写真:南森 エレナ
地図を見る島根県の中南部にあり広島県との県境から近い飯南町。日本最大級を誇る出雲大社の大しめ縄は、「飯南町大しめなわ創作館」で制作が行われています。
出雲大社の神楽殿では今年(平成30年)長さ約13.6メートル、重さ約5.2トンの大しめ縄が6年ぶりに掛け替えられました。
こちらは、島根県・飯南町にある「飯南町大しめなわ創作館」。日本最大級と言われる出雲大社神楽殿の大しめ縄から地域の氏神様の小型しめ縄、御神木用のしめ縄まで、幅広く制作している施設です。
写真:南森 エレナ
地図を見る「飯南町大しめなわ創作館」では、しめ縄制作のほか、制作工房の見学、資料展示、またしめ縄づくりを体験できるコーナーがあり、実際にしめ縄を作ることができます。
また、展示スペースでは、日本最大級の大しめ縄の制作過程や出雲大社への奉納風景の写真パネルや、実物の「大しめのこ」などしめ縄に関する展示を見ることができます。
写真:南森 エレナ
地図を見る大しめ縄作りは、材料となる稲藁(ワラ)を作るための田植えから始まります。しめ縄に使われる稲藁は飯南町の田んぼで制作されているのです。
そんなしめ縄作りに使う稲藁は、米が実る前の青い状態で刈り取られるため通常の稲藁より長め。まさにしめ縄を作るのに適している長さなのです!
写真:南森 エレナ
地図を見る手づくりしめ縄体験は、わらを撚り合せて小型しめ縄づくりをすることができます。
初級コース、中級コース、中級デコレーションコース、上級コースまであり、小型のしめ縄から本格的な「だいこく締め」まで挑戦することができます。
写真:南森 エレナ
地図を見る今回ご紹介するのは「初級コース」。小型の「大黒じめ」や「輪じめ」を作ります。(時間:30〜40分 料金880円)
しめ縄作りに必要な材料や工具は、作業台に設置してあります。
写真:南森 エレナ
地図を見るまずは、しめ縄の元となる稲藁をテーブルに固定します。これでしめ縄づくりの準備万端です!この後は、スタッフさんの指導のもと、しめ縄づくりを体験していきましょう。
写真:南森 エレナ
地図を見るまず初めに、しめ縄の元となる稲藁をテーブルに固定し、稲藁を2つに分け、それぞれ同じ方向にねじっていきます。
写真:南森 エレナ
地図を見るさらにねじった2本の稲藁を、1本になるようにねじります。この時、稲藁がゆるみがちになりますが、中指を入れて稲藁を抑えながらねじると、ゆるむのを抑えることができます。根気と力が入りますが、素敵なしめ縄の完成を目指してここは頑張りましょう。
写真:南森 エレナ
地図を見る根気がいりますが、ねじっていくと意外と長くなるのを実感できます。稲藁をねじり終えたら、ねじった途中で飛び出ている稲藁の端をハサミでキレイにカットします。
写真:南森 エレナ
地図を見るいよいよ仕上げ!稲藁の端をハサミでキレイにカットし終えたら、しめ縄の形になるように稲藁をぐるりと巻きます。
これで、しめ縄の本体の完成です!
写真:南森 エレナ
地図を見るしめ縄の本体が出来上がったら、しめ縄に飾る短冊を選び、スタンプを押します。短冊の柄やスタンプを選ぶのも楽しみの一つです。短冊の本数は、1〜2本くらいがバランスがよいでしょう。
写真:南森 エレナ
地図を見るしめ縄に短冊をつけてデコレーションするとより一層華やかに。
最後はトップに好きなリボンを飾って出来上がり。
しめ縄づくり体験をした後は、「飯南町大しめなわ創作館」と併せて、ぜひ6年ぶりに掛け替えられた出雲大社を訪れてみてください。飯南町で制作された職人さんの情熱がしめ縄を通じて感じることができますよ。
住所:島根県飯石郡飯南町花栗54番地2
電話番号:0854-72-1017
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
南森 エレナ
東京在住。名古屋出身。旅行とカフェ巡りが趣味です。喫茶王国の愛知で生まれ育ったため、物心ついた頃から週末は家族で喫茶店へ。大人になった現在でも毎日カフェに行くのが日課です。今まで訪れたカフェの数は、数…
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