写真:天草野 黒猫
地図を見る台湾を代表する景観地を集めた台湾八景。中でも特に絶景といわれるのが太魯閣(タロコ)國家公園です。台湾東部の花蓮(ファーリエン)にあり、鉄道で約2時間程度と手軽に行ける場所。また、2018年リニューアルの山と木をコンセプトにデザインされた新花蓮駅も見所です。
台湾鉄道のチケットは、インターネットで予約・購入可能。日本語サイトも有り。乗車14日前から予約開始で、金曜日に限り翌々週日曜日までの乗車券を予約できます。台湾でも直ぐに売り切れてしまう路線のため、早めの購入がベター。
写真:天草野 黒猫
地図を見る台湾市民にも人気の太魯閣(タロコ)。連なる山々、断崖絶壁に美しく刻まれた地層はなんと大理石!アメリカのグランドキャニオンに対比される程の渓谷は、写真に収めきれない素晴らしさです。
写真:天草野 黒猫
地図を見る太魯閣国立公園の入口にあるのが、ビジターセンター(太魯閣遊客中心)。1Fには売店や喫茶店もあり、道路情報など太魯閣の情報収集に最適な場所です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る地下2階は、先住の山地民族のタロコ族の歴史や生活様式。自然や生体レジャー館など観光に役立つ展示室があります。
写真:天草野 黒猫
地図を見る台湾政府公認16先住民族のひとつ、タロコ族。嶮しい山に住み、世襲の頭目が村をまとめ、祖先の霊を崇拝した部族。成人になると男女共に刺青をする風習があったのも特徴です。また日本統治下、日本はタロコの人々を支配し悲劇的な戦いもありました。
写真:天草野 黒猫
地図を見るくねくねと山を登り、トンネルをぬけると、砂卡礑(シャカーダン)に到着です。橋の両端には100匹の大理石でできた獅子がお出迎え。この獅子たち、100匹ともお顔が違うんですよ。
写真:天草野 黒猫
地図を見るハイキングコースも多い太魯閣。「砂卡礑歩道」は約4.5キロ、大理石の岩盤を手掘りでくりぬき作られた遊歩道です。運がよければタイワンザルが山を登る姿に出会える事もあります。
写真:天草野 黒猫
地図を見る砂卡礑渓の川沿いを歩く「砂卡礑歩道」。ごろんと転がる岩も大理石が浸食され丸くなったもの。岩の見事な模様は、2,3億年前からの歴史を閉じ込めた地層です。タロコ族の言葉でシャカーダン=臼歯(一番奥の歯)。タロコ族がここで臼歯を掘り当てたとも、転がる石の形が臼歯ににているからともいわれています。
写真:天草野 黒猫
地図を見る太魯閣の中で、渓谷が急に狭くなる「燕子口」。落石の恐れもあるため、ヘルメットの着用が必須となっている場所です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る両側に岩の壁がそそり立ち、岩肌にはマーブル模様の大理石の地層。この雄大さ、美しさは圧巻です。岩壁には、ポットホールと呼ばれる穴がいくつもあります。長い年月をかけ濁流の浸食でできた穴。実際は飛び交うのみで巣は作られませんが、ツバメが巣を作ると言い伝えられてきた事から「燕子口」の名前がついたと言われます。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「燕子口」の先の名所が「インディアンの酋長岩」。え?どこがインディアンですって。向かって右手、川のそばの白い岩が顔、緑の部分が酋長の羽の帽子みたいに見えてきませんか。
写真:天草野 黒猫
地図を見る太魯閣國家公園で最も広い場所であり、観光の折返し地点にもなっているのが「天祥」です。休憩や食事ができる場所、郵便局や宿泊施設もあります。
写真:天草野 黒猫
地図を見る大沙渓と塔次基里渓は「天祥」で合流し立霧渓となります。写真の川の色、真ん中で違った色になっているのがわかりますか。日本であまり見ることのない、不思議な光景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る太魯閣國家公園の総面積は9万2000ヘクタール。広いため、バスの移動もできますが、チャーターのタクシーがおすすめです。見たことのない風景、見に行ってみませんか。
住所:花蓮県秀林郷富世村291号
電話番号:+886-3-8621100
アクセス:台湾鉄道 台北駅〜花蓮駅
太魯閣号・普悠瑪号(約2時間〜2時間30分)自強号(約3時間)花蓮駅より車で1時間程度
*関連MEMOにある台湾鉄路管理局のサイトより購入予約可能。購入時は時差が1時間あることにご注意を!
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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