戦国の遺風が残る福井県「丸岡城」でお城の魅力にゾッコン!

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戦国の遺風が残る福井県「丸岡城」でお城の魅力にゾッコン!

戦国の遺風が残る福井県「丸岡城」でお城の魅力にゾッコン!

更新日:2018/11/23 18:58

島塚 渓のプロフィール写真 島塚 渓 トラベルライター

北陸地方で唯一、当時の天守の形が現在まで保存されている「丸岡城(まるおかじょう)」。日本に現存する12天守のなかでも最古のものと考えられており、実用性と機能美を併せ持つ姿は、お城好きならずともぜひ見ておきたいスポットとなっていますよ!

貴重な天守が残るお城

貴重な天守が残るお城

写真:島塚 渓

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福井県坂井市にある丸岡城は、戦国時代の天正4年(1576年)に、織田信長の家臣として有名な柴田勝家の甥にあたる柴田勝豊(しばたかつとよ)が築いたお城。福井平野の東に位置し、標高約17メートルの丘陵上に築城されています。

貴重な天守が残るお城

写真:島塚 渓

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丸岡城の1番の見どころと言える天守は、3階建てで上部に小さなやぐらを載せた望楼型(ぼうろうがた)と呼ばれる形式。姫路城や松本城などと比べると小ぶりな天守となっていますが、戦国時代の古い天守の様子を今に伝えてくれる貴重なお城です。ちなみに、天守が現存するものは日本に12城ありますが、丸岡城はそのうちで最も古いものと言われているんです。(愛知県の犬山城が最古とする説もあります)

貴重な天守が残るお城

写真:島塚 渓

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丸岡城の天守の高さは約12.6メートル。石垣の高さ約6.2メートルと合わせて、19メートル近い高さがあるため、最上階の大きな窓からは、丸岡の町並みを一望することができます。なお、この窓の造りは突き上げ窓(蔀戸)となっていますが、これは昭和23年(1948年)に福井地震によって倒壊した後の修復再建の際に、引き戸から変えられたものなんです。

実用性に溢れた戦国のお城

実用性に溢れた戦国のお城

写真:島塚 渓

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天守の内部には石垣を登ってくる外敵に対して、石を投げつける「石落とし」や鉄砲や弓を撃ちつける「狭間(さま)」という小窓が壁面についています。姫路城や名古屋城など江戸時代に築かれたお城は、立派な外観を備えた権威の象徴としての役割を備えていますが、丸岡城は戦国時代につくられたため、実用性を重視した構造となっているんです。

そのため、階段もかなりの急勾配で、登るのにも一苦労。特に2階から3階へと続く階段は60度以上の傾斜があるため、観光用の補助縄の助けをかりなければ、たどり着けないほどです!

実用性に溢れた戦国のお城

写真:島塚 渓

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天守の下には高さが約6.2mの石垣が築かれています。これは野面積みと呼ばれ、戦国時代に広く利用された自然石をそのまま積み上げる手法。江戸城や名古屋城では石を加工して隙間もほとんどない石垣が組まれていますが、築城の年が古い丸岡城は技術的にも初期の方法が採用されています。

そのため、石の大きさや形の違いから隙間や出っ張りができ、外敵に登られやすいという欠点があるんです。また、よく見ると石と石の隙間に小石が詰められており、それによって強度を高めるという工夫も行われています。

隣接する関連施設もいっしょに観光!

隣接する関連施設もいっしょに観光!

写真:島塚 渓

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丸岡城の入場料は大人450円、小中学生150円となっていますが(2018年11月現在)、このなかには隣接する「歴史民俗資料館」や「一筆啓上日本一短い手紙の館」の入館料も含まれています。そのため、とってもお得なチケットとなっているので、ぜひともこの2つの施設もいっしょに見学してみてください。

隣接する関連施設もいっしょに観光!

写真:島塚 渓

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歴史民俗資料館は丸岡城の歴代城主ゆかりの甲冑や刀剣を展示している施設。藩主を務めた本多氏や有馬氏などの貴重な展示品を見ることができます。また、日本一短い手紙の館は、丸岡藩の城主を務めた本多成重(ほんだなりしげ)が陣中の父親からもらった手紙に由来する記念館。簡潔な内容で「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」と書かれた文章は日本一短い手紙として知られ、現在では関連するコンクールも開かれています。

丸岡城の基本情報

住所:福井県坂井市丸岡町霞町
開館時間:8時30分〜17時(入場は16時30分まで)
料金:大人450円・小中学生150円(丸岡城、歴史民俗資料館、一筆啓上日本一短い手紙の館 共通入場券)

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/05 訪問

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