「西郷どん」ゆかり 西南戦争の激戦地・田原坂を歩く

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「西郷どん」ゆかり 西南戦争の激戦地・田原坂を歩く

「西郷どん」ゆかり 西南戦争の激戦地・田原坂を歩く

更新日:2018/12/08 17:00

羽田 さえのプロフィール写真 羽田 さえ 熊本在住ライター

大河ドラマ「西郷どん」の人気もあり、西郷隆盛や明治維新の時代が注目を集めています。激動のさなか、明治10年に起きた西南戦争は日本最後の内戦として知られています。
しかし、その最大の激戦地である「田原坂(たばるざか)」が熊本市内にあり、今なお実際に歩いて通れることは、あまり知られていないかもしれません。
西郷隆盛と西南戦争の時代にふれる「田原坂」と「田原坂西南戦争資料館」をご紹介しましょう。

田原坂のはじまりは「一の坂」

田原坂のはじまりは「一の坂」

写真:羽田 さえ

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田原坂は幅約4メートル、長さ約1.5キロメートルほどの坂道です。大まかに「一の坂」「二の坂」「三の坂」に分かれており、スタート地点となる田原坂の入口付近には「一の坂」の案内表示が立っています。

田原坂のはじまりは「一の坂」

写真:羽田 さえ

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坂道の左右には竹林が広がっており、昼間でもひっそりとして静かな雰囲気。この竹林の中で激しい戦いが繰り広げられたのかと想像しながら歩くと、ちょっと怖く感じる方もいるかもしれません。

まだまだ先が見通せない「二の坂」へ

まだまだ先が見通せない「二の坂」へ

写真:羽田 さえ

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しばらく上って行くと「二の坂」の案内表示が見えて来ます。田原坂は、もともと加藤清正が軍事的な戦略をもって作ったといわれる道。ところどころで蛇行しており、見通しの良くない箇所も多くあります。農作業用の車などが通ることもあるので注意しましょう。

最後に見えてくるのが「三の坂」

最後に見えてくるのが「三の坂」

写真:羽田 さえ

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三の坂に差し掛かると坂はゆるやかになり、フラットに近い印象。入口から最上部までの標高差は約60メートルあるので、かなり高台に上って来た感覚になります。

最後に見えてくるのが「三の坂」

写真:羽田 さえ

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三の坂では少しずつ眺望も開けて日当たりも良くなるので、明るい雰囲気になって来ます。

田原坂を全体を歩く所要時間は、写真を撮ったり慰霊碑に手を合わせたりしながらゆっくり上るとして、約30〜40分程度みておくといいでしょう。

坂を上りきったら、田原坂公園へ

坂を上りきったら、田原坂公園へ

写真:羽田 さえ

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坂を上りきった先には、それまでの細い坂道からうって変わって広い空間が。周辺一帯が「田原坂公園」として整備されており、穏やかな雰囲気の中を散策できます。

高台にある展望デッキからの眺めは、視界をさえぎるものがなく見晴らし抜群。政府軍の砲台跡などの位置関係が分かるだけでなく、晴れた日には金峰山や遠くは雲仙方面まで見渡すことができますよ。

公園内の「熊本市田原坂西南戦争資料館」を見学

公園内の「熊本市田原坂西南戦争資料館」を見学

写真:羽田 さえ

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田原坂公園の展望デッキからの眺めを堪能したら、傍らに建つ「熊本市田原坂西南戦争資料館」に入ってみましょう。

この資料館は「近代日本の夜明けを学び伝える歴史学習施設」をコンセプトにしており、西南戦争とその時代について広く知る事ができます。

公園内の「熊本市田原坂西南戦争資料館」を見学

写真:羽田 さえ

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館内は西南戦争前後の年表などの基本的な資料から始まり、パネルや古い写真などを使って西南戦争を順序だてて理解することができます。映像コーナーもあり、実際の田原坂で撮影された、臨場感ある再現ムービーの上映も。

展示の後半では、実際に使われた武器や田原坂周辺で発見された薬莢などの展示もあります。

公園内の「熊本市田原坂西南戦争資料館」を見学

写真:羽田 さえ

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こちらは武器のひとつである「四斤山砲」のレプリカです。政府軍、薩摩軍ともに使用したと言われています。田原坂を自分の足で歩いてきた後で資料館を見学すると、ひとつひとつの展示物がよりリアルなものに感じられます。

田原坂から田原坂公園、熊本市西南戦争資料館と歩きながら、西南戦争とその時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

熊本市西南戦争資料館の基本情報

住所:熊本市北区植木町豊岡858番地1
電話番号:096-272-4982
開館時間:9:00〜17:00
休館日:12月29日〜1月3日
アクセス:
・九州自動車道・植木ICより約8キロ
・JR鹿児島本線田原坂駅より徒歩約30分
・産交バス・鈴麦は境木バス停より徒歩約20分

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/07−2018/08/24 訪問

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