エンタメシティー「ラスベガス」を無料で楽しむ5つの方法

エンタメシティー「ラスベガス」を無料で楽しむ5つの方法

更新日:2019/02/01 17:33

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
世界最高峰のエンターテイメントが揃うラスベガス!シルク・ド・ソレイユのショーや豪華なホテル、巨大なカジノに派手なナイトクラブ、ショッピングに、周辺のアクティビティーにと飽きることがありません。しかし、それらすべてに料金を支払っていてはいくらお金があっても足りませんよね。そこでラスベガスを無料で楽しむ様々な方法や、ラスベガスならではの無料スポットを詳しくご紹介します。

古きよきオールドラスベガス「ダウンタウン」を楽しもう!

古きよきオールドラスベガス「ダウンタウン」を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ストリップ周辺の華やかさが目に付くラスベガスですが、もともとの始まりはこのダウンタウンからです。1990年代になると、ストリップ周辺には巨大なホテルやカジノが次々にオープンし、客を奪われてしまいました。しかし、1995年にはアーケード型スクリーンに展開される無料のショー「フリーモントストリート・エクスペリエンス」が客足を取り戻すきっかけとなります。高さ27m、長さ450mのアーケードの天井に、日没後1時間おきに10分間行われる光のショーは圧巻です。ストリップからは24時間運行の二階建てバス「デュース」で30〜35分です。

古きよきオールドラスベガス「ダウンタウン」を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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アーケード下には、庶民的なカジノや老舗のカジノホテルが営業を続けています。中には写真のような刺激的な演出のバーでお客を呼び寄せている所もあります。日本ではなかなか見られないホットスポットです。

古きよきオールドラスベガス「ダウンタウン」を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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1906年創業の老舗カジノホテルの「ゴールデンゲート」などは、まるで生きた博物館的な存在感で、見所の一つです。ホテルは、フリーモントストリートの西の端、メインストリートとのT字路にギラギラと輝いています。

<フリーモントストリート・エクスペリエンスの基本情報>
住所:Fremont St.bet Main & 4th Sts
電話番号:702-678-5777
営業時間:日没後の毎正時。夏は25:00まで(他は24:00まで)

レベルの高い無料のショーを楽しもう!

レベルの高い無料のショーを楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ラスベガスは無料のショーが充実していることでも有名です。1つ目は有名過ぎる程ですが、ベラッジオホテル前の「噴水ショー」です。ラスベガスのアイコン的存在で、イタリアの湖をイメージして作られています。美しいメロディーと光りが織り成すショーは何度みても飽きません。

<ショータイム>
月〜金曜日 15:00〜20:00(30分おき)、20:00〜24:00(15分おき)
土・祝日 12:00〜20:00(30分おき)、20:00〜24:00(15分おき)
日曜日 11:00〜19:00(30分おき)、19:00〜24:00(15分おき)

レベルの高い無料のショーを楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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2つ目の無料ショーは、ミラージュホテルの看板アトラクション「火山噴火のショー」です。ホテルの正面には大きな火口を持つ火山、ロビーにはまるでジャングルのような熱帯植物群とラグーンが広がります。そこで繰り広げられる炎のパフォーマンスは、近付くと熱を感じる程のリアルなショーなのでお見逃しなく!

<ショータイム>
20:00、21:00(季節より多少異なること有り/金・土のみ22:00もあり)

レベルの高い無料のショーを楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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古代ローマをテーマにしたシーザースホテル。カジノフロアから続いている、フォーラムショップスのショッピングモール内「フォールオブアトランティス」が3つ目のお勧め無料ショーです。西側の広場で行われている、ハイテクを駆使したショーなのですが、噴水あり、炎あり、ロボットとは思えない程精巧な動きがミックスされたストーリー性のあるショーです。

<ショータイム>
11:00〜23:00 毎正時(月〜木)、17:00〜24:00 毎正時(金・土)

ホテルが作り出す夜景を楽しもう!

ホテルが作り出す夜景を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ラスベガスのホテルのライトアップや夜景はそれ自体が見所です。フォーコーナーに位置する「パリス・ラスベガス」ホテルは、エッフェル塔と大きな気球が目印です。パリを濃縮して造られたホテルがライトアップされている様子は圧巻で、どこにいるのか忘れてしまう程です。本物の半分程165mのエッフェル塔最上階は展望台となっており、ストリップの夜景の眺めは格別です(最上階は有料:昼チケット$17/夜チケット$22)。

ホテルが作り出す夜景を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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新フォーコーナーに位置する「エクスガリバー」ホテルは、アーサー王をモチーフにしたメルヘンチックなお城のホテルです。ファミリー向けの老舗カジノで、夜のライトアップでは更にお城感が強調されるので、一見の価値有りです。

ホテルが作り出す夜景を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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フォーコーナーの少し北に位置する「ベネチアン&パラッツォ」ホテルは、世界でも有数のメガリゾートで、敷地内の3つのホテルの客室数は7,000室を超えます。イタリアの水の都ベネチアをモチーフに、リアルト橋・ドゥカーレ宮・鐘楼・大運河などを模しており、ライトアップの様子はまさにイタリア!泊まらなくても必見のスポットです。

ホテルのロビー内装や正面玄関をじっくりと楽しもう!

ホテルのロビー内装や正面玄関をじっくりと楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ラスベガスのホテルには、泊まらなくても絶対に訪れて欲しい場所がたくさんあります。その際たる場所が「ロビー」です。ホテルの顔とも言われる場所なので、各ホテルが豪華で優雅に作り込んでいます。ベラッジオのロビーもその一つ。天井を覆う色彩豊かなガラス細工の花の装飾はアメリカ初の人間国宝「デール・チフリー」の作品です。その煌びやかさには目を奪われこと間違いなしです。

ホテルのロビー内装や正面玄関をじっくりと楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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シーザースパレスの正面玄関周辺には、サモトラケのニケ像が飾られた噴水プールやちょっとしたイベント会場にもなるローマ広場が設置されています。その彫刻の精巧さは目を見張るものがあります。ストリップに面した位置にありますので、お見逃しなく!

ホテルのロビー内装や正面玄関をじっくりと楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ベネチアンのロビーからカジノへのアプローチは凄いのでお見逃しなく!優雅な丸天井をシックに重厚に飾るフレスコ画は、すべて職人の手による手書きの作品です。ヨーロッパの宮殿に迷い込んだのかと錯覚してしまうほどです。

度肝を抜く!特徴的な外装を楽しもう!

度肝を抜く!特徴的な外装を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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ベネチアンの目の前、「TI:トレジャーアイランド」ホテルの入り口にある巨大な海賊船は、かつては無料のショーに使われていました。ショーは閉鎖されましたが、船だけはしっかりとシンボルのように残されています。その圧倒的な存在感は、“宝島ホテル”正面に相応しい外装です。

度肝を抜く!特徴的な外装を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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「フラミンゴを中心にしてストリップが発展し、フォーコーナーが生まれた」と言われる程に、歴史的なホテルでもある「フラミンゴ」ホテルは外装が楽しいです。ホテルのテーマがカリブ海リゾートなだけあって、フラミンゴに由来する外装やネオンサインで溢れています。昼と夜の両方の時間帯で訪れてみて下さい。

度肝を抜く!特徴的な外装を楽しもう!

写真:藤谷 ぽきお

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新フォーコーナー周辺にはテーマカフェ・キャラクターショップなどが立ち並ぶ観光客御用達のスポットです。「Coca-Cola Store」「M & M’s World」「Hershy’s Chocolate」など、日本人にも馴染みの深いショップばかりで、それぞれ巨大なコーラの瓶やチョコレートのパッケージなどの外装が目を引きます。中でも「Harley Davidson」の外装は、バイクが壁をぶち抜いていてド迫力なモノです。

まだまだ紹介しきれないラスベガスの魅力!

ラスベガスは基本的には、カジノやエンターテイメントショーなどの興行収入で成り立っているホテルが多いと言われるほど、観光客はギャンブルやショーにお金を使ってしまいます。しかし、無料のショーや誰もが楽しめるホテルの内外装などにも力を入れているので、ギャンブルにアツくなり過ぎないように、出費予定額はしっかりと決めて楽しんで、余った時間はゆっくりとラスベガスの街を楽しんでみてはどうでしょうか?きっと出費した金額以上の楽しみを得られますよ!

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/17−2014/12/18 訪問

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