クロアチアの世界遺産ドブロヴニクを見渡す絶景!スルジ山へ登ろう

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クロアチアの世界遺産ドブロヴニクを見渡す絶景!スルジ山へ登ろう

クロアチアの世界遺産ドブロヴニクを見渡す絶景!スルジ山へ登ろう

更新日:2018/11/27 09:19

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

「アドリア海の真珠」と称えられるドブロヴニクは、クロアチア観光の中でも人気を誇る世界遺産の観光地。過去に大地震の被害や内戦による破壊を受け、一時は危機遺産のリストに載るほどでした。

その町並みを見下ろす背後のスルジ山は、10年ほど前は破壊されたままの姿が残る無残な姿!今ではすっかり修復され、多くの観光客が絶景を楽しむスポットになっています。平和な姿に蘇った眺望をたっぷり楽しみましょう。

世界遺産のドブロヴニク

世界遺産のドブロヴニク

写真:Hiroko Oji

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クロアチア観光のハイライト「ドブロヴニク」は、古くから海洋貿易によって栄えた都市で、巧みな外交術と豊富な富のおかげで15世紀から16世紀にかけてめざましく発展してきました。しかし、度重なる大地震や、後のユーゴスラビア崩壊に伴う独立戦争での砲撃により、ことごとく破壊され瓦礫の山と化した悲惨な歴史を持っています。

そのドブロヴニクが、今では「アドリア海の真珠」と称えられるように、海に突き出した部分を城壁が取り囲む旧市街をオレンジ色の屋根が埋め尽くす美しい町並みが見事に復元され、世界中の観光客が魅了されています。

世界遺産のドブロヴニク

写真:Hiroko Oji

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旧市街に一歩足を踏み入れると、日の光さえ届かないほど狭い石畳の路地や階段・坂道が縦横に走っています。歴史的な素晴らしい建物達に加え、両側に建ち並ぶ石造りのどっしりした建物の中には、世界遺産であるにもかかわらず何気なく洗濯物が頭上にはためく風景も!生活感あふれる風景に土産物屋やレストランも交じり、心癒される散策のひと時。迷子になって彷徨うのも楽しくさえ感じます。

世界遺産のドブロヴニク

写真:Hiroko Oji

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また、観光から外せない城壁巡りでは、美しい旧市街の反対側に広がる紺碧のアドリア海の眺め!約2キロメートルもある城壁伝いに歩けば、旧市街に点在する見所をほぼ見渡せるコースとなります。

スルジ山目指すハイキングコース

スルジ山目指すハイキングコース

写真:Hiroko Oji

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町の背後に控える標高412メートルのスルジ山。頂上には、1806年〜1816年にナポレオン軍が占領中に建設した帝国要塞と白い十字架があり、町中からもはっきり見ることができます。

スルジ山に上るには、1.ハイキングルートを徒歩で 2.ロープウェイ 3.車(タクシー)の3つの方法があります。一番ラクチンなのはタクシーですが、先ずはハイキングルートをご紹介しましょう。ハイキングルートは、旧市街西の入り口であるピレ門の外側の坂道を登ることからスタートになります。

スルジ山目指すハイキングコース

写真:Hiroko Oji

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石の階段を上っていくと車道に出ます。車道を少し西に進むと写真のような表示がありますので、ここから山道に入っていきましょう。

スルジ山目指すハイキングコース

写真:Hiroko Oji

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最初は林間コースとなり見通しはよくありません。ときたま木々の間から町並みを眺める山道ですが、視界が開けるとアドリア海に浮かぶ島々の眺めが加わってきます。見晴らしの良いジグザグの山道を折り返すこと30分ほどでしょうか。高くなればなるほど旧市街の眺めもプラスされ、素晴らしくなる眺望に励まされながらの頑張り時です。足元には大小の石ころがゴロゴロしていますので、しっかりした靴を履いておくとよいでしょう。

ピレ門から約1時間ほどで頂上にある要塞跡に到着できます。

お手軽にロープウェイで

お手軽にロープウェイで

写真:Hiroko Oji

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時間に余裕がなく、歩いて上るのはちょっと…とおっしゃる方には、ロープウェイをお勧めします。城壁の北側、ブジャ門を上ったところにあるのがロープウェイの麓駅です。バス停も駅前にあるのでアクセスはいたって便利!

お手軽にロープウェイで

写真:Hiroko Oji

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ロープウェイに乗れば3〜4分で頂上に到着!とってもラクチンです。

1991年〜1995年の独立戦争時には主戦場の一つとなったスルジ山。山頂へのロープウェイは中断、頂上駅は長らく破壊されたままの状態でした。崩れ落ちたコンクリートの残骸に剥きだして折れ曲がった鉄骨は痛々しいばかり。しかし、人々の復興の努力の結果2010年に再開され、現在は近代的なガラス張りの建物が観光客を迎えて入れています。レストランも併設され、眼下にドブロヴニクの町とアドリア海、遠くの海に浮かぶ島々を眺めることができるまでになりました。

お手軽にロープウェイで

写真:Hiroko Oji

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頂上駅からは、旧市街を含むドブロヴニクと紺碧のアドリア海と島々が一望のもと。2010年にロープウェイが復活する前は邪魔にならなかった支柱とロープが今では必ず眺望の中に入ってしまいますが、これも平和が蘇った風景なのです。

<ドブロヴニク・ロープウェイの基本情報>
住所:Ulica kralja Petra Kresimira IV, 20000,
電話:+385-20-325-393
営業時間:9:00〜0:00

山頂の白い十字架

山頂の白い十字架

写真:Hiroko Oji

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ロープウェイの頂上駅から少し下ったところには白い十字架が立っています。周囲には遊歩道も整備されすっかりきれいな公園になっています。

山頂の白い十字架

写真:Hiroko Oji

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この白い十字架は、1812年、フランス皇帝ナポレオンが要塞を築いたと同時に彼が贈呈したもの。セルビアとの独立戦争時、戦場の一つとなり十字架も破壊されてしまい、現在の十字架は再建されたものです。足元には常に慰霊の花束や蝋燭が供えられています。

山頂の白い十字架

写真:Hiroko Oji

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また奥には、夏でも雪を抱くユリアンアルプスの山並みを背景に、石碑の上に小さな十字架も掲げられています。

山頂には戦争博物館も

山頂には戦争博物館も

写真:Hiroko Oji

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ロープウェイ頂上駅を挟んで白い十字架とは反対側にあるのが、破壊された要塞跡を利用した戦争博物館。黒く残る焦げ跡もそのままの石壁にある入り口から石段を下っていくと、かつての要塞の各部屋に展示が並びます。

山頂には戦争博物館も

写真:Hiroko Oji

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洞窟のような各部屋には内戦当時の写真や映像が映し出され、壁面には命を落とした若い兵士たちの写真に、パネルによる説明があり、戦闘機や大砲・機関銃などの武器、戦闘服の展示などなど。10年ほど前まで廃墟だったところが綺麗に整備され、戦争の悲惨さを忘れないようにとのメッセージが伝わってきます。

山頂には戦争博物館も

写真:Hiroko Oji

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通路の窓からは、平和そのもののアドリア海と町並みの眺め。この眺めが永久に続くことを祈るばかりです。

<戦争博物館の基本情報>
住所:Srdul.20207,Bosanka,
開館時間:8:00〜22:00

お得なドブロヴニクカードでアクティブに観光を楽しもう!

スルジ山にはいくつかの方法でアクセスできます。お時間が許せば、上りか下りのどちらかでハイキングコースを歩かれてはいかがでしょうか。楽なのは行きはロープウェイ、帰りをハイキングコース。こうすると行きと帰りで違った風景も楽しめますよ。

世界遺産のドブロヴニクは見所がギュッと詰まった人気の観光地です。旧市街だけでも城壁巡りを組み込むと、見どころを網羅するには1日あっても足りないほど。さらにスルジ山まで登ろうとすると宿泊するのがベター。旧市街はもちろん城壁外にも居心地よい宿泊施設ががたくさんありますので、ぜひ宿泊してゆっくり観光を楽しんでください。その際にはお得で便利なドブロヴニクカード購入をお勧めします。ここでご紹介したロープウェイにも利用できます。MEMOにリンクしておきますのでご利用くださいね。

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/08/05−2012/12/30 訪問

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