大阪・泉州「水間寺」は“厄除けと恋愛成就”のパワースポット

大阪・泉州「水間寺」は“厄除けと恋愛成就”のパワースポット

更新日:2021/12/07 11:15

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
大阪府貝塚市にある「水間寺」は、奈良時代に聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩が創建した天台宗別格本山の寺で、厄除け観音として広く人々に信仰されています。さらに、境内にある縁結びの仏様、愛染明王を祀る「愛染堂」は、2017年(平成29年)1月に“恋人の聖地”として認定され、参拝者に混じって多くのカップルらが訪れています。世代を超えて親しまれる、厄除けと恋愛成就のパワースポットを訪れてみませんか?

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

明治以前に建てられた大阪府内唯一の三重塔がある水間寺

明治以前に建てられた大阪府内唯一の三重塔がある水間寺

写真:モノホシ ダン

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水間寺は、水間鉄道の終点である水間観音駅から南へ徒歩約10分のところにあります。境内への出入り口は、いくつかありますが、一般的には、渡るだけで厄除けができる「厄除橋」を渡ってお参りします。2010年(平成22年)4月に新しく完成したアーチ形の石橋で、厄除観音水間寺の象徴になっています。

明治以前に建てられた大阪府内唯一の三重塔がある水間寺

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厄除橋を渡ると、威風堂々とした三重塔と本堂(ともに貝塚市指定文化財)があります。三重塔は、かつては多宝塔で多宝如来を安置していました。天正の兵乱で焼失したので、徳川4代将軍、家綱の時代の萬治年間に改めて三層の塔を建てて釈迦仏を安置しました。

明治以前に建てられた大阪府内唯一の三重塔がある水間寺

写真:モノホシ ダン

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現在の塔は、1834年(天保5年)に再建されたもので、明治以前に建てられた大阪府内唯一の三重塔となっています。塔の第一層の軒下のかえる股に、色鮮やかな十二支の彫刻がありますのでお見逃しなく。

本堂では「厄除開運祈願」を毎日開催

本堂では「厄除開運祈願」を毎日開催

写真:モノホシ ダン

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水間寺は、奈良時代に聖武天皇の勅願によって、行基菩薩が開創したお寺で、ご本尊は、1寸8分(約6cm)の聖観世音菩薩です。公開されない秘仏となっていますが、本堂正面にお前立聖観世音菩薩立像が安置されています。

本堂は、1585年(天正13年)の豊臣秀吉の紀州根来攻めと、のちの天災により焼失。現在の建物は、1827年(文政10年)に岸和田城主「岡部長愼(おかべながちか)」により再建されたもので、長愼公の直筆による寺号の「龍谷山」の扁額がかかっています。

なお、本堂では、厄除開運祈願を毎日行っています。ご祈祷の時間表については、関連MEMOの水間寺のホームページをご覧ください。

本堂では「厄除開運祈願」を毎日開催

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真新しい護摩堂(不動尊)は、本堂南側の寄せ棟造り本瓦葺の建物で、一切の悪魔を降伏させるという不動明王が祀られています。建物の老朽化により、2013年(平成25年)に、新しく建て替えられたものです。

本堂では「厄除開運祈願」を毎日開催

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水間寺の御朱印は、本堂内の納経所でいただけます。御朱印の中央に墨書されている「大慈」とは、観世音菩薩が衆生をいつくしんで安楽を与えるその慈愛のことです。よって大慈殿とは、聖観音や千手観音や如意輪観音などの観音菩薩像が安置されている建物のことをいいます。

水間寺のお守りでは、三重塔のかえる股に刻まれた十二支にちなんだ「十二支お守り」が人気です。

恋人の聖地「愛染堂」で恋愛成就を祈願しよう

恋人の聖地「愛染堂」で恋愛成就を祈願しよう

写真:モノホシ ダン

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護摩堂の南側にある「愛染堂」は、約700年前、豪農の娘“お夏”が祈願し続け、身分の高い天皇の勅使“山名清十郎”との恋を成就させたという伝説があります。

愛染堂は、NPO法人「地域活性化支援センター」から、大阪では4か所目となる「恋人の聖地」に認定されています。

恋人の聖地「愛染堂」で恋愛成就を祈願しよう

写真:モノホシ ダン

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愛染堂の絵馬は3種類あり、なかでも愛染玉椿の絵と“愛はとこしえに”と書かれた絵馬はとてもロマンチック。ほかに「恋みくじ」や「縁みくじ」があり、占いで楽しむこともできます。

恋人の聖地「愛染堂」で恋愛成就を祈願しよう

写真:モノホシ ダン

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なお愛染堂のそばには、身分の違いを乗り越えて、ラブストーリーを成就させた“お夏”と“清十郎”の墓が建てられていますのであわせてお参りしましょう。

水間寺で一番のパワースポット「降臨の瀧」

水間寺で一番のパワースポット「降臨の瀧」

写真:モノホシ ダン

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水間寺で、もっとも神聖な場所が「降臨の瀧」です。聖観世音出現の瀧ともいわれ、今から約1300年以前、行基菩薩が仏様を求めて水間の地にやってきたとき、16人の童子が現れて、この秬谷川(きびたにがわ)の谷間に導きました。

そのとき白髪の仙人が現れ、一体の仏様を行基菩薩に手渡し、自身は龍となって昇天したという謂れがあります。その仏様こそご本尊の聖観世音菩薩で、聖武天皇に捧げたところ病が全快し、天皇より現地にお祀りするようにとの勅命により、水間寺が建立されました。

聖観世音像は、現在まで厄除け観音として信仰されています。この地で一番のパワースポットで、元気をいただきましょう。

水間寺で一番のパワースポット「降臨の瀧」

写真:モノホシ ダン

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降臨の瀧でパワーを頂いたら、秬谷川に架かる通天橋を渡って石段を上がり、奥院である「行基堂」にもお参りしましょう。17世紀中頃に再建されたもので境内諸堂中、最古の建物です。水間寺開基の行基菩薩座像が祀られていて、貝塚市指定文化財になっています。

水間寺で一番のパワースポット「降臨の瀧」

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さらに、行基堂から石段を上っていくと桜の名所として知られる水間公園があります。公園内の吞波池に架かる「愛染橋」は、お夏と清十郎が出会ったところとされ、カップルの方が手を繋いで渡ると願いが成就すると言われています。

ぜひ立ち寄ってみたい和風喫茶店「茶房一会」

ぜひ立ち寄ってみたい和風喫茶店「茶房一会」

写真:モノホシ ダン

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お参り後、小腹が空いたら水間寺愛染堂のすぐ横にある「茶房一会」に行ってみましょう。テーブル4つとカウンター席がある和風喫茶店です。

ぜひ立ち寄ってみたい和風喫茶店「茶房一会」

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店内では、お夏・清十郎にちなんだ、“恋結びぜんざい”や“お夏ぜんざい”など趣向を凝らした各種ぜんざいが頂けます。写真は、珈琲ぜんざいです。

ぜひ立ち寄ってみたい和風喫茶店「茶房一会」

写真:モノホシ ダン

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おすすめの昼食メニューでは、“清十郎そば”が一押し。そばにはキノコ、タケノコ、ネギがのっていて、そばでありながら和風パスタのような不思議な食感と美味しさ。水間寺を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみたいお店です。

このように水間寺は、古い歴史を持つ、厄除けと恋愛成就のパワースポットです。老若男女問わず、世代を超えて親しまれる水間寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

<茶房一会の基本情報>
住所:大阪府貝塚市水間615
電話番号:072-446-0881
定休日:不定休
アクセス:水間鉄道水間観音駅から徒歩約10分

天台宗別格本山 龍谷山 水間寺の基本情報

住所:大阪府貝塚市水間638番地
電話番号:072-446-1355
拝観料:境内無料
アクセス:水間鉄道・水間観音駅より徒歩約10分
車利用の場合は、阪和自動車道・貝塚IC下車すぐ

2021年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/17−2021/11/29 訪問

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