アテネの見所を1日でぐるり!王道1日モデルコース

アテネの見所を1日でぐるり!王道1日モデルコース

更新日:2018/12/12 12:53

中山 久美子のプロフィール写真 中山 久美子 日伊通訳&コーディネイター、ライター
ギリシャの首都であるアテネは、古代遺跡の宝庫。遺跡好きには1日ではとても足りませんが、主要なものだけで十分、という方も多いのでは?この記事では、主要遺跡を周りながらも、グルメや散策など遺跡以外の楽しみも盛り込んだ、1日プランを紹介します!

午前中:最大の見所「アクロポリス」をミュージアムも合わせて堪能

午前中:最大の見所「アクロポリス」をミュージアムも合わせて堪能

写真:中山 久美子

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まずはアテネ一番の見所、アクロポリスへ。アクロポリスは日によってはチケット売り場が混んでいるので、混んでいればまずアクロポリス博物館に行ってみましょう。アクロポリスで見つかった様々な彫刻や出土品が収蔵・展示され、またパルテノン神殿のオリジナル彫刻が神殿の構成通りに展示されています。アクロポリスへ行く前後に見ると、とても理解が深まりますよ。アクロポリスのチケット売り場が空いていれば、先にチケットを買っておくと後の入場がスムーズです。

<アクロポリス博物館の基本情報>
住所:Dionysiou Areopagitou 15
電話番号(大代表):+30-210-9000900
アクセス:地下鉄・アクロポリ駅より徒歩1分

午前中:最大の見所「アクロポリス」をミュージアムも合わせて堪能

写真:中山 久美子

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アテネのアクロポリスは、1987年登録の世界遺産。敷地は広く、様々な遺跡を見ながら上に登ってゆくので、歩きやすい靴は必須です!

まず最初に出てくるのが、半円形のディオニソス劇場。イロド・アティコス音楽堂は現在は修復され、様々なコンサート等に利用されています。プロピュライア(前門)をくぐる前は、市街のパノラマ、そしてアテナ・ニケ神殿をお見逃しなく!ただし、手すりなどがなく滑りやすいので、人が多い時は特に気を付けて下さい。

午前中:最大の見所「アクロポリス」をミュージアムも合わせて堪能

写真:中山 久美子

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プロピュライアを抜けると、そこはアクロポリスの中心。数々残る神殿跡の中でも一際大きく中心にあるのが、パルテノン神殿です。修復中ではありますが、その迫力と存在感に圧倒されることでしょう。

帰りは、門を抜けた後に入った方とは逆の西側出口へ。時間のある方はアレイオス・パゴスの岩に上って、違う角度からアクロポリスを鑑賞してみて下さいね。

<アクロポリスの基本情報>
住所:Dionissiou Areopagitou St
電話番号(事務所):+30-21-0321-4172
アクセス:地下鉄・アクロポリス駅より入口まで徒歩1分

ランチ:インスタ映えするテラス席で、ギリシャ料理を満喫

ランチ:インスタ映えするテラス席で、ギリシャ料理を満喫

写真:中山 久美子

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じっくり遺跡を見たらけっこう疲れるので、ランチとその後は遺跡なしでリフレッシュ。アクロポリスの北側へ降りていくと、とてもフォトジェニックな階段に出ます。両脇にレストランやカフェが並びますが、今回ご紹介するPalio Tetradioはちょうど真ん中、ブドウ棚が目印のお店です。もちろん、おススメは外の席。

ランチ:インスタ映えするテラス席で、ギリシャ料理を満喫

写真:中山 久美子

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ここではがっつりギリシャの郷土料理を頂きましょう!キュウリとヨーグルトのディップ・ジャジキ、スパイスの効いた野菜のラザニア・ムサカ、フェタチーズたっぷりのギリシャ風サラダ、ブドウの葉でご飯をくるんだドルマデス、肉の串焼き・スブラキなど。飲み物はギリシャビールのミトスか、地元の白ワインをどうぞ。

<Palio Tetradioの基本情報>
住所:Mnisikleous 27, Plaka
電話番号:+30-21-0321-1903
アクセス:地下鉄・モナスティラキ駅より徒歩8分

ランチ:インスタ映えするテラス席で、ギリシャ料理を満喫

写真:中山 久美子

ランチ後は、そのままアテネ市の繁華街・プラカ地区の散策へ。情緒ある路地にはオシャレなカフェ、目抜き通りにはお土産屋さんが軒を連ね、ブラブラ歩くだけでも楽しいです。

次の目的地であるパナシナイコ・スタジアムへは、楽に行きたい人はシンタグマからトラムに乗り、健脚派の人はゼウスの神殿を外から見ながら行ってみましょう。

午後:第一回近代オリンピック開催!総大理石の「パナシナイコ・スタジアム」

午後:第一回近代オリンピック開催!総大理石の「パナシナイコ・スタジアム」

写真:中山 久美子

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1896年の第一回近代オリンピックが開催地されたパナシナイコ・スタジアムは、今でも使用され、普段は見学もできるようになっています。ここの素晴らしい所は、チケット料金に11か国語対応のオーディオガイドがついてくるところ。オリンピックの歴史から建築的な説明まで、日本語ガイドを聞きながら見学できます。

午後:第一回近代オリンピック開催!総大理石の「パナシナイコ・スタジアム」

写真:中山 久美子

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入口の斜め対面にあるゲートからは、選手の控室に続く廊下が。そこから階段を上った2階には、歴代オリンピックのポスター展示と記念品販売ショップがあります。

<パナシナイコ・スタジアムの基本情報>
住所:Leof. Vasileos Konstantinou, Athina 116 35
電話番号(事務所):+30-210-75-22-984-6
アクセス:地下鉄・シンタグマ駅より徒歩14分、トラム・ザッペイオン駅より徒歩5分

夕方:もう1つの遺跡の見所、「古代アゴラ」

夕方:もう1つの遺跡の見所、「古代アゴラ」

写真:中山 久美子

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アテネ古代遺跡のもう1つの見所、古代アゴラ。アクロポリスが信仰の中心である一方、アゴラは都市生活の中心でした。アッタロスのストアはオリジナルではなく修復されたもので、現在中は博物館となっています。

夕方:もう1つの遺跡の見所、「古代アゴラ」

写真:中山 久美子

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広い古代アゴラ内には、他にも様々な建物の遺跡が残っていますが、ほとんどが礎石だけのもの。その中でほぼ完全に残っているのが、このヘファイストス神殿です。

<古代アゴラの基本情報>
住所:Adrianou 24
電話番号:+30-21-0321-0185
アクセス:地下鉄・ティセイオ駅、モナスティラキ駅より徒歩4分

夕暮れ〜夜:アテネ観光の締めくくりは、ライトアップしたアクロポリスの絶景

夕暮れ〜夜:アテネ観光の締めくくりは、ライトアップしたアクロポリスの絶景

写真:中山 久美子

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古代アゴラの後は、最寄り駅のモナスティラキへ。この界隈も各種ショップやカフェが集まる繁華街で、いつも多くの人で賑わっています。

夕暮れ〜夜:アテネ観光の締めくくりは、ライトアップしたアクロポリスの絶景

写真:中山 久美子

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モナスティラキの広場から北西側のエリアが、おしゃれなパブやインテリアショップが並ぶプシリ地区。このエリアにあるAtlantikosは、アテネでは意外に少ない魚料理が気軽に食べられる人気店です。カジュアルで開放的な空間で、フライや串焼きなどを楽しんで下さいね。

<Atlantikosの基本情報>
住所:Avliton 7
電話番号:+30-21-3033-0850
アクセス:地下鉄・モナスティラキ駅より徒歩5分

夕暮れ〜夜:アテネ観光の締めくくりは、ライトアップしたアクロポリスの絶景

写真:中山 久美子

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まだまだ体力のある人は、ぜひアクロポリスのライトアップを!プシリ地区から古代アゴラの西側を沿うように歩き、坂を上ってたどり着くのがフィロパポスの丘です。アテネの7つの丘で有名なのはリュカベトスの丘ですが、このフィロパポスの丘は人が少ない穴場。しかもアクロポリスにもとても近いので、間近でアクロポリスとアテネの町、そして一際高いリュカベトスの丘を眺めることができます。ただし夜道は暗く人通りも少ないので、不安な方はタクシーでリュカベトスの丘へ行きましょう。

遺跡を軸にグルメや絶景まで、アテネの見所を1日でクリア!

アテネの見所は何よりも遺跡ですが、遺跡ばかり立て続けに見るとかなり疲れるもの。遺跡見学の合間にランチやショッピング、違うテイストの観光スポットを入れると、ストレスなく次の遺跡見学も楽しめます。複数日滞在の方は、遺跡パスや地下鉄・トラム・バスのアテネパスを有効に活用して、アテネ観光を満喫してくださいね。

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/09−2018/09/11 訪問

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