“学問の神様”道真公を祀る!東京・中野「北野神社」

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“学問の神様”道真公を祀る!東京・中野「北野神社」

“学問の神様”道真公を祀る!東京・中野「北野神社」

更新日:2019/01/29 13:22

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

「北野神社」は「新井天神」とも称され、御祭神は「菅原道真公」と、「倉稲魂命」の二柱である。「菅原道真公」は、文武両道の神として有名である。境内に横たわる「撫で牛」を撫でると「祈願成就」するとされ、受験シーズンには、志望校を目指す受験生が多く訪れている。また参道には、敬宮愛子様のご誕生をご慶祝し、「プリンセス雅」として登録されている桜の木が植樹されている。皇位継承の今年の春は一際、咲き誇るだろう。

「北野神社」の御祭神は二柱である

「北野神社」の御祭神は二柱である

写真:井伊 たびを

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東京都中野区新井にある「北野神社」は、新井一円の総鎮守であり、「新井天神」とも称し、この地区の人々はもちろん、関東近県からの参拝者で賑わっている。

御祭神は、文武両道の神とされる「菅原道真公」と、「日本書紀」に記される、食物を司る保食神「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」の二柱である。

「北野神社」の御祭神は二柱である

写真:井伊 たびを

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一礼し鳥居をくぐれば、まず迎えてくれる「狛犬」。1926年(大正15年)に奉納されたものである。筋肉質のがっしりとした体形に宿る大きな眼で、参拝客の挙動を窺いつつ、不審者の侵入を制限している。毛並みの滑らかさや、短い尻尾の美しいフォルムもお見落としなく!

「北野神社」の御祭神は二柱である

写真:井伊 たびを

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参道右手にある桜の木は、1993年(平成5年)6月9日に皇太子妃・雅子様ご成婚記念として、新種の桜の木を「プリンセス雅」として登録された銘木である。2001年(平成13年)12月1日敬宮愛子様のご誕生をご慶祝し、ここに植樹されている。今年、2019年5月1日の皇位継承に伴い、新たなる元号がスタートする。今年は一際、咲き誇ることだろう。

「牛」は菅原道真公の「おつかい」

「牛」は菅原道真公の「おつかい」

写真:井伊 たびを

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参道には立派な「撫で牛」が横たわっている。「撫で牛」とは、自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分を撫でたあと、その牛の身体の同じ箇所を撫でると、悪いところが 牛に移って病気が治るという俗信に基づく、ひとつの「風習」である。

「撫で牛」には、病気平癒のみならず、諸願成就にも効力があるとされ、開運を信じて常に牛の身体を撫でていれば、出世はもとより、 万事願いがかない、みずから思いもよらない幸運に恵まれることさえあるといわれている。

また「牛」は菅原道真公の「おつかい」と考えられている。志望校を目指す、受験生は「合格祈願」として、「撫で牛」を撫でに当社を訪れてはいかがだろう?

「新井薬師」の開祖「行春」が建立したとも・・・

「新井薬師」の開祖「行春」が建立したとも・・・

写真:井伊 たびを

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当社の創建年代は明らかではないが、古くは「天満宮」と称し、天正年間(1573〜1592年)、新井薬師の開祖である修行僧「行春」が建立したとも、それ以前よりこの地の鎮守社であったとも伝えられており、境内には「新井」という地名の由来ともなった井戸が現在も使用されている。

「菅原道真公」が九州下向の際、蜂の大群に悩まされた。そこへ多数の鷽(うそ)が飛来しこれを退治したとの言い伝えがある。さらには、「天満宮」での神事の際にも同様のことがあったと伝えられ、鷽は幸運を招くとされている。

毎年、新しい「うそ鳥」に替えると、これまでの悪い事が、“うそ”になり一年の吉兆(きっちょう)を招き、開運・出世・幸運を得ることができるとされており、正月には「うそ替え神事」が行われている。

また、鷽(うそ)の字が學(がく)の字に似ていることから、学問の神様である「天神様」とのつながりも、深いとも考えられている。

「新井薬師」の開祖「行春」が建立したとも・・・

写真:井伊 たびを

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拝殿前にいる「狛犬」は、江戸時代の名工の作かと、思いきや意外と新しい。1948年(昭和23年)の団塊世代生まれである。昭和の世に“江戸型狛犬”を、忠実に彫れた石工の存在に驚く。

「新井薬師」の開祖「行春」が建立したとも・・・

写真:井伊 たびを

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お尻を突き上げながら、「親獅子」を見上げている「子獅子」のポーズに、石工のこだわりが窺える秀作である。ホンワカとする親子の情感を、後世に伝えてゆくだろう“芸術作品”である。

境内社・稲荷神社

境内社・稲荷神社

写真:井伊 たびを

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境内社・稲荷神社の御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、稲のみたまの神。豊穣・万民豊楽の神霊であり、その御利益は、商売繁盛、産業興隆、芸能上達、家内安全、五穀豊穣である。

境内社・稲荷神社

写真:井伊 たびを

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「祈願成就」を願う!お稲荷さんのお守の整列が、とても愛くるしい風景を創りだしている。

境内社・大鳥神社

境内社・大鳥神社

写真:井伊 たびを

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大鳥神社の御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)である。諸国を平定した「日本武尊」は、白い大鳥になって降り立ったとされる地に祀られた。これが堺市にある「大鳥神社」である。

そもそも、「鳥」は「取り」に通じ、大鳥の熊手のような足で“福運”を掻き取るようにと、町の発展を願って御分霊を奉斎したのが始まりとされている。毎年、11月の「酉の市(とりのいち)」には、賑わいを見せている。

また、お時間に余裕があれば、近く「新井薬師」や、お隣の駅「沼袋」駅北口より、歩いて2分の「中野沼袋氷川神社」にも、参拝されることをお勧めする。詳しくは記事下の「関連MEMO」をご参照のこと。

北野神社の基本情報

住所:東京都中野区新井4-14-3
電話番号:03-3388-0135
アクセス:西武新宿線「新井薬師前」駅南口より徒歩約8分

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/21 訪問

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