夜の能登は秋にイルミネーション!白米千枚田と世界一長いベンチへGO

夜の能登は秋にイルミネーション!白米千枚田と世界一長いベンチへGO

更新日:2019/10/15 13:00

石川県の能登半島は北陸新幹線の開通にさきがけ有料道路であった、のと里山海道が無料となり、ドライブでのアクセスがより身近になりました。特に金沢方面から能登半島の西側を輪島市方面に走らせると、景勝地を次から次に巡れるシーサイドドライブが楽しめます。そして特に秋は、「世界一長いベンチ」と「白米千枚田」の両方のイルミネーションライトアップが重なる時期!まさに秋の夜長を楽しめるシーズンなのです。

金沢からまずはのと里山海道へ

金沢からまずはのと里山海道へ
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石川県の中心地である金沢から能登半島にアクセスする場合、最終的に半島の西側にいく場合も東側にいく場合も通って欲しい道が「のと里山海道」です。

もともと有料道路でしたが平成25年に北陸新幹線の金沢開通にさきがけ無料化したことで、気軽に能登方面にドライブすることができるようになりました。

こののと里山海道は金沢から能登里山空港まで延びていますが、特に人気の区間が金沢と柳田ICの間にある「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。

のと里山海道と平行する千里浜海岸は日本で唯一クルマで走れる海岸です。今浜ICと千里浜ICの間は一旦海道から降りて、海岸を走るのも一興ですね。

ただし冬場は天候が悪いと通行止めになるので、できれば秋までに訪れたいスポットですね。

<千里浜なぎさドライブウェイの基本情報>
住所:石川県羽咋郡宝達志水町〜石川県羽咋市千里浜町間
電話番号:0767-22-1118(羽咋市商工観光課)
アクセス:のと里山海道今浜IC〜千里浜IC間約0.6km

「世界一長いベンチ」のイルミネーションは夏〜秋限定!

「世界一長いベンチ」のイルミネーションは夏〜秋限定!
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今回は和倉温泉方面や空港に向かうわけではないので柳田ICでのと里山海道から国道249号に降りて、能登半島の西側のドライブを続けましょう。

金沢から走ること約70分で、道の駅「とぎ海街道」に隣接する「世界一長いベンチ」に到着します。このベンチは増穂浦海岸沿いに造られた全長460.9mの超長〜いベンチ(ギネスレコード!)で有名なスポット。

しかし、よく見るとベンチの前に何か植えてありますね?

「世界一長いベンチ」のイルミネーションは夏〜秋限定!
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この植えてあるものはライトであり、日没後全て発光し、幻想的な風景に変わるのです!名づけて「ときめき桜回廊」。なぜ桜かというとこの増穂浦海岸はサクラ貝がながれつくスポットとして有名だからです。

夜だけ訪れても良いですが、併設する道の駅「とぎ海街道」の名物能登豚丼も絶品ですので道の駅が開いている日中に訪れてから能登を巡り、帰りにまた立ち寄るのが良いでしょう。

「世界一長いベンチ」のイルミネーションは夏〜秋限定!
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なお発光しているのは太陽光発電を使ったエコな発光体ペットボタル(ペットボトルじゃなくてペットボタルです)で、ベンチ周辺に2万個も植えてあり、青と桜色の二色があります。

なお、ときめき桜回廊は例年8月〜11月の期間限定ライトアップですので注意しましょう。

<世界一長いベンチの基本情報>
住所:石川県羽咋郡志賀町富来領家町夕-2-11
電話番号:0767-42-0975
アクセス:金沢方面からクルマで70分、のと里山海道経由国道249号線沿い

「白米千枚田のイルミネーション」は秋〜冬にかけて

「白米千枚田のイルミネーション」は秋〜冬にかけて
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そのまま国道249号線を奥能登方面に進むと世界農業遺産に認定された「白米(しろよね)千枚田」のある道の駅「千枚田ポケットパーク」に辿り着きます。

日本海と棚田が織り成す美しい風景は一見の価値あり!しかもあぜ道を歩けるように造られているので、棚田を歩いて周遊することも可能です。

「白米千枚田のイルミネーション」は秋〜冬にかけて
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そしてこちらの白米千枚田にも例の如くベットボタルが設置されており(その数なんと25,000個)、日没になるといっせいにライトアップされ幻想的な姿を見せてくれます。イルミネーションの色は15分ごとに変わるので、ず〜っと見ていても飽きません。

なお、そのライトアップの時期ですが前述の世界一長いベンチと異なり、こちらは例年10〜3月と秋冬にかけて。留意しましょう。

<白米千枚田の基本情報>
住所:石川県輪島市白米町ハ部99-5
電話:0768-34-1242(千枚田ポケットパークレストハウス)
アクセス:金沢からクルマで140分、のと里山海道経由国道249号沿い

「白米千枚田のイルミネーション」は秋〜冬にかけて
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なお世界一長いベンチから白米千枚田に向かう途中で県道49号線方面に立ち寄ると、義経の舟隠しなどで有名な「ヤセの断崖」といった景勝地があります。

その付近にも「大笹波水田」という棚田の美しいビュースポットがあり、4〜5台程度の駐車場と東屋が用意されています。ライトアップはないものの観光地化されていない棚田風景が広がっていますので、暗くなるまでの間に時間つぶしが必要なら訪れることをおススメします。

<大笹波水田>
住所:石川県羽咋郡志賀町笹波ナナ
電話番号:0767-32-9341(志賀町商工観光課)
アクセス:金沢からクルマで90分、のと里山海道及び国道249号経由県道49号線沿い

両方見るならやはり「秋」がベストか

世界一長いベンチ(ときめき桜回廊)で行われるライトアップが夏〜秋、白米千枚田のライトアップが秋〜冬、そして能登方面へのアクセスに便利な「のと里山海道」の景勝地である千里浜ドライブウェイが冬は通行が安定しないことから、やはりライトアップで夜の能登を楽しむなら「秋」がベストシーズンといえるでしょう!

なお、能登の西側には電車がなく、バスも本数が限られているので、各所のアクセスにはクルマが便利です。

それでは気をつけていってらっしゃいませ〜。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。


掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/27 訪問

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