ジョジョ展が大阪に来たッ!「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

ジョジョ展が大阪に来たッ!「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

更新日:2018/12/05 11:10

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 旅するグルメライター
誕生30周年を迎える人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が天保山の大阪文化館で2019年1月14日(月・祝)まで開催中。

大阪での『ジョジョ』の展覧会開催は今回が初。待ちわびた関西のファンから歓喜の声が上がり連日の大盛況。荒木飛呂彦氏による描き下ろし新作大型原画や連載当時の直筆原画などが圧倒的ボリュームで展示。このチャンス見逃せるワケがないッ!

天保山の大阪文化館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催中ッ!

天保山の大阪文化館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催中ッ!

写真:けいたろう

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大阪で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催されています。会場となるのは、大阪港天保山の大阪文化館。大阪を代表する水族館の海遊館のすぐ隣の美術館です。

来場者を待ち構えるのは、今回の展示会のキービジュアルであり、敵キャラでありながら絶大なるカリスマ性を持つDIO!来場者はまず巨大なDIOの垂れ幕に衝撃を受けるはず。

天保山の大阪文化館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催中ッ!

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入場者を次に待ち受けるのが、歴代主人公と主要キャラがズラリと並ぶ「ジョジョクロニクル」ゾーン!第1部の主人公であるジョナサンからスタートし、第8部「ジョジョリオン」の主人公である東方定助までがズラリと並ぶ光景は圧巻。

天保山の大阪文化館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催中ッ!

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そして歴代主人公たちの大集合を抜けた先、そこにあるのは『ジョジョ』ファンなら失神してしまうかもしれない、とんでもない世界。

『ジョジョ』のあの名シーンの感動が直筆原画と共に蘇る!

『ジョジョ』のあの名シーンの感動が直筆原画と共に蘇る!

写真:けいたろう

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「ジョジョクロニクル」を抜けた先にある「宿命の星 因縁の血」は直筆原画のゾーン。『ジョジョ』のあの名シーンやこの名シーンが直筆原画で見られます。

写植が貼られた手描きの原画は迫力が違います。またペン入れ前の鉛筆での下書きも残っており、荒木先生の存在感を最大限に感じることができる展示となっています。

ファンならきっとしばらく鳥肌が収まらないはず!連載時にジャンプで読んでいた時の記憶まで蘇るのではないでしょうか?

『ジョジョ』のあの名シーンの感動が直筆原画と共に蘇る!

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なお展示中央にありクロスされ配置されているのが、各部の主人公とラスボス。そして壁の片側は主人公中心の名シーン、反対側の壁にはボスキャラ中心の名シーンが展示されています。

『ジョジョ』に登場する敵キャラは、カリスマ性があって魅力や人気のあるキャラばかりで、主人公を凌ぐほどに人気があり、ファンには何ともうれしい演出。

『ジョジョ』のあの名シーンの感動が直筆原画と共に蘇る!

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「ハイ・ヴォルテージ」ゾーンでは、大阪での展示会のキービジュアルを務めるDIOの生原画。そして隣には、大阪に先立って開催された東京での展示会のキービジュアルの空条承太郎。

DIOはいわゆる悪役ですが色気とカリスマ性は抜群。第3部主人公の空条承太郎と2大キャラのが並び立つ光景は圧巻。

手描き原画以外にも見どころだらけな『ジョジョ』展

手描き原画以外にも見どころだらけな『ジョジョ』展

写真:けいたろう

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『ジョジョ』の斬新な発想や手法、印象的なポージングはどのように生み出されるのか、荒木飛呂彦先生の「創作秘話」に迫る「ジョジョリロン」は、じっくり時間を掛けたいコーナーとなっています。

荒木飛呂彦先生の『ジョジョ』執筆の際のノウハウがたっぷり書かれ、「どうやったらあんなに奇妙な冒険が描けるのか?」という疑問に迫れます。

手描き原画以外にも見どころだらけな『ジョジョ』展

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個性的な多くのキャラクターで構成される『ジョジョの奇妙な冒険』。荒木飛呂彦先生はそれらのキャラが、作中で「何をしたいのか」という動機に対して矛盾なく立ち回れるようキャラメイクをする際に「将来の夢」や「趣味」、「恐怖」、「尊敬する人」や「口癖」など60近くの項目からなる「キャラクター身上調査書」を作成します。

今回の展示では、実際に荒木先生が書き込んだ「キャラクター身上調査書」も展示。その中には、荒木先生のクセがありつつ優しい手書きの文字がいっぱい。漫画とはまた違う荒木飛呂彦先生の魅力に触れられます。

また美術展でのお楽しみの一つが音声ガイドですが、なんと今回の解説役は荒木先生本人。耳元での荒木先生の優しい囁きが聞けるチャンス。ヤバいです。

手描き原画以外にも見どころだらけな『ジョジョ』展

写真:けいたろう

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さらに「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」では気鋭の『ジョジョ』派のアーティストとのコラボ作品も見逃し厳禁。

こちらのポージングを決めているのは、森永邦彦氏による「WEAR THE POSING,WEAR THE STAND」という作品。『ジョジョ』に登場する人気キャラが等身大モデルとなって3次元の世界に現出し、作中のポージングを再現。『ジョジョ』の世界の住人の美しすぎる肉体をその目にすることが可能となっています。

12枚の新作大型原画!『ジョジョ』キャラに囲まれる幸せ

12枚の新作大型原画!『ジョジョ』キャラに囲まれる幸せ

写真:けいたろう

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「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」の最注目ポイントはやはり荒木飛呂彦先生による、圧倒的な数の手描き原画。

12枚の新作大型原画!『ジョジョ』キャラに囲まれる幸せ

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今回の「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」の最大の目玉は、荒木飛呂彦先生が今回の展覧会のために描き下ろした12枚の新作大型原画。

等身大に近い大きさで描かれるキャラは迫力がありすぎるくらいで、見る側が思わず緊張してしまうほど。

12枚の新作大型原画!『ジョジョ』キャラに囲まれる幸せ

写真:けいたろう

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また原画の掲載位置にも荒木先生のこだわり。本来ならもう少し高く展示したほうが見やすいが、キャラの等身大での存在感を体験できるようにあえて頭の高さをキャラの実際の身長にあわせたあたりに設置。

それによって195cmの高身長を誇る、空条承太郎の大きさや頼りがいのある背中の広さなどがダイレクトに体感できる展示となっています。

グッズもファンの心をくすぐるラインナップ

グッズもファンの心をくすぐるラインナップ

写真:けいたろう

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「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」、展示作品に心躍るのはもちろんですが、お土産となるグッズもスゴいの一言。図録やクリアファイルなどの定番アイテムに加えファンでなければ理解不能なグッズも販売されています。

グッズもファンの心をくすぐるラインナップ

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『ジョジョ』ファンのみが理解できるアイテムの最たる商品が、このボーリングのピン型の爪切り。一見すると、ただの爪切りですが、実はこれは第4部のラスボスである吉良吉影の異常性をアピールするキーアイテム。さらにセットには作中にも登場した小瓶付き。

『ジョジョ』を知らない人には何もわからない商品ですが、『ジョジョ』好きなら戦慄間違いなしのアイテム。こちらの商品は大阪会場限定となっています。

グッズもファンの心をくすぐるラインナップ

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さらに注目なのが花京院のレロレロキャンディ。これも
『ジョジョ』ファンが大喜びの一品。

第3部の主要キャラで普段クールな花京院が見せた驚きの一面が再現されています。味はもちろん好物のチェリー味。またパッケージにも注目。表面は花京院で間違いないのですが、裏面のパッケージは少し様子が異なります(笑)

「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」の基本情報

住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10 大阪文化館・天保山
電話番号:06-6574-2323(大阪会場事務局内)対応時間9:30〜20:00
アクセス:地下鉄中央線「大阪港」駅下車 徒歩約10分
開催期間:2018年11月25日(日)〜2019年1月14日(祝・月)
開館時間:10:00〜20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

(c)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(c)ANREALAGE

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/20−2018/11/22 訪問

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