由、約2時間
注意事項:海岸の石は持ち帰り禁止
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(2024/4/18更新)
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