毎年2月のたった1日だけ!秋田県五城目町「福禄寿酒造」の酒蔵開放

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毎年2月のたった1日だけ!秋田県五城目町「福禄寿酒造」の酒蔵開放

毎年2月のたった1日だけ!秋田県五城目町「福禄寿酒造」の酒蔵開放

更新日:2019/01/09 08:29

佐藤 らなこのプロフィール写真 佐藤 らなこ 総合旅行業務取扱管理者

新酒が続々と発売になる、美酒王国"秋田"の冬。2月に入り、各酒造会社で行われる蔵開きでは、酒蔵の見学や新酒の試飲、限定品の販売などで大変賑わいます。美味しいお酒ができたことを酒蔵の方々と来場者が喜びを分かち合う、日本酒好きにはたまらないイベントです。
今回ご紹介するのは、秋田県五城目町「福禄寿酒造」の酒蔵開放。目の前の通りでは、朝市鍋まつりも同日開催。出来立ての日本酒と鍋であたたまりに来ませんか。

創業330年!秋田の老舗酒蔵「福禄寿酒造」の蔵開き

創業330年!秋田の老舗酒蔵「福禄寿酒造」の蔵開き

写真:佐藤 らなこ

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1688年(元禄元年)に秋田県五城目町で酒造りを始めた福禄寿酒造。社名はおめでたいものの象徴である七福神のひとつ「福禄寿」から。子孫繁栄、長寿、そして商売繁盛を願って名付けられました。

福禄寿酒造が県外向けに販売している銘柄のひとつが「一白水成」です。このお酒は「白」い米と「水」から「成」る「一」番旨い酒という意味を持ちます。

この「一白水成」の名前の由来のとおり、福禄寿酒造では地元で大切に育てられた酒米と敷地内から湧き出るミネラル豊富な地下水を使用し、良質な酒造りを約330年も続けています。

創業330年!秋田の老舗酒蔵「福禄寿酒造」の蔵開き

写真:佐藤 らなこ

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福禄寿酒造の酒蔵開放は毎年2月に行われます。開催日はたった1日、しかも9:00〜12:00のみですので、計画を立てる際には要注意です。※2019年は2月17日(日)の開催です。

普段でも予約制にて福禄寿酒造の酒蔵見学はできますが、2月のこの日は特別!蔵人さんに酒蔵内を案内してもらえたり、いつもは販売していない商品を購入できたりと、お楽しみがいっぱいです。この日は予約不要ですので、日にちと時間だけお間違いなく!

さて、入り口で振る舞い酒をいただいたら、早速中に入りましょう。

ろうそくの灯りの中で「福禄寿酒造」の酒蔵見学を

ろうそくの灯りの中で「福禄寿酒造」の酒蔵見学を

写真:佐藤 らなこ

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この日の酒蔵見学は希望者がある程度集まり次第、随時スタートとなります。蔵人さんが酒蔵の中を案内してくださいます。見学料は無料です。

黒光りする柱が歴史を感じさせる福禄寿酒造の酒蔵。柱には、燭台をかける「ツカミ」を打ち込んだ跡が数多く残っています。電気のない時代はろうそくに火を灯して、酒造りを行っていました。年に1度この日だけ燭台を使って、昔の酒蔵の雰囲気を再現しています。

ろうそくの灯りの中で「福禄寿酒造」の酒蔵見学を

写真:佐藤 らなこ

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今は使われていない道具の展示もあり、昔はどのようにして酒造りを行っていたのかを知ることもできます。長い歴史をもつ福禄寿酒造ならではですね。もちろん、現在使われている機械の見学や説明もあるので、新旧の比較もできます。

薄暗がりの中に見える濃い緑色のタンクはお酒を溜めるためのもので、ひとつのタンクに4,000リットル入ります。一升瓶が1.8リットルですから、約2200本というところでしょうか。このタンクが酒蔵内にいくつも並んでいます。

ろうそくの灯りの中で「福禄寿酒造」の酒蔵見学を

写真:佐藤 らなこ

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福禄寿酒造の建物は、上酒蔵と下酒蔵、事務室と住宅が国の登録有形文化財となっています。大正10年に火事に見舞われましたが上酒蔵と下酒蔵は難を逃れ、今に残ります。

上酒蔵はお酒の調合や濾過をし、瓶に詰められるまでの酒を貯蔵するところで、下酒蔵は仕込み蔵として使用されていました。いずれも18世紀末から19世紀初めに建てられたもので、現在は貯蔵庫として使われています。

日本酒好きにはたまらない!?しぼりたて生酒の試飲

日本酒好きにはたまらない!?しぼりたて生酒の試飲

写真:佐藤 らなこ

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酒蔵見学の後半にあるのが、酒絞り実演コーナーです。「槽(ふね)」という圧搾機にもろみを入れた袋をかけてしぼるところを見ることができます。しぼられたお酒は手前の「槽口(ふなくち)」から出てきます。

日本酒好きにはたまらない!?しぼりたて生酒の試飲

写真:佐藤 らなこ

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さらにここでは、「槽口(ふなくち)」から出てくるしぼりたての原酒が試飲できるのです!もろみをしぼった直後の澱がからんだお酒は旨みが強く感じられます。こんな機会はなかなかないので、ぜひ試飲してみてくださいね。

日本酒好きにはたまらない!?しぼりたて生酒の試飲

写真:佐藤 らなこ

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アルコールに弱い方やドライバーの方は、仕込み水の試飲をどうぞ!

福禄寿酒造の地下から湧き出ているこの水は、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが豊富に含まれている中硬水。この良質な水が福禄寿酒造の美味い酒の素のひとつでもあります。健康志向の方にもおすすめの仕込み水は、容器を持っていけば持ち帰ることもできます。

「福禄寿酒造」の利き酒クイズでほろ酔いに

「福禄寿酒造」の利き酒クイズでほろ酔いに

写真:佐藤 らなこ

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酒蔵見学の出口付近には、いつも賑わう利き酒コーナーがあります。まず最初にラベルのついた5種類のお酒を順に飲んでいき、銘柄と味を頭と舌でしっかり覚えておきます。そして、ラベルの外されたお酒を再び5種類飲み、どの銘柄のお酒かを当てるというコーナーです。

係の方がけっこうな量をついでくださるので、途中から味がわからなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。自分のペースで全問正解を狙いましょう!

最後にお土産も忘れずに。新酒はもちろんのこと、酒蔵開放日限定のお酒や甘酒、お菓子などの販売があります。お酒は試飲してから購入できますので、お気に入りの一品を見つけてくださいね。

同日開催の五城目朝市「あったか鍋まつり」でぽっかぽか!

同日開催の五城目朝市「あったか鍋まつり」でぽっかぽか!

写真:佐藤 らなこ

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福禄寿酒造の酒蔵開放日には、五城目朝市の「あったか鍋まつり」(9:00〜12:00)も同時開催されます。会場は福禄寿酒造から歩いてすぐの朝市通りです。歴史ある朝市散策で、五城目町の雰囲気も味わってみてはいかがでしょうか。

同日開催の五城目朝市「あったか鍋まつり」でぽっかぽか!

写真:佐藤 らなこ

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「あったか鍋まつり」では、汁物や鍋物が手ごろなお値段で食べられます。写真のきゃのこ汁(1杯100円)や五城目町の郷土料理だまこ鍋(1杯400円)がおすすめです。お酒と鍋で身体をあっためて、気持ちのいい冬の1日を過ごしましょう。

同日開催の五城目朝市「あったか鍋まつり」でぽっかぽか!

提供元:一般社団法人 秋田県観光連盟

http://www.akitafan.com/

2月の秋田は寒さが厳しいので、しっかり防寒してきてくださいね。滑らない底の靴も必須です。できれば公共交通機関を使ってお越しいただきたいところですが、車をご利用の際は雪道の運転には充分お気を付けください。

福禄寿酒造の基本情報

2019年の酒蔵開放日:2019年2月17日(日)9:00〜12:00
※酒蔵開放日以外の酒蔵見学は事前予約が必要です。

住所:秋田県南秋田郡五城目町字下夕町48
電話番号:018-852-4130
アクセス:
<公共交通機関利用の場合>
秋田駅から五城目バスターミナルまで路線バスで約75分
もしくは、秋田駅から八郎潟駅までJRで約30分。八郎潟駅から路線バスに乗り換え、五城目バスターミナルまで約10分
五城目バスターミナルから徒歩約5分
<車利用の場合>
五城目・八郎潟I.Cから約5分。朝市専用駐車場あり
※飲酒運転はやめましょう!

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/12−2018/02/17 訪問

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