イギリス世界遺産「バース市街」絶対に外せない4大名所

イギリス世界遺産「バース市街」絶対に外せない4大名所

更新日:2020/01/09 11:05

Lady Masalaのプロフィール写真 Lady Masala 知られざる名所案内人、蚤の市マニア
約2千年前にローマ人が築いた温泉複合施設「ローマン・バス」、美しいアーチとステンドグラス、そして、天国への梯子が施されたファサードが特徴的な「バース・アビー」、エイヴォン川を優雅に彩る「パルトニー橋」、三日月のような曲線が気品を感じさせる邸宅「ロイヤル・クレセント」。上品な街並みに、ジョージ王朝時代の建物が数多く残る世界遺産の街「バース」は、気ままに街歩きを楽しむにはぴったりな場所です。
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2千年の時を超えてよみがえる「ローマン・バス」

2千年の時を超えてよみがえる「ローマン・バス」

写真:Lady Masala

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街全体が世界遺産に登録され、イギリス国内で唯一温泉があることで知られる「Bath(バース)」は、ロンドンにあるパディントン駅より列車でわずか1時間30分ほどの距離にあります。そのため、ロンドンからの日帰り旅行に人気の場所です。

2千年の時を超えてよみがえる「ローマン・バス」

写真:Lady Masala

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紀元前よりこの地に温泉が湧き出ていたことから、ゲルマン語でお風呂を意味する「Bath」と呼ばれるようになったというこの地には、2千年以上も昔にローマ人たちの手によって一大スパ・コンプレックス(温泉複合施設)「The Roman Baths(ローマン・バス)」が築かれました。

大浴場はもちろんのこと、温水プールやサウナ、そして、神殿をも兼ね備えたローマン・バスは、人々が集うレジャーセンターのような場所だったといいます。ローマ人にとっては、社交の場であり、神聖な祈りの場でもあったのです。

2千年の時を超えてよみがえる「ローマン・バス」

写真:Lady Masala

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現在博物館となっている館内には、祈りを込めて温泉に投げ込まれたコインや捧げ物、女神スリス・ミネルヴァの胸像といった浴場跡からの出土品や、当時の生活様式を知ることができる復元模型などが展示されています。

館内では、ローマ人に扮したスタッフが行き交い、質問や写真撮影にも気軽に応じてくれます。また、入場料には日本語オーディオガイドの料金が含まれているので、詳しい解説を聞きながら見学できます。バース2千年の歴史が凝縮されたローマン・バス。訪れる価値があることは間違いないでしょう。

<基本情報>
住所:Abbey Church Yard, Bath BA1 1LZ
電話番号:+44-12-2547-7785

ステンドグラスに照らされる聖なる空間「バース・アビー」

ステンドグラスに照らされる聖なる空間「バース・アビー」

写真:Lady Masala

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街の中心に位置する「Abbey Church Yard(アビー・チャーチ・ヤード)」は、いつも多くの市民や観光客で賑わいます。その中心に建つのは、先にご紹介したローマン・バスと「Bath Abbey(バース・アビー:バース寺院)」。

バース・アビーは、7世紀にベネディクト派修道院として創建され、その後、12世紀と16世紀に大規模な改装が行われました。ヘンリー8世による修道院解散により一時は使われることもなく廃墟と化しましたが、英国国教会の教区教会として現在の姿となったのは、1860年代になってからのことでした。

ステンドグラスに照らされる聖なる空間「バース・アビー」

写真:Lady Masala

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西側のファサードには「ヤコブの梯子」と呼ばれる天使が梯子を上り下りする場面が描かれています。慎重に足を運ぶ天使、おっかなびっくり上る天使、危うく落ちそうになる天使もいて、見ていて飽きることがありません。聖書にはヤコブがこの夢を見たとき、神に祝福を受けたと記されていますが、16世紀にも当時の司祭が天使の夢を見たといいます。それを神のお告げと理解した司祭は、この大聖堂の再建を誓ったのでした。

教会内に足を踏み入れると、その明るさに驚かされるでしょう。晴れた日には、壁一面を覆うステンドグラスから日の光が差し込み、色とりどりの明かりが教会内を照らします。壁の80パーセントがステンドグラスに覆われているというこの教会は「西部の灯火」とたたえられるほど。西の窓に描かれたイブの創造とノアの方舟の物語は必見です。

ステンドグラスに照らされる聖なる空間「バース・アビー」

写真:Lady Masala

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もうひとつ、この教会の美しさを際立たせているのは、天井一面を覆う扇形のアーチ。これは、パーペンディキュラー様式という建築様式で、床から垂直に柱が延び、その先にある扇を広げたようなアーチが天井を支えています。そのアーチがまるで絹のように美しく、首が痛くなるのも忘れて見とれてしまいそうです。ひとつひとつの装飾に意匠が凝らされた大聖堂。神に捧げられた芸術の神髄を感じることができるでしょう。

<基本情報>
住所:Abbey Church Yard, Bath BA1 1LZ
電話番号:+44-12-2547-7785

エイヴォン川を優雅に彩る「パルトニー橋」

エイヴォン川を優雅に彩る「パルトニー橋」

写真:Lady Masala

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バース市内を流れるエイヴォン川にかかるのは「Pulteney Bridge(パルトニー橋)」。三連のアーチが優雅で美しいこの橋は、引く手あまたの人気建築家であったロバート・アダムによって18世紀に設計されました。アダムには、ロンドンにあるオスタリー・ハウスやケンウッド・ハウスなどを手がけた実績があり、彼の手による建築はアダム様式と呼ばれ、持てはやされました。

渡し舟でしか渡ることができなかったエイヴォン川に橋を架けたのは、バースの開発に尽力したウイリアム・パルトニー。完成した橋には、彼の名前が刻まれることとなりました。橋の両側には、ショップやカフェ、レストランが軒を連ね、おしゃれなショッピングストリートとして、観光客や地元の人々で賑わいます。

エイヴォン川を優雅に彩る「パルトニー橋」

写真:Lady Masala

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パルトニー橋のビューポイントとして知られる「Parade Gardens(パレード・ガーデンズ)」にも足を運んでみましょう。かつてはバース・アビーの敷地の一部であったというこの公園では、季節の花々が道行く人々の目を楽しませてくれます。コンテストに入賞した実績もあるという花壇は、とても華やか。しばし足を止め、その美しい庭園を眺めてみてください。

エイヴォン川を優雅に彩る「パルトニー橋」

写真:Lady Masala

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公園の一角、パルトニー橋を見渡せるベンチの傍にひっそりと建っているのは、ブリトン王ブラドッドと彼が連れていたブタの像。ブラドッドは、ローマ人がこの地を侵略するより千年も前にバースの王となったといわれている伝説上の人物です。

ブラドッドは、ブリトンの王位継承者として生まれましたが、ハンセン病を患っていたために王家から追放され、ブタとともに片田舎を彷徨いました。その頃、皮膚病にかかっていたブタが、温かい泥に体をこすりつけて治癒したことに驚き、自身も泥浴びをしたところ、病気が治ったといいます。その後、温かい泥のある地、すなわちバースを治めるようになったという伝説が残っています。

<基本情報>
住所:Abbey Church Yard, Bath BA1 1LZ
電話番号:+44-12-2547-7785

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バースを代表する建築「ロイヤル・クレセント」

バースを代表する建築「ロイヤル・クレセント」

写真:Lady Masala

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18世紀から19世紀にかけて温泉保養地として栄えたバース。地元で活躍した建築家ジョン・ウッドによって設計された「Royal Crescent(ロイヤル・クレセント)」は、上流階級の人々のための別荘として建てられた集合住宅です。

古代ギリシャ・ローマ神殿を基にしたパラディオ様式の建物には、この地方で産出されるはちみつ色のバース・ストーンが使用されています。三日月のように美しいカーブを描く建物は、古代ギリシャ風の柱で飾られ、上品でありながらも堂々たる佇まいを見せています。

バースを代表する建築「ロイヤル・クレセント」

写真:Lady Masala

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この建物は現在でも住宅として使用されているほか、15・16番地はホテルとして、「ロイヤル・クレセント1番地」は、18世紀の暮らしを再現する博物館として公開されています。

ロイヤル・クレセントは、列車が到着するバース・スパ駅から徒歩で30分ほどと、市街地からは少し離れた場所にありますが、ジョージ王朝時代の建物が残る街並みを眺めながら歩くにはちょうどよい距離です。散歩がてら、ぜひとも足を運んでみてください。

<基本情報>
住所:Abbey Church Yard, Bath BA1 1LZ
電話番号:+44-12-2547-7785

「バース」4大名所をめぐる充実の旅

街全体が世界遺産に登録され、ローマ時代から温泉保養地として栄えたバースの魅力は、歴史ある建造物と美しい街並み。小ぢんまりとした市街地は、街歩きにぴったりです。ロンドンからのアクセスもよく、日帰りでも充分に楽しむことができるバース。4大名所を訪れて、素敵な時間を過ごしてくださいね。

※関連MEMOには、バースで訪れることのできる施設とおすすめのホテル、ロバート・アダムが手掛けた「オスタリー・ハウス」を紹介した記事を掲載しています。よろしければそちらもご覧ください。

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/08−2018/11/09 訪問

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