札幌丘珠空港は札幌都心から最短20分!見所・土産・食が充実!

札幌丘珠空港は札幌都心から最短20分!見所・土産・食が充実!

更新日:2018/12/18 12:36

北海道の空の玄関口といえば新千歳空港ですが、実は札幌には空港があります。札幌丘珠(おかだま)空港は札幌市東区にあり、都心から北東方向にある空港。道内、本州を結ぶ定期便が運航されています。また空港ターミナルや周辺には見所があり、産地や食材が空港近くの限定品を利用した土産やレストランメニューが充実!雪まつり会場も近い、搭乗でも立ち寄りでも楽しめる札幌丘珠空港を紹介します。

札幌丘珠空港の概略と送迎デッキ

札幌丘珠空港の概略と送迎デッキ
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札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。JALグループのHAC(北海道エアシステム)が本拠地をおいて就航しており、函館を結ぶ便が1日6往復、釧路便が4往復、利尻便が1往復、三沢(青森県)便が1往復運航中。現在HACは36人乗りの飛行機を3機フル運航しておりますが、2020年には新しい飛行機に変わる予定です。

また夏季(3月下旬〜10月下旬)にはFDAが静岡便を1日1往復、8月の多客期には更に静岡便が1往復増便されるほか、松本便が1往復追加です。なおFDAは冬季運休となります。

丘珠空港発着の旅客機に搭乗すれば、天候、離着陸方向、窓の左右によりますが、札幌市内の景色を見る事が可能!新千歳空港発着便では北側から大回りで着陸する時などの例外を除き、札幌市内の景色は見えません。

札幌丘珠空港の概略と送迎デッキ
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ターミナル3階には送迎デッキ(写真)があり、発着する飛行機やヘリコプターを眺めることが可能。ただ高い柵が設けられており、カメラ穴はありません。柵の間から撮影出来るのは、スマホや小さめのレンズのカメラのみで、大型レンズを使った撮影は空港上空を飛行する機材しか出来ません。

新千歳空港の展望デッキは冬期間(12〜3月)閉鎖されますが、丘珠空港は猛吹雪などの場合を除き、開館中は冬も利用可能です。また風や寒暖を避けて見学するには、送迎デッキの手前にあるガラス張りの見学者ホールを利用して下さい。

札幌丘珠空港の概略と送迎デッキ
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送迎デッキには「幸せの鐘」があります。1回鳴らすと成績向上、2回鳴らすと恋愛成就、3回鳴らすと健康増進、4回鳴らすと立身出世、5回鳴らすと不老長寿といわれています。

レストラン「丘珠キッチン」は眺望良好!丘珠ラーメンがうまい!

レストラン「丘珠キッチン」は眺望良好!丘珠ラーメンがうまい!
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ターミナル2階にあるレストラン「丘珠キッチン」は空港唯一のレストラン。空港の駐車場利用者が丘珠キッチンを利用して駐車券を提示すると2時間まで無料になります。またメニューも、ラーメン、定食、カレー、丼物、ドリンク、ソフトクリームと豊富です。

レストラン「丘珠キッチン」は眺望良好!丘珠ラーメンがうまい!
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丘珠キッチンは窓から滑走路や駐機場が見える眺めがよいレストラン。見通しが良ければ、札幌の街並だけでなく、北〜東方向に暑寒別連峰や夕張岳、芦別岳が見えることがあります。

レストラン「丘珠キッチン」は眺望良好!丘珠ラーメンがうまい!
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丘珠キッチンの代表的なメニューは「丘珠ラーメン(写真)」。麺に空港周辺で収穫した、栽培が難しいため収穫量が少なく幻の玉ねぎとなった札幌黄(きorきい)を練りこんだラーメンです。札幌黄は病気にかかりやすい、果肉が柔らかい、果皮に傷がつきやすいので機械で収穫しにくい、加熱すると一般的な玉ねぎより甘く多汁である品種。

他に札幌黄を使ったメニューでは丘珠カレーもあります。丘珠空港へ行ったらおススメのメニューです。

「スカイショップおかだま」は地元生産の土産が充実!

「スカイショップおかだま」は地元生産の土産が充実!
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手荷物検査場の隣には、売店「スカイショップおかだま」があります。一番人気は有名な石屋製菓・白い恋人ですが、丘珠空港ならではの土産も多く販売中。丘珠空港がある東区にある「ケーキハウスアルディ」の焼き菓子は、当空港とアルディでしか購入出来ません。

特にオススメは、東区のキャラクター「タッピー」をかたどった「タッピーサブレ(写真)」で、バターをふんだんに使った焼き菓子。他にもアルディこだわりの焼き菓子を各種揃えています。

<ケーキハウスアルディの基本情報>
住所:北海道札幌市東区北34条東17丁目1-26
電話番号:011-786-1552
営業時間:10:00〜21:00(日曜日は20:00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:
地下鉄東豊線新道東駅より徒歩1分
札幌丘珠空港より車で約7分

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新発売のオススメとしては、2018年11月発売開始の札幌のパンメーカー・日糧製パンのロングセラー「チーズ蒸しパン」とYOSHIMIシェフによるコラボ商品「しろくまドルチェ(写真)」。道産小麦を使用したチーズケーキに、道産チーズを使ったホワイトショコラがコーティングされたスイーツです。

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ショップ店員イチオシ商品は「玉ちゃんアイス」。幻の玉ねぎ「札幌黄」を使用した玉ちゃんアイスは、東区伏古商店街振興会と札幌大谷大学(札幌市東区)の学生とのコラボから生まれた商品です。加熱すると甘さを増す特徴に着目したまろやかでコクのあるアイスです。

札幌の今と昔、丘珠空港が学べる!「札幌いま・むかし探検ひろば」

札幌の今と昔、丘珠空港が学べる!「札幌いま・むかし探検ひろば」
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ターミナル2階の丘珠キッチンの隣には「札幌いま・むかし探検ひろば」があります。滑走路側の区画は、「写真でふりかえる札幌いま・むかし(写真)」となっており、札幌の街のあゆみをたくさんの写真で紹介。衣食住やスポーツ・交通などをテーマ別に展示しています。

札幌の今と昔、丘珠空港が学べる!「札幌いま・むかし探検ひろば」
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反対の駐車場側には、「映像でふりかえる札幌いま・むかし」「おかだまをもっと知ろう!」「丘珠空港のいま・むかし 空港・飛行機のひみつ」のコーナーがあります。札幌黄をはじめとする丘珠の玉ねぎの歴史や風景を学習可能。また他の空港でも見られる、空港や飛行機の歴史やしくみも同様に知る事が出来ます。空港の中にある小さな博物館や資料館といえるでしょう。

空港周辺も景色良好!近くの「つどーむ」は雪まつり会場にも!

空港周辺も景色良好!近くの「つどーむ」は雪まつり会場にも!
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札幌丘珠空港から車で約2分、徒歩でも約12分で行ける場所に、空港からもよく見えるドーム施設「つどーむ(写真)」があります。普段はイベントや体育施設などで利用されていますが、1〜2月はさっぽろ雪まつりの会場にもなります。普段駐車場である場所に雪像や滑り台などが設営され、多くの利用者でにぎわいます。

なお雪まつり期間中(準備も含む)はつどーむに駐車出来ないので、地下鉄やバスなど公共交通機関を利用、どうしても車でなければ行けない人は、栄町駅や丘珠空港など少し離れた場所にある有料駐車場を利用し、会場まで歩くことになります。

空港周辺も景色良好!近くの「つどーむ」は雪まつり会場にも!
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つどーむ駐車場の中にある高台からは写真のように丘珠空港の滑走路がよく見え、離着陸をフェンスより高い場所で撮影できるポイントです。

空港周辺も景色良好!近くの「つどーむ」は雪まつり会場にも!
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丘珠空港の周辺は自衛隊基地や飛行機の格納庫などがある都心側以外は大半が「丘珠空港緑地」として整備されています。特に北西側(写真)と南東側は離着陸が間近に見える、航空ファンには外せない絶景ポイント!子供向けの遊具もあるので、親子連れにも最適です。

なお、冬季(12〜3月)は丘珠空港緑地の駐車場は利用不可。それ以外の時期は無料で7:00〜19:00のみ駐車可能です。車で丘珠空港緑地を楽しむ方は注意願います。

札幌丘珠空港の基本情報

住所:北海道札幌市東区丘珠町
電話番号:011-785-7871(札幌丘珠空港ビル株式会社)
アクセス:
JR札幌駅より車で約20分
地下鉄東豊線栄町駅よりバス(中央バス・北都交通)で約5分
地下鉄南北線麻生(あさぶ)駅よりバス(中央バス)で約15分

札幌中心部発着の空港連絡バス(北都交通)は、夏季のみ運行。JR札幌駅まで約30分
※冬季(12〜3月)は道路渋滞のため運休し、栄町駅〜丘珠空港の運行に縮小。地下鉄東豊線さっぽろ駅〜栄町駅は約11分です。

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/12/02 訪問

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