最後の秘境エルニド「アプリット島」で極上アイランドホッピング

最後の秘境エルニド「アプリット島」で極上アイランドホッピング

更新日:2018/12/09 19:46

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
神が創造した最後の秘境エルニド。かつてスペインの侵略者たちですらその神々しさに心奪われ開拓をためらったと言われるほど美しい景観を誇る世界屈指のリゾートアイランドです。

パラワン本島にあるエルニド村とその沖合に浮かぶ大小50以上の島々からなるエルニドは、1島1リゾートとしても有名。今回は、中でも隠れ家リゾートとして人気高まるアプリット島でのオリジナル極上アイランドホッピングをご紹介します。

神が創造した最後の秘境エルニド!その隠れ家リゾートアプリット島とは

神が創造した最後の秘境エルニド!その隠れ家リゾートアプリット島とは

提供元:Ray in Manila via flickr

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首都マニラのあるルソン島から南西沖合約430kmに浮かぶパラワン島。その島北東部に位置するのがエルニドです。かつてこの島を発見したスペイン人たちが、その神々しさゆえにこの地の開拓をためらったと逸話が残るほどの美しい景観を有するエルニド。人はそれを“神が創造した最後の秘境”と呼んでいます。

エルニドについては関連MEMOに記載の過去記事「フィリピン最後の秘境エルニド!心あらわれる神々の島でアイランドホッピング」でも解説していますので、ぜひそちらも併せてご参照ください。

神が創造した最後の秘境エルニド!その隠れ家リゾートアプリット島とは

写真:Mayumi Kawai

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エルニドはモルディブ同様、1島1リゾートが特徴の世界屈指のリゾートアイランドでもあります。その中でも隠れ家リゾートとして今注目を集めているのがタイタイ湾の海上に浮かぶアプリット島。大理石の断崖と多様な生態系を有する豊かな恵まれた自然、ターコイズブルーの海と美しいサンゴ礁、そして入江を囲むように50の水上コテージが建ち並んでいます。まさにわたしたちが理想とする隠れ家リゾートですね!

神が創造した最後の秘境エルニド!その隠れ家リゾートアプリット島とは

写真:Mayumi Kawai

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エルニドの各リゾートアイランドでは、その島の宿泊者に限定されたオリジナルのアクティビティやアイランドホッピングが用意されています。そこで今回は、アプリット島の宿泊者にしか体験できない極上のアイランドホッピングをご紹介します。

その1:透明度抜群の海とコーラルリーフの「ナバット・リーフ」

その1:透明度抜群の海とコーラルリーフの「ナバット・リーフ」

写真:Mayumi Kawai

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アプリット島から北東へ約4kmの海上に浮かぶナバット(Nabat)島。この島にはツバメが多く生息し、エルニド名産の「ニド・スープ(「El Nido」の「Nido」は海燕の意味)」、つまりスープの食材であるツバメの巣がよく採れることで有名です。干潮時に現れる美しいホワイトサンドビーチやコーラルリーフが特徴で、船上からでも水深何mもの海底が見通せるほどの透明度を誇ります。

その1:透明度抜群の海とコーラルリーフの「ナバット・リーフ」

写真:Mayumi Kawai

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見たこともないような青く光輝くサンゴ礁や色とりどりのサンゴ礁が楽しめるナバット・リーフ。サンゴ礁以外にも、珍しいイソギンチャクや日本人にお馴染みのウニもいたり、ニモや熱帯魚の群れが目の前を通り過ぎていったりとシュノーケリングでも十分楽しめる天然アクアリウムが広がっています。

その2:アプリット島宿泊者限定のシークレット・ビーチ「イスラ・ブランカ」

その2:アプリット島宿泊者限定のシークレット・ビーチ「イスラ・ブランカ」

写真:Mayumi Kawai

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前述のナバット・リーフが誰でも訪れることができるのに対し、このイスラ・ブランカはアプリット島宿泊者限定のシークレット・ビーチ。スペイン語で「イスラ(Isla)」は「島」、「ブランカ(Blanca)」は「白」を意味するように、細長く伸びたホワイトサンドバーが特徴の無人島です。

その2:アプリット島宿泊者限定のシークレット・ビーチ「イスラ・ブランカ」

写真:Mayumi Kawai

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この美しいホワイトサンドバーのビーチをほぼ独占状態できるというアプリット島宿泊者だけの贅沢な特権。もちろん周囲に広がるハウスリーフはナバット・リーフ以上の美しさです。

その2:アプリット島宿泊者限定のシークレット・ビーチ「イスラ・ブランカ」

写真:Mayumi Kawai

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ナバット・リーフよりも規模が大きく、より多様でカラフル・ゴージャスなサンゴ礁がシュノーケリングレベルで楽しめます。また周囲には最大深度40mにも及ぶドロップ・ポイント(海底へ続く急斜面の断崖)が存在しダイバーお墨付きのダイビングスポットもありますよ。

アプリット島ならではの洞窟探検クルーズ

アプリット島ならではの洞窟探検クルーズ

提供元:さとちん

https://www.travel.co.jp/guide/navigtr/94/地図を見る

岩礁でできたアプリット島には島の周囲にいくつもの洞窟が存在します。今回ご紹介するのは中でも人気な「バット・ケイブ」「セント・ジョセフ・ケイブ」「ノース・ケイブ」。画像は「バット・ケイブ」で、その名の通り、コウモリが生息する洞窟です。ただし、フルーツバットという種で吸血コウモリではないのでご安心を。

アプリット島ならではの洞窟探検クルーズ

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こちらは、アプリット島最大の洞窟といわれる「セント・ジョセフ・ケイブ」。入口のそばに佇む岩の形がキリスト教の聖人・聖ジョセフに見えることからこの名がついたとされています。洞窟の奥には7つの空洞が広がり、アドベンチャラスな鍾乳洞探検を味わえますよ。

アプリット島ならではの洞窟探検クルーズ

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そして最後の「ノース・ケイブ」は天井に空いた穴から光が差し込み、足元には幻想的なエメラルドグリーンの天然プールが広がる洞窟です。潮が引き、波が穏やかなときは要望に応じてここでランチやディナーを楽しめるとか。陽の光や月明かりに照らされた洞窟内で大切な人とロマンチックな時を過ごすことができますよ。

最後の秘境エルニドの隠れ家リゾートで非日常体験を

エルニドには多くのリゾートアイランドが存在しますが、「エコ・アドベンチャー・アイランド」をキャッチコピーにするアプリット島は、海に山にトロピカルパラダイスを満喫できるアクティビティが豊富に取り揃え、極上のくつろぎ時間を提供してくれます。ぜひ今度お休みが取れたら非日常体験を味わえるエルニドに訪れてみてはいかがでしょうか。

取材協力:フィリピン観光省

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/23−2018/11/25 訪問

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